三世代で沖縄旅行をする際、ホテル選びは滞在の満足度を大きく左右します。今回は、2025年の実体験をもとに、私たち家族8名が泊まった「ホテル アラクージュ浦添」と「ハイアットリージェンシー那覇 沖縄」を徹底比較。立地・設備・食事・アクセス・コスパの観点から、それぞれのホテルの魅力と注意点を紹介します。

比較①:立地・アクセス
- ホテルアラクージュ浦添:那覇空港から車で約30分。近くに「サンエー浦添西海岸PARCO CITY」があり、買い物・食事が便利。
- ハイアットリージェンシー那覇沖縄:那覇市の中心・国際通り近く。モノレール牧志駅から徒歩圏内で、観光・土産購入に最適。
比較②:部屋と設備
- ホテルアラクージュ浦添: 4人家族は「コーナーデラックスツイン(52㎡)」に宿泊。広々とした空間で、8名が1部屋に集まっても圧迫感なし。祖父母の部屋から椅子を持ち込んで、みんなで団らんができた。 浴室はバスタブと洗い場が別々で、子どもや高齢者も使いやすい構造。
祖父母は「デラックスウィンドーシート(36㎡)」に宿泊し、窓辺のベンチで海を眺めながらのんびりと過ごせた。 - ハイアットリージェンシー那覇沖縄: 全室28㎡のツインルーム。コンパクトながら上質な内装で高級感あり。ただし、トイレとバスタブが同一空間で、子どもと一緒の入浴や高齢者の使用にはやや不便に感じた。
比較③:朝食の満足度
- ホテルアラクージュ浦添:
朝食は和洋バランスよく、3日間でも飽きにくい工夫がされていましたが、1日目と3日目は内容がやや似ていた印象です。ただ、全く不満はありませんでした。
特に子どもたちに人気だったのが、自動で焼けるパンケーキマシン!楽しみながら食べられる演出に、朝から笑顔があふれました。 - ハイアットリージェンシー那覇沖縄:高級ホテルらしい洗練された朝食ビュッフェが魅力。スモークサーモン、生ハム、チーズなどの上質な素材に加えて、エッグベネディクトやフレンチトーストなど、手の込んだ料理が豊富に揃っていました。
特筆すべきは、日替わりの3種類のスムージー。どれも高品質で美味しく、健康志向の方にも嬉しいポイントでした。全体の品数も多く、2日間の滞在ではすべてを食べきれないほど。ドレッシングやジャムの種類も豊富で、朝からちょっとした贅沢気分が味わえました。和洋バランスが取れた品揃えで大満足でした。
比較④:プールと子連れ対応
- ホテルアラクージュ浦添:
プールは朝食会場に隣接した屋外にあり、海を見渡せるロケーションが魅力。こぢんまりとしたサイズ感ながら、子連れでも安心して楽しめる深さ・広さで、家族連れにはちょうど良い設計でした。朝食後にすぐに水遊びを始められる点も便利で、滞在中は毎日のようにプールを満喫できました。 - ハイアットリージェンシー那覇沖縄:
プールには水着、ゴーグル、浮き輪、タオルが無料でレンタルできるサービスがあり、まさに“手ぶらでOK”の快適さ。プール後の水着を洗う手間も省けて、最高でした。チェックアウト日の最後まで、水着をしまう必要がないため、プールを楽しみました。
特に印象的だったのは、普段プールに入らない祖父母までも「それなら入ろうか」と参加してくれたこと。今回、膝が悪くて、歩くのに苦労していた祖母が、プールの中であれば痛みなく歩くことができ、孫との楽しい思い出ができました。
浮き輪も個別に無料レンタルでき、ジャグジーもすぐ横にあるため、体をすぐに温められる点が高評価でした。
また、ちょっとした時間にも気軽に利用でき、旅程の合間にリフレッシュするには最高の環境でした。
比較⑤:コストパフォーマンス
- ホテルアラクージュ浦添:1泊あたり約¥12,000円(朝食込み)とリーズナブル。駐車場は一泊1,500円。小学生添い寝無料!
- ハイアットリージェンシー那覇沖縄:1泊あたり約18,000円(朝食込み)。やや高めだが、那覇中心の立地とブランド価値に納得。駐車場は近隣コインパーキング一泊1,100円。小学生添い寝無料!
まとめ:どちらを選ぶべき?
家族でリラックスした時間を過ごしたいなら「ホテルアラクージュ浦添」、観光の拠点として利便性を重視するなら「ハイアットリージェンシー那覇沖縄」がおすすめです。どちらも三世代旅行に適したサービスが整っており、スケジュールに合わせて上手に使い分けるのがベストです。