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2026年7月、義両親を含む三世代6人(大人4人・中学1年生・小学5年生)で台北へ3泊4日行きました。この記事は、そのとき実際に回った順番と時刻をそのまま並べたものです。
三世代の旅行で難しいのは、行き先選びよりも1日の組み方でした。よくあるモデルコースのように名所を並べても、そのとおりには動けません。体力の差があるので、同じ場所へ行っても、出る時刻と戻る時刻で満足度が変わります。だから、きれいな観光プランではなく、何時に出て、どこで休んで、何時に帰ったかを書きます。
この4日間の要点
- 2026年7月24〜27日/6人・3泊4日/4日間とも雨に降られず
- 拠点は台北駅直結のコスモスホテル台北。「昼にいったん戻って休む」が成立する立地
- 到着は深夜23:55。空港送迎を事前に予約しておいた
- 九份には行かず、台北市立動物園へ(義両親がツアーで九份に行った経験があったため)
- いちばんの失敗は混んだ電車とバスに祖父母を立たせたこと。移動はケチらない方がよかった

費用の内訳(6人で約59.7万円)は台北3泊4日の費用に、宿の詳細はコスモスホテル台北の宿泊記にまとめています。この記事は行程だけです。
1日目|深夜23:55着から、ホテルに入るまで
成田を21:15に出て、桃園国際空港に23:55着。入国審査と荷物の受け取りで1時間かかり、到着ロビーに出たのが1:00ごろでした。ホテルに入ったのは2:00近くです。

成田を21:15に出て、桃園国際空港に23:55着。この時刻が、この旅行の日程を決めています。
到着と出発の時刻で、使える日数が変わります
私たちは23:55着・15:30発でした。午前に着く便なら、初日から1日使えます。逆に深夜着の便は安く取れることが多く、その分を宿や食事に回せます。往復の時刻を見比べてから決めるのが確実です。
※広告リンクを含みます。当サイト経由で予約しても料金は変わりません。費用の内訳は台北3泊4日の費用にあります。
この日にやったことは移動だけですが、三世代の旅行でいちばんつまずきやすいのがここだと思います。深夜に高齢の親と子どもを連れて、車を探すところから始めたくありません。
私たちはKKdayで9人乗りのバン送迎を事前に予約しました。6,407円、無料待機90分つきです。現地で配車アプリを使う選択肢もありましたが、深夜・6人・スーツケース3台という条件では、車が来るのか、荷物が乗るのかを空港で心配せずに済んだことの価値が大きかったです。
深夜着・大人数なら、空港送迎は先に押さえておく
私たちが使ったのはKKdayです。エコノミー9人乗り(最大7名・荷物8個)を19日前に予約し、3日前まで無料キャンセルでした。
KKdayで桃園空港の送迎を見る →2日目|十分のランタン、動物園のパンダ、そして祖父母だけ先に帰る
10:30、朝食のあとに出発しました。三世代だと、ここを早くしない方がうまくいきます。前夜に2時着だったので、朝はゆっくり食べて、部屋で支度をしてから出ました。
11:53 十分(シーフェン)でランタンを上げる
鉄道で十分へ。土曜日の平溪線は座れませんでした。祖父母は席を譲ってもらえましたが、揺れる車内で立ち続けることになり、ここは失敗でした。家族4人で来たときは平日で、もっと早い時間だったので、ほとんど人がいなかったのです。次に行くならタクシーにします。


線路の上でランタンを2個上げました。1つは祖父母と孫2人の4人で、もう1つは私たち家族4人です。願い事を書いたのは、2回とも孫でした。

6人を2組に分けて2個上げると、全員が「上げる側」に回れます。1個を6人で囲むと、どうしても見ているだけの人が出ます。ランタンは1個あたりNT$250なので、2個にしても大きな出費ではありません。


前回は滝まで足を延ばしましたが、今回は滝には行っていません。6人で歩く距離を増やすより、ランタンだけで切り上げる方がよいと判断しました。

14:00すぎ タクシーで台北市立動物園へ(約50分)
十分から動物園まではタクシーで約50分、NT$1,275(約6,400円)。6人で割れば1人約1,070円で、MRTと大きくは変わりません。
この50分が、そのまま休憩になりました。全員が車内で眠って、動物園に着くころには体力が戻っています。三世代だと「移動の時間に休む」が成立するかどうかで、午後の使える時間が変わります。混んだ電車で立っていたら、こうはなりませんでした。

ただし呼べるタクシーは毎回6人乗りの一番安い区分で、来るのはシエンタのような車でした。スーツケースを積む余裕はありません。荷物がある日は、バンのサイズを指定して呼ぶ必要があります。
動物園について、事前に調べると「園内はシャトル列車(5元)で一番上まで行き、涼しい館を下りながら回るのが正解」と出てきます。私たちは乗りませんでした。列車が混んでいたからです。実際に歩いてみると、パンダ館までは歩いて行ける距離でした。奥はもっと広いので、体力に合わせて手前で切り上げられます。
この動物園には、台湾の動物だけを集めた「台湾動物区」があります。ここは全部見ました。穿山甲(センザンコウ)、タイワンジカ、台湾ツキノワグマ。いずれも台湾の固有種で、日本の動物園ではまず会えません。
そのうえで、パンダ・コアラ・コツメカワウソの3つを目指して動きました。この3つは子どもたちが楽しみにしていたものでもあります。とくにパンダは、実際に見られて喜んでいました。コツメカワウソは子どもたちが大好きで、ここだけは奥まで歩く価値がありました。
実際、コツメカワウソは2匹がじゃれあっていて、しばらく動けませんでした。展示スペースが広く、「台湾のカワウソは広いところで過ごせて楽しそうだね」と家族で話していたくらいです。目当てにしていた子どもたちが、いちばん長く見ていました。
広い園内で迷わないコツは、先に「見たいものを3つ」決めておくことだと思います。全部回ろうとすると、体力の差がそのまま不満になります。3つに絞れば、途中で切り上げても「見たいものは見た」で終われます。パンダもコアラも、日本では見に行ける場所が限られています。そこに台湾の固有種まで加わるので、ここでしか見られないものが一度に片づきました。









18:00 明月湯包、18:50 東區粉圓のかき氷
タクシーを呼んで15分(NT$382)、地元の小籠包の店・明月湯包へ。
ここは注文票に価格が印刷されていて、欲しい数を書き込む方式です。看板メニューの明月湯包(小籠包8個)が170元、蟹粉湯包が290元、蝦仁絲瓜湯包が250元、招牌鍋貼(10個)が180元。鼎泰豐と比べると、同じ小籠包でも値段の桁が違います。6人で何種類も頼めるのはこちらでした。


そのあと通化街を歩いて、東區粉圓でかき氷を食べました。


20:00 祖父母はホテルへ、4人だけ寧夏夜市へ
信義安和駅から鉄道に乗り、ここで別行動にしました。祖父母はホテルへ戻って休憩、私たち夫婦と子ども2人で寧夏夜市へ向かいます。
三世代旅行では、この「途中で分かれる」を最初から予定に入れておくとうまくいきます。全員で最後まで回ろうとすると、どちらかが無理をします。夜市は夜が本番なので、体力のある側だけで行けばいい、と割り切りました。
21:20に雙連駅で降りて、脆皮鮮奶甜甜圈(Dough)のドーナツ。前回も食べて美味しかった店です。牡蠣オムレツの店は、見覚えがあるからと入ったら別の店でした。22:49に50嵐 重慶店でドリンクを買って、歩いてホテルまで帰りました。夜道ですが、歩いて帰れる距離です。

3日目|故宮博物院、鼎泰豐の整理券、士林夜市
11:20 故宮博物院。バスは満員で、ここもタクシーが正解だった
10:20にホテルを出て、MRT赤ラインで士林駅へ。そこからバスで約10分です。
電車もバスも座れず、バスは特に満員で、苦しいほどでした。故宮は駅から少し離れているためバスが混みます。ここも最初からタクシーにすべきでした。2日目の平溪線と合わせて、この旅行でいちばん体力を削ったのは観光ではなく、混んだ公共交通でした。


館内は冷房が効いていて、7月末の台北ではむしろ肌寒いくらいです。羽織るものがあると安心でした。


14:00 鼎泰豐は整理券。120分待ちを買い物でつぶす
タクシーで鼎泰豐 新光三越南西店へ。整理券を取ると120分待ちと表示されました。
ここは待つしかないので、待ち時間を買い物に使いました。中山市場へ行ってみたものの閑散としていてすぐ出て、全聯福利中心 中山天津でお土産を買い込みました。

15:40、ネットで見られる待ち番号を確認して戻ったら、順番は過ぎていました。それでも「次の一番目」に入れてもらえて、そのまま入店できています。番号を過ぎても、その場で申し出れば案内してもらえるというのは、行ってみないと分からない部分でした。


16:40 いったんホテルへ戻って昼寝(これが効いた)
食後、徒歩でホテルへ戻り、部屋で休みました。次に出たのは19:10です。
この2時間半が、3日目をもたせた理由です。夜市は夜が本番で、帰りは23時を回ります。先に休む時間を予定に入れておかないと、祖父母も子どもも後半で切れます。台北駅すぐのホテルにしたのは、この「一度戻る」をやりやすくするためでもありました。
「昼に一度戻る」ができる宿を選ぶ
私たちが泊まったのはコスモスホテル台北(天成大飯店)。台北駅直結で、ベッド2台の部屋を2室取れば6人が収まります。日程によって安い方が入れ替わるので、両方見てから決めています。
※広告リンクを含みます。当サイト経由で予約しても料金は変わりません。部屋・朝食・アメニティの詳細はこちら
そして、この「戻れる立地」は最終日にも効きます。
19:40 士林夜市。6人で座れる場所を先に確保する
MRT赤ラインで剣潭駅へ。駅の目の前が夜市です。
まず辛發亭でマンゴーのかき氷。そのあと、祖父母と子どもたちには地下のフードコート「B1美食区」で待ってもらい、買い出しは私たちが回りました。



- 家湘涼面の臭豆腐。ここのものは揚げてあって匂いが気にならず、甘塩っぱいタレとよく合いました
- 福州世祖胡椒餅 士林店。豚肉を選びました。祖父母と子どものお気に入りで、おかわりを買いに行きました。最初は2人で1つにしたのですが、1人1個食べられます
- フードコートでは、18天台湾生ビール(賞味期限が18日しかない生ビール)と台湾ビールを飲み比べました
全部を持ち帰りにして、フードコートで6人そろって食べました。屋台を6人で歩き回ると、誰かが必ず待たされます。座る場所を先に取って、買い出しだけ分担する方が、三世代では楽でした。座って涼しいのも大きいです。




地上に戻って、子どもたちは屋台のゲームで遊びました。エビ釣りは時間が遅くなってしまい、できていません。代わりに熱中したのが、B1の入口脇に並んでいるゲーム機でした。
500円ほどでかなり長く遊べます。しかも勝ちやすい作りになっていて、最後には景品ももらえました。夜市のゲームというと一発勝負の射的を思い浮かべますが、ここは時間を潰せる遊びです。大人が食べ終わるのを待つあいだ、子どもが退屈しないのは助かりました。23:10のMRTで台北駅へ戻っています。


4日目|龍山寺とお土産、15:30発に間に合わせる
7:00に朝食。9:50にチェックアウトして、荷物はフロントに預けました。「11時に戻ります」と伝えて預け書をもらう形です。

最終日の行き先は、龍山寺にしました。ホテルから鉄道ですぐで、朝早くから開いています。帰国日の午前でも無理なく組み込めました。
決め手は時間が読めることです。飛行機の時刻が決まっている日に、行き帰りの時間が読めない場所へは行きたくありません。その点で、駅から近くて滞在時間を自分で決められる寺は、最終日に向いています。おみくじという「やること」があるので、短い滞在でも物足りなさが残りません。
10:10に鉄道で龍山寺へ。ここのおみくじは、日本のように引くだけでは終わりません。
赤い三日月形の木片を2つ、床に投げます。片方が表、もう片方が裏で止まれば「引いてよい」という合図で、そこで初めておみくじを引けます。両方とも同じ面だと、引けません。
私は3回投げて、3回とも失敗しました。結局引けずじまいです。この「投げてみないと引けない」という仕組みが、子どもにはゲームのようで面白かったようです。引けた分の内容をGoogle翻訳で読んだら、子どもの特徴を言い当てていて驚きました。

そのあとは台北駅の地下街と、駅裏のQスクエア地下で買い忘れたお土産を回収。12:00にホテルで荷物を受け取り、桃園空港MRTの直達車(快速)で空港へ。13:00に到着してチェックイン、15:30の便で帰国しました。
最終日に台北駅直結の宿が効きます。荷物を預けて手ぶらで出かけ、戻ってそのまま空港行きに乗れるので、時間の読みが崩れません。
乗り換えが無いことも大きい。桃園空港MRTは台北駅から直達車で一本です。スーツケースを持って歩くのは、ホテルから駅までの数分だけ。6人ぶんの荷物を抱えて乗り換える場面が、この旅行には一度もありませんでした。三世代でいちばん避けたいのがそこなので、宿の立地で最終日の負担が決まると思います。
台北2泊3日でも同じ場所を回れる|深夜着なら3泊4日でも実質2日半
私たちは3泊4日で行きましたが、初日は23:55着、最終日は15:30発です。丸一日使えたのは2日だけ。初日は移動して寝るだけ、最終日も午前しかありません。実質は2泊3日とほとんど変わりません。
だから、午前に着く便が取れるなら、2泊3日でも同じ場所を回れます。私たちが実際に回った所要時間から組み替えると、こうなります。
- 1日目(午前着) ホテルに荷物を預ける → 故宮博物院 → 士林夜市
- 2日目 十分で天燈 → 台北市立動物園 → 寧夏夜市(祖父母は先にホテルへ戻る)
- 3日目 龍山寺 → 台北駅周辺で買い物 → 空港へ
初日に故宮と士林夜市を寄せられるのは、どちらも台北の北側で動線がつながるからです。私たちは3日目にこの2つを回りましたが、順番を入れ替えても成立します。
注意したいのは2日目です。十分と動物園を1日に入れるのは、私たちが実際にやりました。ただし十分から動物園までタクシーで50分かかります。朝をゆっくりにして、車内で休むのが前提になります。
日数より、離着陸の時刻で決まる
2泊3日で組むなら、往路はできるだけ早い時間、復路はできるだけ遅い時間の便を選びます。同じ2泊3日でも、朝に着いて夜に発てば、使える時間が半日ずつ増えます。
逆に私たちのように深夜着・昼発だと、3泊4日でも動けるのは2日半です。日数ではなく、離着陸の時刻で決まります。航空券を選ぶ段階で、値段と一緒に時刻を見てください。
それでも私たちが3泊4日にしたのは、深夜着の便が安く取れたからと、中休みを入れる余裕がほしかったからです。3日目の夕方にホテルへ戻れたのは、日程に余裕があったからでもあります。飛行機の時刻と、祖父母の体力。どちらを優先するかで決まります。
シニアと子ども、同じ日程で疲れさせない|三世代旅行のモデルコース
- 朝は10時台に出る。朝食を食べて、部屋で支度してから動く。2日目も3日目も10:20〜10:30の出発でした
- 夜に出かける日は、先に戻って休む時間を入れる。3日目の16:40〜19:10がそれです
- 途中で分かれる前提で組む。2日目の20:00で祖父母だけ先にホテルへ戻りました
- 6人なら、基本はタクシー。6人乗り1台をみんなで割るので、1人あたりはMRTと大きく変わりません。鉄道の方が早い区間、すぐ乗れる区間、渋滞が読めない時間帯だけ鉄道にする——この順番で考えるべきでした。平溪線と故宮のバスで祖父母を立たせたのが、この旅行の反省点です
- 座る場所を先に取る。夜市は買い出しを分担すれば、待たされる人が出ません

なぜ九份をやめて動物園にしたのか、7月末の暑さはどうだったのか、費用はいくらかかったのかは台北3泊4日の費用と、三世代で行って分かったことに書いています。
この行程で泊まった宿
コスモスホテル台北(天成大飯店)。台北駅直結で、昼に戻って休めるのがこの行程の前提でした。6人はベッド2台の部屋を2室、3人ずつです。
※広告リンクを含みます。料金は各予約サイトでご確認ください。当サイト経由で予約しても料金は変わりません。
この行程で使った場所の公式サイト
開園時間や休館日、運行情報は変わります。出発前に公式で確認してください。
