香港子連れ旅行3泊4日完全ガイド｜駅直結ホテル宿泊記・家族旅行モデルコース・香港ディズニーランド体験談

2025年、家族4人で香港へ3泊4日旅行。泊まったのは尖沙咀とディズニーランドの中間地点にあるニーナホテルツェンワンウエストです。香港はグルメや夜景、そして香港ディズニーランド（最新の「アナと雪の女王」エリアも入場予約不要で20分待ちで乗れました！）など、家族みんなで楽しめる魅力が詰まった旅行先です。実際に子どもと一緒に3泊4日の香港旅行を体験した筆者が、結論から言えば「香港は子連れ旅行に最適で大満足の旅先」でした。その理由は、東京ディズニーランドより空いていて快適な香港ディズニーランドや、ガイドブックに載っていない穴場エリアにある駅直結の子連れに優しいホテルに泊まれたことなど、嬉しい驚きがたくさんあったからです。この記事では、その体験をもとに香港子連れ旅行を成功させるためのポイントを論理的かつ分かりやすく紹介します。

香港旅行を検討中の方が気になる「香港 子連れ 3泊4日で何をするべきか」「家族向けホテルの選び方」「香港ディズニーランドは子連れでも楽しめる？」といった疑問にすべて答えるべく、旅程モデルコース・ホテルレビュー・ディズニー攻略法の3本柱で徹底解説します。駅直結の便利ホテルや安心できる治安情報、実際に行って感じた混雑状況や節約術まで、実体験に基づくノウハウをギュッと凝縮しています。家族旅行の計画に役立つ情報が満載なので、ぜひ最後まで参考にしてください。

何泊がベスト？子連れ香港旅行に最適な滞在日数は

短期間でも子ども連れで香港を満喫するなら、2泊3日でも主要スポットを効率よく楽しむことができます。例えばモデルコースとして、1日目は夕方に到着して香港の夜景やナイトマーケットを散策、2日目は丸一日香港ディズニーランドで遊び、3日目は朝に飲茶やお土産ショッピングを楽しんでから午後の便で帰国、というプランが立てられます。コンパクトな日程でもポイントを押さえれば十分楽しめるでしょう。

一方、3泊4日以上の余裕をもって訪れると、さらに充実した旅になります。3泊4日モデルコースなら、ディズニーランドに加えて市内観光やローカルグルメ巡り、さらには海洋公園（オーシャンパーク）などのアクティビティも盛り込めます。日数に余裕がある分、子どものお昼寝や休憩時間も確保しやすく、夜景クルーズや世界遺産級のスポット巡りなどもゆったり楽しめます。特に4日間あればホテルのプールでのんびり過ごす時間も作れるので、リゾート気分も味わえて子どもも大喜びです。

香港子連れ旅行の治安とホテル選びのコツ

香港の治安は比較的良好で、子連れ旅行先として安心できる都市です。ただし繁華街ではスリや置き引きに注意し、夜遅くの裏通り歩きを避けるなど基本的な対策は必要です。小さな子ども連れの場合、ホテル周辺の安全性も気になりますが、主要エリアやショッピングモール直結のホテルであれば夜間の移動も少なく安心です。

ホテル選びでは、香港ディズニーランドをメインに考える家族旅行なら、思い切ってディズニー公式ホテル以外の選択肢も検討しましょう。香港ディズニーランド周辺には3軒のディズニー直営ホテルがありますが、価格が高いうえ、パーク以外の観光地へ行くには移動が不便と感じました。そのため我が家では直営ではなく、ディズニーランドからタクシーで20分程度の場所にあり、市街地へのアクセスも良いホテルを選びました。

結果、大正解だったのが荃灣（ツェンワン）地区のホテルです。このエリアは観光ガイドブックにほとんど載っていない穴場ですが、実は香港を効率よく楽しむには理想的な立地でした。選んだホテルは荃灣西エリアにあり、MTR（電車）の荃灣西駅と直結しているため市内移動も乗り換えなしでラクラク。さらに香港ディズニーランドへもタクシーで約20分と近く、移動のストレスが少なかったです。周辺はローカルな市場や大きなショッピングモールもあって生活利便性が高く、「暮らすように旅する」体験ができたのも子連れには嬉しいポイントでした。

肝心のホテル自体も、子連れ目線でとても満足のいくものでした。私たちが宿泊したのは、五つ星ホテルの「ニーナ ホテル 荃灣西（Tsuen Wan West）」です。以下、宿泊詳細とレビューをまとめます。

ニーナ ホテル ツェンワン ウェスト｜お部屋情報

部屋の広さ・設備: 高層階のファミリールームに宿泊しましたが、32㎡の広々とした空間でスーツケースやベビーカーを広げても十分な余裕がありました。内装はモダンで清潔感があり、無料Wi-Fiやミネラルウォーター、紅茶・コーヒーセットなどアメニティも充実。ベッドの寝心地も良く、子どもたちも毎晩ぐっすり眠って体力回復できました。部屋の清掃も行き届いており、気持ちよく滞在できました。

ホテルの施設: 五つ星ホテルだけあって館内施設も充実しています。屋外プールやキッズルーム、ジムなどが併設されており、子ども向けのサービスも手厚いです。特に印象的だったのは、プール横の池に鯉が泳いでいてスタッフが「エサをあげてみますか？」と声をかけてくれたことです。子どもは初めての餌やり体験に大喜び！またジム内には卓球ルームもあり、家族で1時間ほど貸切状態で遊べてしまいました。スタッフの方々はとても親切で、こちらが日本語しか話せなくても笑顔で対応してくれ、子連れ旅行者へのホスピタリティを強く感じました。

立地の便利さ: 何と言っても駅直結の便利さが最高でした。香港国際空港からホテルへはエアポートバス（A31系統）で直行でき、運賃も約20HKDと安価です。ホテルは大型ショッピングモール「シティウォーク（荃新天地）」に隣接しており、到着日の夜や早朝のちょっとした買い出しにも困りません。周辺には地元のローカル市場や屋台グルメも広がっていて、安全な範囲で香港の下町散策も楽しめました。「香港市街地のど真ん中のホテルに泊まるより、ディズニー中心の旅には荃灣西の立地が大正解だった」と感じています。

リーズナブルな料金: 驚くべきはそのコストパフォーマンスです。ファミリールームに家族4人で泊まって3泊約5万円台というのは、日本の同等クラスホテルでは考えられないお得さでした。しかも宿泊前にAgodaで航空券とセット予約したことで、ホテル単体よりさらに割引が効いていました。サービスの質や設備からすると破格で、**「次回また香港に行くなら絶対このホテルに泊まりたい！」**と思える満足度でした。

注意点: 強いて言えば、私たちが訪れた時期はたまたま屋外プールが清掃休業中で利用できなかった点は惜しかったです（もっとも春先の旅程でプール遊びの予定はなかったので大きな問題ではありませんでした）。プール利用を楽しみにする場合は、事前に公式サイトで営業状況を確認すると良いでしょう。夏のプール開放期間であれば子どもたちはさらに楽しめるはずです。また、荃灣エリアはディズニーランドや空港へのアクセスは便利ですが、香港島方面など他の観光スポットへは地下鉄で乗り換えが必要な場合があります。それでも駅直結なので移動のハードルは低く、トータルでは家族連れに最高のロケーションでした。

香港エクスプレスでお得に！我が家の移動手段とフライト体験

今回の旅行では、移動手段としてLCCの「香港エクスプレス（HK Express）」を利用しました。成田空港から香港国際空港まで直行便があり、フライト時間は往路約5時間30分／復路約4時間30分です。LCCというと子連れには心配なイメージもあるかもしれませんが、実際には座席も十分快適で、発着時間も子どもの生活リズムに合わせやすい時間帯だったため問題ありませんでした。事前にオンラインチェックインを済ませ、受託手荷物やベビーカーの扱いも事前確認しておくことで当日スムーズに対応できました。

座席指定と荷物: 香港エクスプレスでは基本運賃を安く抑える代わりに、座席指定や預け荷物は有料オプションとなります。我が家は子ども連れということで往復ともに追加荷物1個と座席指定を付け、合計約5万円のオプション料金がかかりました。ただし期間限定で子どもの座席指定が無料になるキャンペーン（2～11歳対象）も行っており、我が家もそのおかげで子ども分は無料でコンフォートシートを指定できました。最新のキャンペーン情報は航空会社の公式サイトやSNSで要チェックです。

機内での過ごし方: LCCの機内はモニター設備がない分、シート周りが広く感じられました。事前にタブレットに子ども向けアニメをダウンロードしておき、フライト中に見せたところ飽きることなく大人しく過ごしてくれました。また、子どものお気に入りのお菓子や飲み物も持ち込み（密閉されたスナックは持ち込みOK）、空腹やぐずり対策も万全に。幸い手荷物検査でも特に指摘されることなく、周囲に迷惑をかけることもありませんでした。LCCでもちょっとした工夫で子連れフライトは快適になります。

Agodaで香港ホテル予約はコスパ最強｜家族4人で20万円台

気になる今回の旅行費用ですが、家族4人で総額約20万8千円に収まりました。内訳は往復航空券＋ホテル（3泊）パッケージ代が約13万5千円、燃油サーチャージ・空港税などが約7万3千円です。ホテル単体の宿泊費が約5万5千円だったことを考えると、航空券とホテルをまとめて予約することで大幅割引が適用されたのがわかります。これはAgodaの「航空券＋ホテル」セット予約を活用したおかげで、もし別々に手配していたら同じ内容でも数万円は高くついていたでしょう。

日本国内の旅行、とりわけ東京ディズニーリゾートへの旅は何かと高くつきがちですが、今回のように海外の香港ディズニーランド旅行を計画すれば、家族4人で20万円台と意外にお得に非日常体験ができました。例えば東京ディズニーランドのホテル宿泊付きバケーションパッケージと比較すると、香港旅行の方が安く収まり、さらに子どもにとっては初海外・英語圏での刺激的な経験にもなります。経済的にも教育的にも価値ある旅になったと感じています。

予約のコツ: Agodaなどのオンライン予約サイトでは、早期予約割引や直前セール、会員限定クーポンが頻繁に提供されています。私たちも計画が決まった段階で早めに予約し、キャンペーン価格を狙いました。また、Agodaは表示が日本語対応で子連れ歓迎プラン（「添い寝無料」など）の条件がわかりやすいのも助かりました。支払いも事前決済か現地払いか選べ、キャンセル無料プランも多いので子どもの急な体調不良にも柔軟に対応できます。

現地での節約術: 現地では食事代や交通費も積み重なると侮れません。節約ポイントとして、香港ディズニーランドには飲食物の持ち込みルールを上手に活用しました。詳しくは次のディズニー攻略編で述べますが、コンビニで買ったペットボトル飲料や個包装のおやつ、果物などは持参可能なので、ランチ代を浮かせることができます。また地下鉄やバスなど公共交通機関は大人同伴なら小さな子どもは無料だったり、オクトパスカード（ICカード）で乗ると割引が効いたりするので、積極的に活用しました。トータルでは国内旅行よりコスパよく過ごせた印象です。

香港ディズニーランド体験記＆攻略法【子連れでも快適！】

子連れ香港旅行のハイライトといえば、やはり香港ディズニーランドです。香港ディズニーランドはパークの規模が東京の約6割程度とやや小さめですが、その分1日で主要アトラクションをほぼ遊び尽くせる手頃さがあります。私たちは開園時間の朝イチから入園し、午前中にファンタジーランド（小さな子ども向けエリアが充実）、午後はトゥモローランドやアドベンチャーランドといった具合にメリハリをつけて回りました。結果、夕方までには人気のライドやショーをほぼ制覇でき、親も子も大満足の一日となりました。

ちなみに東京ディズニーランドでは入園抽選や事前予約が必要なこともある新エリア（例: アナと雪の女王エリア）も、香港では予約不要で朝一番から並べばOK。私たちも「ワンダラス・ブック（アナ雪エリアのライド）」に20分待ちほどで乗れてしまい、その空き具合に驚きました。「ディズニーランドに行くなら、人混みの少ない香港を選びたい」と感じたほど、パーク内はゆったりしていて子連れでも移動や待ち時間のストレスが少なかったです。

ホテルからディズニーランドへのアクセス

宿泊先のニーナ ホテル 荃灣西から香港ディズニーランドへは、タクシーで約15～20分で到着します。朝は子どもたちもしっかり朝食を取ってから余裕をもって出発しました。タクシー代は片道200HKD弱（約3,500円程度）で、4人家族でドアツードアの快適さを考えれば納得の価格でした。行きはホテルのフロントでタクシーを呼んでもらいスムーズに出発。帰りはパーク閉園間際にタクシー乗り場が混雑し始める前に早めにアプリで配車手配しました（少し早く着きすぎて待機料金が加算されてしまいましたが、それでも許容範囲でした）。小さな子ども連れなら、荷物も多いのでタクシー移動がおすすめです。電車移動も可能ですが、乗り換えが発生するため疲れている帰路にはタクシーのほうが楽でした。

ディズニーランドでの食事と持ち込みルール

香港ディズニーランドの園内レストランは、セットメニューで1食あたり100～150HKD前後（日本円で約1,800～2,700円）とやや高めでした。家族全員で食べると結構な出費になります。そこで我が家は事前にホテル近くのコンビニでサンドイッチやフルーツを購入して持参しました。結果、子どもが小腹を空かせた時にすぐ食べさせられたうえ、昼食代の節約にもなり一石二鳥！公式ルールでも、「個別包装された軽食（スナック類）や果物、ペットボトル飲料」は持ち込みOKと明記されています。ただし再加熱が必要な食品や強い匂いのするもの、アルコール類は持ち込み禁止なので注意しましょう。

もちろん「せっかくディズニーに来たのだから園内の食事も楽しみたい」という場合は、ミールクーポン付き入場チケットを活用する手もあります。事前に公式サイト等で販売しているお得なセット券を購入すれば、レストラン利用がお得になるうえスムーズです。子連れだと並んで注文・会計する時間も惜しいので、クーポンを使って時短＆節約するのも賢い方法でしょう。

• 9:30 入園＆ミッキー花壇で写真撮影
• 10:00 ファンタジーランドでプリンセス系アトラクション
• 12:00 ランチはトゥモローランドのフードコート
• 14:00 スターウォーズ系エリアで冒険
• 16:00 パレード鑑賞（場所取り重要）
• 18:00 お土産購入＆写真タイム

子どもが楽しめるポイントいろいろ

香港ディズニーランドには未就学児でも楽しめるアトラクションが多く揃っています。キャラクターグリーティングも東京に比べて待ち時間が短く、ミッキーやプリンセスたちと写真を撮る機会もたくさんありました。また、パレードやショーは英語・広東語ですが、音楽と迫力あるパフォーマンスで小さな子も目を輝かせて見入っていました。異文化圏のディズニーならではの雰囲気も新鮮だったようで、「日本のディズニーランドとの違い探し」を家族で楽しむ余裕もありました。

さらに香港ディズニー以外にも、子どもが喜ぶスポットは盛りだくさんです。時間に余裕があれば香港ならではの体験もぜひ取り入れてみてください。例えば、ビクトリアピークでトラムに乗って夜景鑑賞をしたり、ノスタルジックな2階建て路面電車（トラム）に乗車したり、ランタオ島のロープウェイ「昂坪360」で空中散歩を楽しんだりと、遊園地以外でも非日常体験ができます。街中のローカルマーケットで珍しい南国フルーツや屋台グルメを親子で試してみるのも良い思い出になりますよ。

香港家族旅行は計画次第で快適＆お得にできる！

香港は全体的に治安が良く、人々も親切なので子連れ旅行でも安心して楽しめる魅力的な都市です。滞在日数は2泊3日でも充実した旅になりますが、3泊4日以上あればさらにゆとりが生まれ、ホテルのプールでのんびり過ごす時間まで確保できます。旅行費用についても工夫次第で抑えることが可能です。航空券とホテルはまとめてAgodaで予約し、現地では飲食の持ち込みやクーポン活用を取り入れることで、家族旅行でも予算内に収めつつ最高の体験を得ることができました。

今回宿泊したニーナ ホテル 荃灣西は、以下のようなご家庭にベストな選択肢だと感じました。

• ✨ 「ディズニーランド中心に観光したい」 … パーク往復がタクシー20分で楽々。公式ホテルよりコスパ良好
• ✨ 「子どもに香港のローカル文化も体験させたい」 … 周辺に市場や屋台があり、安全に異文化体験ができる
• ✨ 「旅費は抑えつつも快適に過ごしたい」 … 5つ星の設備とサービスなのに料金は良心的。駅直結で移動も便利

実際、香港ディズニーランドと本場の香港グルメ・文化体験を同時に楽しめる旅行となり、家族全員の思い出に残る3泊4日になりました。「次回もし香港に行くなら、迷わず同じホテルに泊まって同じプランで回りたい！」と思えるほど満足度の高い旅でした。ぜひ本記事の内容を参考に、ご自身の香港子連れ旅行プランを練ってみてください。きっと論理的に計画された旅程が、皆さんの家族旅行をより快適で楽しいものにしてくれるはずです。香港で素敵な家族の思い出を作ってきてください。