※本記事にはアフィリエイトリンク(広告)が含まれます。リンク経由で予約・購入が発生した場合、当サイトに紹介料が支払われることがあります。内容・評価は提携の有無に関わらず、実体験・一次情報に基づき公正に記載しています。
祖父母と香港へは、まだ行っていません。2025年3月に行ったのは、大人2人と小学生2人の家族4人です。
ここから書くのは、行ってみて「次は連れて来られる」と思った理由と、そのあとに調べた制度です。三世代で香港に行った記録ではありません。
祖父母との旅行そのものは、2014年から24回行っています。泊まった宿は19軒。行き先と部屋の選び方は祖父母と孫の三世代旅行|泊まった宿19軒と部屋の分け方に書きました。この記事は、その基準で香港を見たらどうかという話です。
60歳から、ディズニーは子どもと同じ値段
香港ディズニーランドのチケットは、60歳以上が「小人」と同じ区分です。公式サイトの表記がこうなっています。
| 区分 | 対象 | 価格 |
|---|---|---|
| 大人 | — | HK$849 |
| 小人/シニア | 3〜11歳/60歳以上 | HK$639 |
差はHK$210、約25%引きです。1香港ドル18円で換算すると、大人が約15,300円、シニアが約11,500円。1人あたり約3,800円ちがいます。
祖父母2人を連れて行くなら、2人で約7,600円の差です。年齢の区切りが65歳ではなく60歳なのは、知っておく価値があると思います。
私たちはKKdayで4人分を41,734円で買いました(2025年3月時点)。当日、窓口に並ばずに入園できています。年齢の区分は購入前に商品ページで確かめてください。
65歳から、MTRが大人の約半額(観光客も使える)
香港の地下鉄(MTR)には、観光客でも使えるシニア割引があります。MTRの公式ページにこう書かれています。
Senior citizens and tourists aged 65 or above using the “Anonymous Elder Octopus” or “Personalised Elder Octopus” can enjoy “Concessionary Fare” which is about half of Adult Fare for MTR domestic services.
出典:MTR 公式/2026年9月20日確認
65歳以上なら、観光客でもMTRが大人運賃の約半額になります。必要なのは「Elder Octopus」というカードです。
車内には車椅子スペースがあり、黄色と黒の斜線で区画が示されています。私たちが乗った車両にも、実際に車椅子の方が停まっていました。ただし私たちは車椅子を使っていないので、乗り降りのしやすさまでは確かめていません。

カードは観光客向けのものが買える(HK$170)
観光客向けのオクトパス(Tourist Octopus)には、大人版・子ども版・Elder版の3種類があります。
| 版 | カード代 | 初期チャージ | 合計 |
|---|---|---|---|
| 大人 | HK$42 | HK$128 | HK$170 |
| 子ども | HK$42 | HK$68 | HK$110 |
| Elder | HK$42 | HK$128 | HK$170 |
カード代そのものは大人と同じHK$170です。安くなるのは運賃のほうで、乗るたびに効きます。
「$2で乗れる」制度は、観光客には使えません
香港には、1回$2で乗れる「$2スキーム」という制度もあります。ただしこちらは観光客には使えません。
JoyYou Card is an On-Loan Personalised Octopus designed for Hong Kong residents aged 60 or above. Eligible applicants must be Hong Kong Identity Card holders…
出典:Octopus 公式/2026年9月20日確認
香港IDカードを持っている住民だけの制度です。同じページに、無記名のElder Octopusは2024年8月25日からこの制度の対象外になったとも書かれています。
つまり、観光客が使えるのは「約半額」のほうで、「$2」のほうではありません。ここは混同しやすいところです。
空港エクスプレスは割引の対象外
同じMTRの公式ページに、割引運賃の対象外として空港エクスプレス、東鉄線のファーストクラス、羅湖・落馬洲発着が挙がっています。
空港への移動には、シニア割引が効きません。代わりに2〜4人のグループ券があり、青衣駅までなら1人HK$50です。
私たちはA31バス(HK$19.8・約40分)で移動しました。グループ券との値段と所要の比較は、ニーナホテル ツェンワン ウェスト宿泊記に表で出しています。
香港ディズニーは東京の半分の広さ。人気ライドも20分待ちだった
立って並ぶ時間が短いことが、いちばん効くと思っています。行列に並ぶ時間は、そのまま立っている時間だからです。
私たちが行った2025年3月、人気の「アナと雪の女王」エリアでも20分待ちで乗れました。アトラクションは一通り乗れて、9:30に着いて、21:40にタクシーでホテルへ戻っています。1日で足りました。

広さについては、開園5周年(2010年)の報道にこうあります。
園内は確かに狭く、ゆっくり歩いたとしても、15分もあれば一回りできてしまうほど。パークの面積は22.4ヘクタールと、東京ディズニーランド(51.0ヘクタール)の半分にも満たない。
出典:時事通信「香港ディズニーが開園5周年」
ただしこれは2010年時点の数字です。記事にあるとおり2014年までに27.5ヘクタールへ広がり、2023年には私たちが行った「アナと雪の女王」エリアも加わっているので、いまはもう少し広いはずです。
それでも、1日で一通り乗れました。東京で同じことをするのは難しいと思います。パークでの過ごし方は香港 家族旅行の旅行記|3泊4日でディズニーは1日にまとめています。

街の移動は鉄道とタクシー。歩く距離が短い
香港は街がコンパクトで、移動の大半が鉄道とタクシーで済みます。私たちの3泊4日でも、歩いたのは駅から店までの数分ずつでした。
- ホテル⇄ディズニー:配車アプリで片道20分弱(往復HK$312.66)
- ホテル⇄尖沙咀(チムサーチョイ):鉄道で約20分
- ホテル⇄モール・スーパー・市場:駅直結、または徒歩数分

泊まったニーナホテル ツェンワン ウェストはMTR荃灣西駅に直結していて、モールも併設です。雨でも濡れずに駅まで行けました。
足元に不安がある人と行くなら、駅直結かどうかが、そのまま歩く距離になります。部屋や設備はニーナホテル ツェンワン ウェスト宿泊記に写真つきで書きました。

食事の値段が負担にならない
人数が増えるほど、食事代は効いてきます。香港は物価が高いと思われがちですが、街のローカル店なら安く済みました。
ミシュランに掲載された店にも入りました。尖沙咀の深仔記で、海老ワンタン麺です。子どもたちが「美味しい」と喜んだのもここでした。店の詳細と値段は旅行記にあります。
朝食も、ホテルに付けずに外で済ませました。ホテルの朝食ビュッフェは大人HK$168、外の麺の店ならえびワンタン麺が4人で約2,520円です。この比較は宿泊記に表で出しています。
八角の効いた料理は、子どもによっては箸が止まります。祖父母も同じかもしれません。ただ、えびの麺はどの店でも食べやすかったので、迷ったらこれで外しませんでした。

五つ星のホテルに手が届く
三世代で行くなら、宿の質を落とさないほうがうまくいきます。祖父母が休める部屋かどうかで、翌日の動ける量が変わるからです。
私たちが泊まったのは五つ星のニーナホテル ツェンワン ウェストで、家族4人・3泊で55,769円でした。32㎡の部屋で、スーツケースを広げても余裕がありました。
春休みに日本の五つ星へ4人で3泊すると、この値段では泊まれません。そこが決め手になりました。

同じ条件で、いまの料金を見る
泊まったのはニーナ ホテル ツェンワン ウェスト(MTR荃灣西駅直結)です。どちらが安いかは日程と人数で入れ替わるので、我が家はいつも両方を見てから決めています。
※アフィリエイトリンクを含みます
日数をどう組むか
ディズニーと尖沙咀あたりだけなら2泊3日で足ります。ただし航空券の時刻次第です。市内も歩く、ホテルでも休む、という組み方なら3泊4日です。私たちは3泊4日でした。
日数の決め方は香港 子連れは2泊3日で足りる?|日数の決め方と治安に書いています。
到着と出発の時刻で、使える日数が変わります
私たちは香港着12:40・香港発14:55の便でした。往復の時刻を見比べてから日数を決めるのが確実です。
Expediaで東京—香港の航空券を比較する※アフィリエイトリンクを含みます
日数が取れるなら、次に行くならここへ行きたいと思っている場所があります。いずれも行っていません。
| 行きたい場所 | 理由 | 目安 |
|---|---|---|
| オーシャンパーク | パンダがいます。公式のPanda Zoneに、盈盈・楽楽・安安・可可と双子のパンダがいると書かれています | +1日 |
| 夜景クルーズ | 子どもがもう少し大きくなったら | 半日 |
| マカオ | もっと長い日程が取れるなら | +1〜2日 |
確かめていないこと
- 実際に祖父母と行ったらどうか。この記事は、子どもと行った経験と、24回の三世代旅行の基準から考えたものです
- 車椅子やベビーカーでの移動。子どもが小学生だったので、どちらも使っていません。段差や通路の広さは確かめていません
- Elder Octopusの実際の使い勝手。制度は公式で確認しましたが、空港や駅での販売状況までは確かめていません
- 美術館や博物館のシニア料金。あるという情報はありますが、公式で裏を取っていないので書きません
まとめ|60歳と65歳で、使える制度が変わる
| 制度 | 対象年齢 | 観光客 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 香港ディズニー チケット | 60歳以上 | ✅ | HK$639(大人比 約25%引き・小人と同額) |
| MTR 割引運賃(Elder Octopus) | 65歳以上 | ✅ | 大人運賃の約半額。空港エクスプレスは対象外 |
| 空港エクスプレス グループ券 | 年齢不問 | ✅ | 2〜4人で最安 HK$42.5/人 |
| $2スキーム(JoyYou) | 60歳以上 | ❌ 香港IDカード保持者のみ | $2 または80%引き |
何歳の祖父母を連れて行くかで、使える制度が変わります。60歳を超えていればディズニーが安くなり、65歳を超えていれば街の移動も安くなります。
そのうえで私が大きいと思っているのは、制度よりも「歩く距離」と「待ち時間」のほうです。パークが狭くて待ち時間が短く、街の移動も鉄道とタクシーで済む。これは値段では買えません。
行き先そのものをまだ決めていないなら、祖父母と孫の海外旅行先比較|台北・香港ディズニー・セブ島・グアムもあわせてどうぞ。
