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RIMOWAと比較して、サムソナイトにしました
大型スーツケースを買うとき、RIMOWAと最後まで迷いました。選んだのはサムソナイトです。決め手は重さでした。
買ったのは2012年5月6日。当時のモデル「コスモライト」の74cm・88Lです。2026年9月まで数えると14年4か月。壊れたところは一つもありません。後悔していません。
ただしRIMOWAのデザインはかっこいいと思います。値段を気にしないなら、そちらを選ぶ人がいても分かります。
私のはコスモライト(旧モデル)。いま売っているのは後継の「シーライト」
私が使っているコスモライトは2019年に生産終了しました。いま買えるのは後継のシーライト(C-LITE)です。
素材(Curv®)も、受賞したシルエットも引き継がれています。同じ75cm・94Lで比べると、重さもほぼ同じです。祖父母は現行のシーライトを使っています。
| 私のコスモライト(2012年) | 現行シーライト(2026年) | |
|---|---|---|
| サイズ | 74cm | 75cm |
| 容量 | 88L | 94L |
| 重さ | 3.4kg | 2.8kg |
| 1Lあたり | 39g | 30g |
現行のほうが6L大きくて、0.6kg軽くなっています。私のものより良くなっている、というのが正直なところです。
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なぜ最軽量にこだわったのか
新婚旅行で23kg制限を1kg超過し、その場で荷物を出した
きっかけはイタリアへの新婚旅行でした。それまで使っていたスーツケースが重く、23kgの制限を1kgほど超えてしまいました。
しかも厳格に判定されました。その場でスーツケースを開けて中身を取り出し、超過料金は払わずに済んでいます。ただ、あの時間はもう味わいたくありません。お土産もたくさん買いたいです。
それ以来、スーツケースは重さで選ぶようになりました。本体が軽ければ、そのぶん中身を入れられます。
シーライトとRIMOWAを、同じ条件で比べました
比べるときは、各社の最軽量ライン同士で並べないと意味がありません。RIMOWAには標準の「エッセンシャル」と、軽量の「エッセンシャル ライト」があります。
最軽量ライン同士|シーライト2.8kg とRIMOWAライト3.7kg
| サムソナイト シーライト | RIMOWA エッセンシャル ライト | |
|---|---|---|
| モデル | スピナー75 | チェックインL |
| 容量 | 94L | 81L |
| 重さ | 2.8kg | 3.7kg |
| 素材 | Curv® | ポリカーボネート |
シーライトのほうが0.9kg軽く、13L大きいという結果でした。軽くて大きいほうを選ばない理由が、私には見つかりませんでした。
1Lあたりの重さで見ると、差はもっとはっきりします
容量が違うもの同士を比べるには、1リットルあたり何グラムかを見ると分かりやすくなります。
| モデル | 容量 | 重さ | 1Lあたり |
|---|---|---|---|
| シーライト スピナー75(現行) | 94L | 2.8kg | 30g |
| 私のコスモライト74(2012年) | 88L | 3.4kg | 39g |
| RIMOWA エッセンシャル ライト L | 81L | 3.7kg | 46g |
| RIMOWA エッセンシャル L | 85L | 4.8kg | 56g |
シーライトは30g。RIMOWAのライトでも46gです。
14年前のコスモライトでも39gで、いまのRIMOWAライトより軽い計算になります。
値段|定価94,600円が、通販では44,999円
シーライト スピナー75(94L)のサムソナイト公式の定価は94,600円です。一方、同じ型番を楽天で見ると44,999円でした。
定価の半額以下です。ここを知らないまま「10万円近いもの」と思って候補から外すのは、もったいないと思います。
注意
⚠ シーライトの金額は楽天の1店舗のものです。値段は店や時期で変わります。買うときに確認してください。
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ハンドルの形も違います
現行のシーライトはコの字型のハンドルです。RIMOWAのエッセンシャル ライトはT字型でした。コの字型は、上にバッグを掛けられます。
プロテカ・TUMIとも比べてみました
日本製のプロテカと、TUMIの大型モデルも並べてみます。いずれも実物を見たことはありますが、持っているのはサムソナイトだけです。以下は各社が公開している数字です。
| ブランド | モデル | 容量 | 重さ | 1Lあたり |
|---|---|---|---|---|
| サムソナイト | シーライト スピナー75 | 94L | 2.8kg | 30g |
| RIMOWA | エッセンシャル ライト L | 81L | 3.7kg | 46g |
| プロテカ | 360 G4 | 100L | 4.7kg | 47g |
| RIMOWA | エッセンシャル L | 85L | 4.8kg | 56g |
| プロテカ | スタリアCXR | 101L | 4.9kg | 49g |
| TUMI | 19 Degree エクステンデッド・トリップ | 99L | 5.5kg | 56g |
| プロテカ | シスイ | 100L | 5.7kg | 57g |
23kg制限のとき、中身に回せる重さ
預け荷物が1個23kgまでの場合、本体の重さを引いた残りが中身に使える量です。
| モデル | 本体 | 中身に回せる |
|---|---|---|
| シーライト 94L | 2.8kg | 20.2kg |
| RIMOWA ライト 81L | 3.7kg | 19.3kg |
| プロテカ 360 G4 100L | 4.7kg | 18.3kg |
| TUMI 19 Degree 99L | 5.5kg | 17.5kg |
| プロテカ シスイ 100L | 5.7kg | 17.3kg |
シーライトとシスイでは2.9kgの差があります。お土産に換算すると、けっこうな量です。
これだけ軽いのに、なぜ選ばれていないのか
ここまで書いていて、自分でも不思議になりました。重さで負けず、10年保証が付いて、デザインも良い。それなら、もっと使われていていいはずです。
調べてみて、理由が分かりました。多くの人は、そもそもこの価格帯を見ていません。
売れているのは1万円台だった
価格.comの人気ランキングを上から20位まで見てみました。12位までは、ほぼ5,000円から27,500円の商品です。
そしてRIMOWAもプロテカもTUMIも、20位以内に1つも入っていません。高い側は、そもそも売れ筋の土俵にいないということです。
つまりシーライトは、比べられて負けているのではありません。比べる対象にすら入っていないのだと思います。
定価を見た時点で、候補から外れている
もうひとつは、値段の見え方です。公式の定価は94,600円と書かれています。
この数字だけ見れば、RIMOWAと同じ高級品に見えます。実際に通販で買える金額は44,999円で、半額以下でした。
「超軽量」をうたう国産より、4割軽い
軽さを売りにしている国産とも並べてみました。1Lあたりの重さで見ると、差がはっきりします。
| モデル | 容量 | 重さ | 1Lあたり |
|---|---|---|---|
| シーライト スピナー75 | 94L | 2.8kg | 30g |
| 私のコスモライト(2012年) | 88L | 3.4kg | 39g |
| RIMOWA エッセンシャル ライト L | 81L | 3.7kg | 46g |
| サンコー 極軽 MGC2-63 | 73L | 3.8kg | 52g |
「超軽量」と書かれている国産と比べても、1Lあたりで4割以上軽いという結果でした。
口コミで多い「傷が目立つ」は、14年使って気になりませんでした
他のレビューを読むと、光沢のある外装なので預けると擦り傷が目立つという指摘をよく見かけます。買う前に気になる点だと思います。
14年使った私の実感を書きます。擦り傷は目立ちません。気になりませんでした。
大型2個を満タンにして、帰りは21kgでした
数字の話をしてきましたが、実際に何キロになったかが一番知りたいところだと思います。
7泊バンコクの帰り、2個とも満タンで21kg
家族4人で7泊したバンコクの帰りです。私の88Lと、妻のコスモライトの2個。どちらも満タンにして21kgでした。お土産は入るだけ入れています。
本体が3.4kgなので、中身は17kg台後半ということになります。
ZIPAIRは1個30kgまで。JALは23kgまで
このときはZIPAIRでした。ZIPAIRの預け荷物は1個30kgまでです。ただし1個目から有料で、無料の枠はありません。21kgなら余裕でした。
JALの国際線エコノミーは1個23kgまでを2個無料で預けられます。21kgなら、そちらでも収まります。
注意
⚠ 航空会社の規定は変わります。無料で預けられる個数は運賃の条件によっても違います。予約した航空券の許容量を、その都度、公式ページで確認してください。
100Lにしなかった理由
買うとき、100Lのモデルも見ました。選ばなかった理由は単純です。大きすぎると、中にしっかり詰めてしまい、結局重量オーバーになると思ったからです。
私は容積より、詰め終わったときの重さで決めました。満タンで21kgという結果を見ると、狙いどおりだったと思っています。
サムソナイトのスーツケースは何年使えるのか|14年使って壊れていません
2012年5月に買った記録が残っています
購入は2012年5月6日。サムソナイト コスモライト74cm・88Lで、31,400円(税込・送料込)でした。2026年9月まで数えると14年4か月になります。
これまでに壊れたところはありません。キャスターもハンドルも、買ったときのまま使えています。
価格の推移|2012年は31,400円でした
| 時期 | モデル | 容量 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| 2012年5月 | コスモライト 74cm(私) | 88L | 31,400円 |
| 2014年6月 | コスモライト 75cm(祖父へ) | 94L | 37,800円 |
| 2026年9月 | シーライト 75cm(現行) | 94L | 44,999円 |
ただし、これは私が買った88Lの実額と、いま売っている94Lの通販価格です。同じ商品の値動きではありません。
RIMOWAと迷ったとき|かっこいいのはアルミ。でも軽さを取りました
RIMOWAには2種類あって、迷い方が違いました。
重さを比べたのは、当時のポリカーボネートのモデルです。こちらは重さもデザインも、コスモライトと差がありませんでした。同じくらいの重さで、同じくらいの見た目なら、選び分ける理由がありません。
かっこいいと思ったのは、アルミの方でした。いまのオリジナルにあたるモデルです。ただ、こちらは重い。
同じくらいの大きさで比べると、本体だけで2.8kg重くなります(コスモライト88L 3.4kg に対し、オリジナル チェックインL 86L は6.2kg)。
私は軽さを最優先していましたので、アルミは選べませんでした。凹みが味になるのも分かります。ただ自分は、戻ってくれる方が良かった。

14年たって、その見立ては当たっていたと思っています。
買う前に、空港の売り場で持ち上げて回りました
最初に買うときは、空港の売り場でRIMOWAもTUMIも実際に触りました。
持ち上げてみると、だいたいどれも重いと感じました。RIMOWAには軽いものもありましたが、その中でもサムソナイトが一番でした。
軽くて、かっこよくて、動きもスムーズで驚きました。その割に安い。ここが決め手です。
触ったのは店頭で、買ったのはネットでした。
長持ちするほど安くなる|1年あたり約2,200円
31,400円を14年4か月で割ってみると、1年あたり約2,200円です。まだ使えているので、この数字はこれからも下がっていきます。
⚠ もちろん買ってすぐ壊れる可能性はゼロではありません。これは私の1台がそうだった、という話です。
キャスターの寿命|ゴムはすり減っていますが、まだ回ります
正直に書きます。ゴムはすり減っています。14年使っているので当然だと思います。
ただ、回りが悪くなってはいません。ガタガタ音がしたり、斜めに傾いたりもしていません。
むしろ買ったときに驚いたのが、ここでした。それまで使っていた安いスーツケースより、はるかにスムーズだったのを覚えています。
ファスナーとTSAロックも、何ともありません
引っかかる、閉まりにくい、鍵が回りにくい。どれもありません。14年でここが壊れなかったのは、正直なところ意外でした。
TSAロックの鍵は付いてきません|暗証番号は4桁でした
買ってから戸惑いやすいのが、ここだと思います。
鍵は付属しません。本体に鍵穴はありますが、これは空港の検査官が開けるためのものです。利用者が使うのはダイヤルの暗証番号で、私のコスモライトは4桁でした。
設定そのものは難しくありませんでした。手順は説明書に載っています。覚えていないので、ここには書きません。
なお現行のシーライトが4桁かどうかは確認していません。買う前に商品ページで確かめてください。
サムソナイトの耐久性と保証|大型は一度も修理に出していません
保証は条件付きで10年ついていますが、大型は一度も使っていません。
ただし、小さいほうは壊れたことがあります。次に書きます。
旧型コスモライトと現行シーライトの違い
私が使っているコスモライトは2019年に生産終了しています。いま買えるのは後継のシーライト(C-LITE)です。
シーライトとコスモライトの違いは何ですか|変わったのはキャスターとハンドルです
先に答えを書きます。キャスターがシングルからダブルへ、ハンドルがT字型からコの字型へ変わりました。この2つです。
素材はどちらもCurv®で、シルエットも引き継がれています。並べて見ても見た目はほとんど変わりません。下でひとつずつ書きます。
家族で旧型と新型の両方を使っています
祖父母にも勧めて、2014年6月にコスモライトを贈りました。その後、祖父母は自分で現行のシーライトを買い足しています。
おかげで、同じ家族の中で旧型と新型の両方が使われている状態になりました。買い足したシーライトも同じ94Lです。
使い心地を聞くと、すごく使いやすいと言っていました。
ただし、旧型と新型を並べて、どちらがいいか選んでもらったわけではありません。比べたうえでの評価ではない、という前提で読んでください。
キャスターは、ダブルのほうが空港で楽
いちばん違いを感じるのはキャスターです。コスモライトはシングルキャスター、シーライトはダブルキャスターです。空港のようなつるつるした床では、ダブルのほうが楽です。重量を感じません。
年配の人ほど、ダブルキャスターだと思います
祖父母が使っているのを見ていて、気づいたことがあります。傾けずに、押して運んでいます。
傾けて引くと、腕に重さがかかります。4輪で押していれば、その重さがかかりません。本人が重さを感じずに済んでいるのは、これが大きいと思います。

ここは私の考えですが、年配の人にはダブルキャスターが必須だと思います。本体が軽いことと、押して運べることは別の話です。
ハンドルはT字型からコの字型へ
伸縮ハンドルの形も変わりました。コスモライトがT字型、シーライトはコの字型(ダブルチューブ)です。
見た目は変わりません。どちらもかっこいい
並べて見ても、見た目は変わらず、どちらもかっこいいと思います。レッド・ドット・デザイン賞を受賞したシルエットは、そのまま引き継がれています。
色は「あまり見かけない色」を選びました
私はバイオレット、祖父へ贈ったのはエメラルドグリーンにしました。
理由はターンテーブルで見つけやすいからです。黒はいくらでも並んでいます。
実際に使ってみて、探しやすいです。どの色も良かったので、最後は見た目の印象で決めました。
| コスモライト(旧) | シーライト(現行) | |
|---|---|---|
| 状態 | 2019年に生産終了 | いま買えるのはこちら |
| ハンドル | T字型 | コの字型 |
| キャスター | シングルキャスター | ダブルキャスター |
| 内装 | — | Recyclex™(再生素材) |
| 重さ(94Lどうし) | 2.6kg | 2.8kg |
| 保証 | — | 条件付き10年 |
祖父母にも勧めて、12年使ってもらっています
2014年6月に贈ってから、12年3か月になります。
旅行のたびに必ず使ってくれています。山形も金沢も、全部これです。気に入ってもらえたようで、勧めた側としてはうれしいところです。
家族で5個になりました
| 誰が | モデル | 容量 | 買った時期 |
|---|---|---|---|
| 私 | コスモライト 74cm | 88L | 2012年 |
| 私 | シーライト 55cm(機内持ち込み) | 36L | あとから買い足し |
| 妻 | コスモライト | — | ヨーロッパ旅行中に買い替え |
| 祖父母 | コスモライト 75cm | 94L | 2014年に私が贈った |
| 祖父母 | シーライト | 94L | その後、自分で買い足し |
人に勧めて、その人が自分でもう1台買い足した。これが、私がこのシリーズを勧められるいちばんの理由かもしれません。
シーライトのサイズ一覧|55・69・75・81・86cmと容量
いま買えるシーライトは5サイズです。公式に出ている数値を並べます。
| サイズ | 容量 | 重さ | 外寸 H×W×D | 三辺合計 | 拡張 | 定価 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| スピナー55 USB+EXP | 36L(拡張時42L) | 2.1kg | 55.0×40.0×20.0cm | 115cm | ○ | 83,600円 |
| スピナー69 | 68L | 2.5kg | 69.0×46.0×29.0cm | 144cm | × | 89,100円 |
| スピナー75 | 94L | 2.8kg | 75.0×51.0×31.0cm | 157cm | × | 94,600円 |
| スピナー81 | 123L | 3.1kg | 81.0×55.0×34.0cm | 170cm | × | 100,100円 |
| スピナー86 | 144L | 3.6kg | 86.0×58.0×36.0cm | 180cm | × | 105,600円 |
祖父母が買い足したのが、この表のスピナー75(94L・2.8kg)です。
ANAは3辺158cm、JALは203cm|123L以上はANAの無料受託を超えます
この「三辺合計」の数字が効いてくるのが、飛行機に預けるときです。
航空会社の規定を調べたところ、同じ日系でも45cm違いました。
| 航空会社 | 無料で預けられるサイズ | 重さ |
|---|---|---|
| JAL 国際線(エコノミー) | 3辺の和 203cm以内 | 23kg×2個 |
| ANA 国際線(エコノミー) | 3辺の合計 158cm以内 | 23kg |
さきほどのサイズ表と重ねると、こうなります。
| モデル | 容量 | 三辺合計 | ANA(158cm) | JAL(203cm) |
|---|---|---|---|---|
| スピナー55 | 36L | 115cm | 収まる | 収まる |
| スピナー69 | 68L | 144cm | 収まる | 収まる |
| スピナー75 | 94L | 157cm | 収まる(差は1cm) | 収まる |
| スピナー81 | 123L | 170cm | 超える | 収まる |
| スピナー86 | 144L | 180cm | 超える | 収まる |
ANAを使うなら、123L以上は無料で預けられるサイズを超えます。JALなら144Lでも収まります。同じスーツケースでも、乗る会社で結論が変わるということです。
注意
ここは注意してください。両社とも「キャスターと持ち手を含む」と書いています。上の157cmはメーカー公式の外寸を足した値で、それがキャスター込みの実測かどうかは確認できていません。157cmと158cmの差は1cmしかないので、「収まるはず」と決めつけない方が安全です。
私自身は、これまでスクート・香港エクスプレス・フィリピン航空・ANA・デルタ航空・ジェットスター・タイ国際航空の7社に預けてきました。
大きさで止められたことは一度もありません。ただし私が使っているのは88L(三辺合計はこれより小さい)です。123L以上を毎回預けた経験はありません。
重さで引っかかった経験ならあります。前に書いたとおり、新婚旅行で23kgを1kg超過して、その場で荷物を出しました。大きいほど詰めてしまうので、サイズと重さは両方で効いてきます。
拡張(エキスパンダブル)が付くのは55cmだけです
5サイズのうち、マチを増やせるのは55cmだけです。36Lが42Lまで広がります。
69・75・81・86には拡張がありません。公式の仕様欄にも「0.0cm」と書かれています。大きいサイズを買うなら、最初から容量で決めることになります。
私の88Lは、いまのラインにありません
私が使っているコスモライト74cmは88Lです。表のとおり、いまのシーライトは68L(69cm)の次が94L(75cm)で、88Lにあたるサイズはありません。
いちばん近いのは75cmの94Lです。6L大きくなって、本体は3.4kg から 2.8kg へ0.6kg軽くなります。容量が増えて重さが減る、という関係です。
機内持ち込みは55cm 36L|短い旅行はこれだけで行きます
大型とは別に、55cm・36Lの機内持ち込みサイズも買い足しました。宿泊数が少ない旅行は、これだけで足りています。
預ける手続きも受け取りも要らないので、到着してすぐ動けます。
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子どもは何歳から自分で引けるか
2人とも、引きたくてしょうがないという感じです。タイヤがスムーズで、力を入れなくてもすーっと進むのが気持ちいいのだと思います。
一緒に持って引かせ始めたのは6歳くらいからです。
小さいサイズなら、小さい子でも1人で引けます
機内持ち込みサイズは軽いので、小さくても1人で引けました。自慢げな顔をしていたのを覚えています。
94Lは、床と道しだいです
大型は空港のような滑らかな床なら引けます。駅までの道が平坦なら、小学4年生くらいから引けていました。
ただし道がガタガタしているときや、駅の乗り換えで階段を上り下りするときは、私が持ちます。ここは無理をさせません。
本体が軽いと、子どもに任せられる場面が増えます。親の手が空くので、三世代の旅行では地味に効きます。

7泊4人で、2個をどう分けたか
バンコクは親子で分かれて行きました。そのため私と長女で1個、妻と長男で1個という分け方にしています。
帰りまでその形を維持しました。誰の荷物がどちらに入っているかが変わらないので、探す手間がありません。お土産は、入るだけ入れています。
このときの中身は別の記事に書いています。
ふだんは「人ごと」に分けません
バンコクは親子で分かれて行ったので、人ごとに分けました。ふだんはそうしていません。
子ども服、妻、私の服を圧縮袋に入れて、2つになんとなく振り分けます。
理由は片方が出てこなかったときに、残った1個だけでも困らないようにするためです。
預けた荷物が、自分と同じ便で目的地に出てこないことがあります。ロストバゲージと呼ばれるトラブルです。多くは後から届きますが、手元に来るまでの数日をどう過ごすかが問題になります。
人ごとに分けていると、出てこなかった人の荷物が丸ごと無いことになります。着替えが1枚もない人が出ます。分散させておけば、残った1個から全員ぶんが少しずつ出てきます。
私はまだ経験していません。起きてからでは動かせないので、詰めるときに済ませています。
重いものは、タイヤ側に入れます
仕切りは使っています。上からかぶせる側は軽く、タイヤのある下側に重いものを入れます。
液体はタオルにくるみます。それでも漏れたことがあるのは、さきほど書いたとおりです。
高いと思うなら、まず借りて試す手もあります
4万円台は、安い買い物ではありません。合わなかったらどうしようと思うのは当然です。
その場合は、一度借りて試してみるのも手だと思います。同じシーライトの94Lを貸しているところがあります。
料金の目安です。2026年9月時点で、Web予約なら10%引きでした。
| 日数 | 通常価格 | Web予約(10%引き) |
|---|---|---|
| 2日間 | 4,800円 | 4,320円 |
| 5日間 | 5,550円 | 4,995円 |
| 7日間 | 6,050円 | 5,445円 |
| 10日間 | 6,800円 | 6,120円 |
| 以降1泊ごと | 250円 | 225円 |
ただし、毎回借りるのは勧めません
借りるか買うかは、何年使うかで変わります。
私の1台は14年4か月もっています。31,400円を割ると、1年あたり約2,200円です。
サムソナイトのデメリット|よくある口コミと14年使った実感
他のレビューを読むと、同じ指摘が繰り返し出てきます。14年使った実感で、ひとつずつ答えます。
「キャスターストッパーが無い」→ 無くていいと思います
ストッパーが付けば、そのぶん重くなります。この製品で重さが増えるのは本末転倒だと思います。
14年使って、勝手に転がって困ったことはありません。盗難防止の意味もあって、あまり自分から離さずに持っているからだと思います。
「内装のポケットが少ない」→ 不便だと思ったことはありません
ポケットや仕切りが最小限なのは、そのとおりです。ただ不便だと感じたことはありません。
むしろそれも軽さの理由だと思っています。中の仕切りは使っていますし、圧縮袋で分ければ足ります。
「防水性が不安」→ 中まで濡れたことはありません
雨の日に何度も使っていますが、中まで濡れたことは一度もありません。
ファスナーは止水タイプに見えます。ただしこれは私が見た印象で、仕様を確認したわけではありません。
シーライトは壊れやすいのか|家族で5個、使っていて壊れたものはありません
「壊れやすい」という言葉をよく見かけるので、家族で持っている5個を並べておきます。
私のコスモライト88Lが14年4か月、祖父母に贈ったコスモライト94Lが12年3か月。
ほかに妻のコスモライト、祖父母が自分で買い足したシーライト94L、私の55cm。使っていて割れたもの、欠けたものはありません。
壊れたのは1個だけで、それも使っていて壊れたのではなく、預けたときに壊されたものです。次に書きます。
⚠ ひとつ断っておきます。私が14年使っているのは旧型のコスモライトです。現行のシーライトを長く使っているのは祖父母で、私自身の使用歴ではありません。同じCurv®素材の後継ですが、別のモデルです。
サムソナイトの修理|出したら「修理不能」と言われました
修理の話は、わが家には2種類あります。
大型は、14年で一度も修理に出していません。キャスターのゴムはすり減っていますが、まだ回ります。ファスナーもTSAロックも何ともありません。
もう1個は違いました。機内持ち込みの55cmを、2024年8月に修理へ出しています。自分で壊したのではありません。その顛末を書きます。
本当に困ったのは、別のところでした
良いことばかり書いても仕方がないので、壊れた話も書きます。
2024年7月31日、セブ島から帰る便で、小さいスーツケースが破損して出てきました。ロゴが欠け、角に擦り傷ができていました。
壊れたのは2012年にフランスで買った、コスモライトの55cmです。この記事で紹介している現行のシーライトとは別のものなので、先に断っておきます。
中では、タオルで厳重に包んでいた缶ビールが漏れていました。
サムソナイトの回答は「修理不能」でした
メーカーに問い合わせたところ、内装生地の液漏れは、鞄の構造上、生地を交換できないため修理不能という回答でした。
ロゴとファスナーは直せるとのことで、金額も示されました。
| 直せるか | 内容 | 金額の目安 |
|---|---|---|
| 直せない | 内装生地の液漏れ | 構造上、生地交換ができない |
| 直せる | ロゴ交換 1か所 | 6,600円〜 |
| 直せる | ファスナー交換 1周 | 17,600円〜 |
内装が直せないのは弱点だと思います。軽さと丈夫さを取るかわりに、そういう構造になっている、ということです。
ロゴとファスナーは直りました。費用はかかっていません
見積もりを取ったうえで、ロゴとファスナーは直してもらいました。海外旅行保険に請求するつもりで動いたこともあり、修理に費用はかかっていません。
残ったビールの匂いは、自分で洗剤で洗ったら消えました。
結果として、いまも使えています。直せない部分はありましたが、使えなくなったわけではありませんでした。
なお原因は自分で入れた缶ビールです。メーカーを責める気はありません。液体は入れないほうがいい、というのが学んだことです。
上の料金表で計算してみます。7泊なら1回5,445円です。
| 7泊の旅行に 行く回数 | 借りた合計 | 買った場合 |
|---|---|---|
| 3回 | 16,335円 | 44,999円 |
| 5回 | 27,225円 | 44,999円 |
| 8回 | 43,560円 | 44,999円 |
| 9回 | 49,005円 | 44,999円 |
9回目から、買ったほうが安くなります。年に1回の旅行なら9年、年に2回なら4年半という計算です。
私が払った31,400円なら、6回目で逆転していました。14年使っているので、とうに回収できています。
それに、毎回申し込んで、受け取って、返す手間がかかります。私は毎回借りるのは勧めません。ただ「まず試す」ためなら、悪くない方法だと思います。
【レンタル】9回未満なら、まず借りる(アールワイレンタル)
スーツケースの置き場所
買ったあとに困るのが置き場所です。わが家にあるのは3個で、あとの2個は祖父母の家にあります。
戸建ての屋根裏の収納スペースに置いています。
中身は空にしません。旅行グッズを入れています
しまうときに空にはせず、旅行で使うものを入れたままにしています。次の旅行で探し回らずに済みます。
入れているのは、首枕、スリッパ、圧縮袋、割り箸、ハンドタオル、ティッシュ、缶切り、爪切りです。
屋根裏は夏に高温になるので、熱くなっても大丈夫なものだけにしています。
まとめ|サムソナイトのシーライトが最高
| こういう人 | 向いているもの |
|---|---|
| 本体を軽くして、中身を多く入れたい | シーライト 94L |
| 短い旅行が中心 | シーライト 55cm・36L |
| まず試してから決めたい | レンタルで1回借りてみる |
私はRIMOWAと比較して、シーライトの系譜を選びました。14年使って壊れていません。祖父母にも勧めて、いまも使ってもらっています。
後悔していません。
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この記事で使った出典
重さ・容量・価格は、2026年9月12日に各社の公開情報で確認したものです。仕様も価格も変わります。買うときは必ず最新の情報を確認してください。
サムソナイト公式(シーライト) / RIMOWA公式(オリジナル チェックイン L) / プロテカ公式 / TUMI公式 / ZIPAIR 手荷物について / JAL 国際線 お預けのお手荷物

