小学生連れ家族4人におすすめの海外旅行先は台湾!台北が人気の理由
- 費用:3泊4日・4人=約28.1万円(1人 約7.0万円)/現金8万円
- 拠点:コスモスホテル台北(台北駅 M3 すぐ)
- 行程:九份&十分、寧夏・饒河街・士林夜市(毎日夜市!)、龍山寺
- 移動:空港MRT、タクシー(UBER)、約800円(NT$160)で、35–39分/深夜・荷物多い場合→Taxi 約6,000–7,500円(NT$1,200–1,500)
- 現地支払い:現金8万円+クレジットカード
項目 | 内容 | 金額 |
---|---|---|
航空券 | Scoot(TR877/870)成田↔台北/2025-08-27〜30/4名 | ¥123,647 |
ホテル | コスモスホテル台北(素泊まり・3泊・4名/台北駅M3出口すぐ) | ¥72,380 |
現地費 | 現金 80,000円(≒NT$16,000:屋台・小店・バスなど) | ¥80,000 |
通信 | 「世界そのままギガ 台湾3日」×2(家族でテザリングシェア) | ¥4,960 |
合計 | ¥280,987(概算=約¥280,000/1人あたり約¥70,000) |
同じ条件をエクスペディアで検索してみてください。私もまた行きたいプランです。
初めての小学生連れ海外旅行に「どこへ行こう?」と迷ったら、台湾・台北がおすすめです。日本から近く子供の負担が少ないうえ、治安や衛生面でも安心できるとあって家族旅行先として近年人気が急上昇しています。この記事では、台北旅行が家族連れに人気の理由から、我が家(大人2人+小学生2人)が実際に行った台北3泊4日旅行の費用やモデルコースまで、ポイントを詳しく解説します。旅行計画の参考にしていただき、ぜひ楽しい家族旅を実現してください。
(今回の台北旅行で宿泊したコスモスホテル台北について、さらに詳しく知りたい方は別記事『子連れで選ぶ「コスモスホテル台北(台北天成大飯店)」:立地・口コミ・評判の総まとめ』もご覧ください。)

海外の中でも小学生の家族旅行に台北がおすすめされる理由5つ
フライト約3時間&時差ほぼなし!子供も疲れにくい近距離旅行
台湾までは日本から直行便で約3〜4時間と移動時間が短く、時差も1時間未満(日本との時差はマイナス1時間)です。長時間のフライトや大きな時差がないため、小学生の子供でも体への負担が少なく、到着後すぐに元気に観光を楽しめます。飛行機が苦手な小さなお子さんでも3時間程度なら退屈しにくく、親御さんにとっても安心です。週末を絡めた3泊4日程度のスケジュールでも十分充実した旅行プランが立てられる点も、台北が家族連れに人気の大きな理由でしょう。
LCC就航で旅行費用も割安に◎ 親にも嬉しいコスパの良さ
台湾路線には格安航空会社(LCC)が多数就航しており、航空券代を大きく抑えられます。例えば日本~台北間はスクートやPeachといったLCC便が充実しており、時期によっては往復2〜3万円台のチケットも見つかります。大人4人分となると航空券代は旅費の中でも大きな割合を占めますが、LCCを活用すればその負担をグッと軽減可能です。実際、筆者家族もLCC利用で4人合計約12万円ほどと、フルサービスキャリア利用時より数万円以上安く抑えられました。Expediaで各社の料金を比較すればお得なフライトが簡単に見つかるので、ぜひ活用してみてください(【Expediaで比較】の詳細は後述します)。コスパ良く旅行できるのは、親にとって何より嬉しいポイントです。
治安が良く衛生的で安心!小学生連れでも安全に過ごせる台湾
台湾は治安が良いことで知られ、街中を家族で歩いていても安心感があります。もちろん海外ですから最低限の注意は必要ですが、凶悪犯罪が多い地域は少なく、夜市など夜間の観光地も比較的安全に楽しめます。実際に士林夜市に0時近くまで帰国日の前日にいましたが、鉄道で安全に帰ることができました。また、台湾の都市部は清潔で衛生面の管理もしっかりしているため、日本人の子供でも食事やトイレに困るシーンが少ないです。実際に訪れてみると、街中にゴミが少なくトイレも綺麗で、日本と大きなギャップを感じませんでした。十分に行くローカル戦にもトイレがついていて、綺麗に利用されていました。十分、九份、夜市、龍山寺でも、トイレは綺麗に使われていて、嫌な思いをすることはありませんでした。食事も日本人の口に合う優しい味付けのものが多く、「海外は不衛生では?」という心配も台北なら杞憂に終わるでしょう。安全で清潔、親子で安心して過ごせることも台北旅行の大きな魅力です。






「日本語OK」で言葉の不安が少ない!初めての海外旅行でも心強い
海外旅行で気になる言語の壁も、台湾ならハードルが低めです。台北市内の主要観光地や交通機関では日本語表記や日本語アナウンスが充実しており、日本人観光客に親切な環境が整っています。さらに、ホテルやお店によっては日本語を話せるスタッフも多く、こちらが拙い英語で話しても日本語で返してくれる場面もありました。現地の方も親日的でコミュニケーションに協力的なので、言葉が通じなくてもジェスチャーや筆談でなんとかなる雰囲気があります。子供にとっても、日本語表記を街中で目にするだけで安心感が違いますよね。英語に自信がなくても旅行しやすい台湾・台北は、まさに海外旅行ビギナーの家族にピッタリの行き先と言えます。タクシーの運転手さんから、スマホでおすすめの小籠包のお店を教わったりもしました。

子供が喜ぶ体験が盛りだくさん!夜市グルメや天燈上げで思い出作り
台北には小学生の子供が喜ぶ観光スポットや体験が豊富にあります。例えば、夜の屋台街「夜市」では日本では味わえないB級グルメやスイーツを食べ歩きでき、食べ盛りの子供たちは大興奮!ゲーム屋台で遊ぶこともでき、夜市巡りは家族みんなで楽しめるイベントです。また、台北郊外の十分(シーフェン)では天燈(ランタン)上げ体験が人気。願い事を書いた紙のランタンを夜空に放つ幻想的な体験は、大人も子供もきっと忘れられない思い出になるでしょう。この他にもレトロ可愛い街並みが楽しい九份(ジォウフェン)散策や、本格点心を味わう飲茶体験、台北101展望台からの大パノラマなど、子供の好奇心をくすぐる観光が目白押しです。「行きたい!やってみたい!」という体験がたくさん詰まっている点も、台北がファミリーに選ばれる理由の一つです。











家族4人で行く台北3泊4日の費用と予算(安く抑えるコツ)
「家族4人で台湾旅行って、だいたいいくらかかるの?」と気になりますよね。ここでは、筆者家族が2025年夏休みに台北3泊4日旅行をした際の実際の費用内訳と、各費用を安く抑える工夫をご紹介します。航空券やホテル代は時期やプランによって変動しますが、一つのモデルケースとして参考にしてください。小学生連れでも無理のない時間帯・動線で組んだ、実費ベースの手配情報です。家族4人の海外旅行 家族 4 人 予算を最適化しつつ、現地ではMRT+Uberの二刀流で移動ストレスを最小化しています。
フライト便・スケジュール(小学生連れでも疲れにくい時間帯)
区分 | 内容 |
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出発 | 2025/08/27 成田12:45発 → 台北15:30着(Scoot TR877) |
帰国 | 2025/08/30 台北15:30発 → 成田(Scoot TR870) |
航空券実費 | 123,647円(4名合計/LCC活用) |
今回は、スーツケース25kgを一つだけ追加料金を払い、座席指定せずにフリーで挑むというチャレンジをしましたが、小学生連れだったのもあるのか、4名全員横並び席を準備してもらえました。また、座席は充分な広さがあり、JALやANAに負けていませんでした。ありがとうございますスクート。
参考:Scoot(公式)| Expediaで台北行きフライト比較(アフィリエイト)
ホテル:コスモスホテル台北(子連れにやさしい台北駅直結)
- 立地:台北駅M3出口すぐ。雨天でも駅直結で濡れない動線。
- 推し:高風量ドライヤー、毎日の無料飲料補充(水4本・コーヒー類)。
- 実費:72,380円(3泊・4名/素泊まり・添い寝)。
公式:Cosmos Hotel Taipei| 宿泊記:コスモスホテル台北 宿泊レビュー(内部)| Expediaで料金・空室を確認(アフィリエイト)



空港→市内:桃園MRTで約35分(スーツケースでもラクラク)
段差・乗換が少なく、大荷物でもスムーズに台北駅へ。到着日に子どもの集中力が切れにくい最短動線です。
公式:桃園MRT(Taoyuan Metro)| 桃園国際空港(公式)
市内・郊外の移動:MRT+Uber/台鉄+バスの二刀流
- 市内:MRT+Uber中心。MRTは安価・分かりやすい。疲れたらUberで事前料金表示&ドアtoドア。
- 郊外(十份・九份):台鉄+バスで自力移動。帰路は九份→饒河夜市の直行バスで体力温存。
公式:台北MRT(公式)| 台鉄 TRA(公式)| 饒河街観光夜市(Taipei Travel公式)
現地で使ったお金・通信費(海外 旅行 家族 4 人 予算の参考)
項目 | 内容 |
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現金 | 80,000円(≒16,000元)を用意。屋台・小店・バスなど現金前提の場面が多め。 |
通信 | 「世界そのままギガ 台湾3日」2,480円×2=4,960円(家族でテザリングシェア)。 |
公式:悠遊カード(EasyCard)| 台北MRT 運賃・路線図
旅行費用の内訳公開!家族4人で合計いくらかかった?
今回の台北3泊4日(大人2・子供2)旅行で実際にかかった費用の内訳は以下の通りです。
- 航空券代(往復):約123,600円(LCC利用・4名合計)
- ホテル代(宿泊):約72,400円(3泊・4名一室料金)
- 現地での支出(食事や移動、お土産代):約80,000円(※両替した現金分。≈NT$16,000)
- 通信費(SIMレンタルなど):約5,000円(データ通信3日×2人分)
合計:約28万円(4人分)となりました。1人あたりに換算すると7万円ほどで収まった計算です。この費用には観光施設の入場料やお土産代も含みます。九份や十分の街歩き自体は無料ですし、小学生は交通費や食事も大人より安く済む場面が多いため、結果的に想定より安く旅行できました。航空券とホテルさえ押さえれば、台湾は物価が日本よりやや安いこともあり、現地での出費は比較的少額で済む印象です。次項からは各費用項目ごとの節約ポイントを見ていきましょう。
【保存版】子連れ海外旅行で迷わない!Agoda×JTB 徹底比較と予約の決め手とは?【台北編 コスモスホテル台北】
航空券はLCCを活用!格安フライトで旅費を大幅節約(Expediaで比較)
家族4人分の航空券代は旅費の中でも最大のウエイトを占めます。ここを節約するには、やはりLCC(格安航空会社)の活用が鍵です。先述の通り、今回はシンガポール航空系LCCのスクート(Scoot)を利用し、成田〜台北往復を家族4人で約12.3万円に抑えました(大人2・子供2、受託手荷物込)。JALやANAだと同時期は4人で20万円以上することもあるので、大幅なコストカットになりました。ただし、LCCは、スーツケースを預けたり、座席指定や機内サービスが有料だったりと制約もあります。今回は、スーツケース25kgを一つだけ追加料金を払い、座席指定せずにフリーで挑むというチャレンジをしましたが、小学生連れだったのもあるのか、4名全員横並び席を準備してもらえました。また、座席は充分な広さがあり、JALやANAに負けていませんでした。ありがとうスクート。子供連れで心配な場合は、往復のどちらかだけフルサービス便にする、など組み合わせも検討してみましょう。航空券検索には「Expedia(エクスペディア)」の比較サイトがおすすめです。複数航空会社の料金を一括検索でき、LCC含め最安値のフライトを簡単に見つけられます。【Expediaでホテル検索】から航空券+ホテルのセット割プランを探すことも可能なので、上手に活用して旅費を節約しましょう。
参考:Scoot(公式)| Expediaで台北行きフライト比較(アフィリエイト)
ホテル代はExpediaでまとめ予約!家族向けプランでお得に宿泊手配
宿泊費も4人分となるとかさみがちですが、予約サイトのセット割や家族向けプランを利用して賢く節約しましょう。例えば今回利用した台北駅前のホテルでは、Expediaの航空券+ホテル同時予約割引を適用し、3泊分の宿泊料が約7.2万円(1泊あたり約2.4万円・4名一室)と通常より安くなりました。同じホテルでも予約サイトによって料金が異なることが多いため、AgodaやExpediaなど複数サイトで価格を比較して一番お得なプランを選ぶのがコツです。また、小学生の子供2人まで添い寝無料といったファミリープランを提供しているホテルもあります。台北ではコスモスホテル台北(台北駅直結)など日本語対応やキッズ向けサービスが充実したホテルも人気です。立地や設備面も踏まえ、家族のスタイルに合ったホテルを選びましょう。早期予約や直前セールを狙えば高級ホテルでも意外と手頃な値段になるので、「ホテルは清潔で便利なところがいいけど予算オーバーは避けたい…」という場合は予約タイミングも工夫してみてください。
現地で使ったお金:台湾ドルへの両替とクレカ・悠遊カード活用術(11歳までが子供料金でお得)
台湾旅行中の現地支出を抑えるには、両替や支払い方法の工夫もポイントです。まず現金(台湾ドル)への両替ですが、空港の銀行両替所で日本円を交換しておけばOKです。レートは市中と大差なく、安全面からも現地到着時に必要額をまとめて両替しておくと安心でしょう(目安として8万円=約16,000元を用意し、足りなければ現地ATMで追加引き出ししました)。日常の細かい支払いは台湾版Suicaの悠遊カード(EasyCard)がとても便利です。MRTやバスはもちろん、コンビニや一部飲食店でも使えます。ただし、悠遊カードの子供の年齢上限は、11歳までのため、小学6年生の誕生日を迎えてしまうと、大人料金になり、子供運賃の適用が受けられなくなります。そのため、11歳の内に台湾に行くのがおすすめです。また、高額な買い物やレストランでは日本のクレジットカード払いが利用できますが、基本的にクレジットカードよりも現金払いしかできことが多かった印象です。クレジットカードを使えるお店は、できるだけカードを使い、現金は初日に空港の銀行で両替し、足りなくなったら海外キャッシングを利用するのが、無駄なくお得に旅を楽しめます。ちなみに、悠遊カード(EasyCard)のチャージは、現金のみです。初めて海外キャッシングを利用しましたが、日本円の両替よりも大分有利でしたので、今後は多用します!
(※海外キャッシングについては、別記事『子連れ台北旅行で海外キャッシングを使ってみた&現金両替と比較したら、海外キャッシングがレートが断然有利だった』(準備中)でも詳しく紹介する予定です。)


食事&移動を安くする工夫:夜市の屋台飯&MRT+Uberで節約上手に
家族4人分の食費や交通費も、工夫次第でしっかり節約できます。まず食事については、台北ならではの夜市(ナイトマーケット)を活用しましょう。夜市の屋台飯は一品50~100元程度のものが多く、みんなで色々買ってシェアすれば安価に夕食を済ませることができます。実際、初日の夕食を訪れた寧夏夜市【寧夏路夜市】では、魯肉飯やフライドチキン、大きなかき氷などお腹いっぱい食べても家族4人で日本円にして2~3千円ほどでした。また昼食も有名店ばかりでなく、現地のフードコートやローカル食堂を利用することで一食あたりかなり節約できます。次に移動手段ですが、市内移動はMRT(台北捷運)が速くて安く、大人20~30元、子供は半額程度で乗車可能です【台北MRT路線図・時刻】。遠出する日以外は基本MRT+徒歩で十分観光できます。ただし、徒歩時間が長くなる、バスが通っていない、小さな子連れや荷物が多い場合、タクシーや配車アプリ(Uber)も併用しましょう。台北のタクシーは日本より運賃が安く、短距離なら数百円程度です。特に夜市帰りで子供が疲れている時などは無理せず、車移動に切り替えて体力を温存しました。Uberなら乗車前に料金が表示されるので安心です。MRTの経済性とUberの快適さを上手に使い分け、移動ストレスと交通費の両方を減らすよう心がけました。
(※台北旅行の具体的な費用明細や節約テクニックは、別記事『子連れ台北旅行の費用徹底ガイド』(準備中)でも詳しく紹介する予定です。)
小学生との台北3泊4日モデルコース – 家族旅行を遊び尽くすプラン
続いて、実際に家族4人で台北旅行をしたときの3泊4日モデルコースをご紹介します。観光や食事のスケジュール作りの参考になれば幸いです。今回はツアーに頼らず全て個人手配&公共交通で巡りましたが、小学生連れでも問題なく回れました。それぞれの日の見どころと過ごし方をまとめます。
1日目:台北到着!桃園MRTでホテルへ移動 → 寧夏夜市で台湾グルメデビュー
午前、日本を出発しお昼過ぎに台北桃園国際空港に到着。入国手続き後、空港から市内へは桃園空港MRT(空港線電車)で移動しました。エレベーターやエスカレーターが整備され、スーツケースを持っていても乗換えなしで台北駅まで一直線なのでとても快適です(所要約35分)。台北駅に着いたら、そのまま駅直結のホテルにチェックイン。移動疲れも少なかったので、ひと休みした後は早速夜市へ繰り出しました。歩いて行く途中にエッグタルトやタピオカドリンクのお店にも寄り、道中も楽しめました。
初日の夜に選んだのは、地元グルメが充実した寧夏路夜市(ニンシャー)【寧夏路夜市】です。魯肉飯、鶏肉飯や牡蠣入りオムレツ、フレッシュフルーツのジュースなど屋台メシを次々と食べ歩き!子供達は目新しい食べ物に大興奮で、「台湾に来た!」という実感が湧いてきました。ゲーム屋台で遊んだり、初日から台湾ならではの夜を満喫できました。ホテルへの帰りは徒歩圏内だったこともあり、食後の散歩がてら夜市周辺の街並みも楽しめました。
『子連れ台北旅行モデルコース(1日目)完全版』(準備中)でまとめる予定です。併せてご期待ください。)


2日目:十分で天燈上げ体験&九份のノスタルジック街歩きを満喫(ツアーなしの自力観光)
2日目は台北郊外への小旅行にチャレンジ!朝からローカル鉄道に乗って十分(シーフェン)という小さな町へ向かいました。台北駅から在来線の区間車で約1時間、瑞芳駅でローカル線「平渓線」に乗り換えて終点の十分駅に到着です。十分では名物の天燈(ランタン)上げを家族で体験しました。ランタンにそれぞれ願い事を書き、お店の方の手伝いで空高く飛ばすと、子供達も大喜び!青空にスーッと上がっていくカラフルな天燈はとても綺麗で、願いが天に届くような不思議な感動がありました。【台湾・十分での天燈上げツアー(KKday)】を利用する手もありますが、私たちは現地のランタン店で直接申し込みました。十分では高さ約20mの「十分瀑布(滝)」にも歩いて行けるので、自然散策も楽しめます。
ランタン体験の後は再び鉄道で瑞芳駅まで戻り、今度は人気観光地 九份(ジォウフェン)へ移動です。瑞芳から九份までは路線バスで約15分。山あいに広がるレトロな街並みが特徴の九份は、映画『千と千尋の神隠し』の舞台モデルとも言われ、そのノスタルジックな雰囲気に子供も大人も引き込まれました。有名な赤提灯が灯る時間までたっぷり散策し、お土産屋さんや茶芸館をひやかして過ごします。夕暮れ時、山肌に明かりがともる九份老街はとても幻想的でした。
そしてこの日の締めくくりは、九份から台北市内への帰り道で夜市にもう一軒立ち寄り!九份から台北へは直行バスが出ており、終点の饒河街夜市(ラオハー)【饒河街観光夜市】前で降りられるルートがあります。乗換え不要で市内まで戻れるうえ、有名な饒河街夜市にも行けて一石二鳥です。私たちもこのバスを利用し、夜は饒河街夜市で小籠包や胡椒餅などを味わいました(ランタン上げと九份観光で少し疲れていたので、ここでは軽めに)。ここで終わる予定でしたが、美味しい小籠包がどうしても食べたくて、帰り道に小籠包の名店「小上海」にタクシーで閉店時間近くに乗りつけました。ローカル鉄道&バス&タクシーを駆使した自力プランでしたが、子供たちも「楽しかった!」と大満足の一日となりました。
★ツアー利用も検討してみよう: 「自分たちだけで行けるか不安…」という場合、九份&十分を巡るオプショナルツアーを利用するのも手です。現地発着の日本語ガイド付きツアーなら移動の心配もなく効率良く回れます【KKdayで九份・十分ツアーを探す】。送迎やガイドが付くぶん費用はかかりますが、その分ラクに観光できるので、家族の体力やスケジュールに応じて検討してみてください。
『子連れ台北旅行モデルコース(2日目)完全版』(準備中)でまとめる予定です。併せてご期待ください。)


3日目:龍山寺で参拝&西門町を散策 → 本場小籠包ランチ&士林夜市グルメを堪能
3日目の午前中は台北市内観光です。まず向かったのは龍山寺(ロンシャンスー)【龍山寺】。台北最古のお寺で、学業の神様や縁結びの神様など様々なご利益があることで有名です。お線香の香り漂う中、地元の人に混じってお参り体験。おみくじに挑戦してみると、日本とは違う方式(何度か筮竹を投げてからおみくじを引く)に子供たちも興味津々でした。情緒あるお寺の雰囲気に触れ、「台湾って仏教の国なんだね」など子供なりの発見もあったようです。
続いて寺から徒歩圏の西門町(シーメンディン)エリアへ移動。西門町は若者文化の発信地で、ショッピングやストリートパフォーマンスで賑わう街です。ゲームセンターやキャラクターショップも多く、子供たちはお土産に台湾限定グッズを買ってご機嫌でした。歩き回ってお腹が空いたので、お昼は評判の小籠包のお店へ。西門町界隈にもたくさんお店がありますが、この日は少し足を伸ばして杭州小籠湯包(ハンジョウシャオロンタンパオ)という人気店にタクシーで向かいました。ここは地元の人にも人気の老舗で、小籠包10個が190元(約¥900)という安さながら本格的な味わい!【杭州小籠湯包(Facebook)】出来立てアツアツの小籠包をハフハフ言いながら家族で平らげ、「安くて美味しい!」と大満足のランチになりました。
午後は一度ホテルで休憩を入れてから、夜は最大の夜市「士林夜市(シーリン)」へ繰り出しました【士林観光夜市】。士林夜市は規模が大きく屋台の数も数え切れないほど。定番のフライドチキンや臭豆腐から、フルーツビールや南国フルーツなど大人も楽しめるグルメが所狭しと並んでいます。ゲームコーナーでは射的や海老すくいに子供が挑戦し、大盛り上がり!まるでお祭りのような活気に包まれた夜市体験は、子供たちにとって旅のハイライトになったようです。気づけばお腹もいっぱい、歩き疲れて足もクタクタでしたが、夜遅くにMRTで無事にホテルへ戻りました。親も子も、この日はぐっすり就寝です。
『子連れ台北旅行モデルコース(3日目)完全版』(準備中)でまとめる予定です。併せてご期待ください。)


4日目:最終日のんびりお土産ショッピング&鼎泰豐ランチ → 桃園MRTで空港へ
あっという間に最終日です。この日は午後のフライトだったため、午前中は台北市内でお土産探しと最後のグルメを楽しむことにしました。まずホテル近くのスーパーPX Mart(全聯福利中心)へ立ち寄り、現地のスナック菓子や杏仁茶、ビール、ドライフルーツ、ホタテだし入り本だしなどをまとめ買い。スーパーならではのリーズナブルな価格でばらまき土産を調達できました。
ランチは、台湾最後の食事の締めくくりとして鼎泰豐(ディンタイフォン)新生店へ!台湾グルメの王道とも言える小籠包の名店で、ぜひ本場の味を試してみたかったのです。開店時間(土日は10時30分)の20分前に到着すると既に行列ができていましたが、幸い20分ほどで案内されました。看板メニューの小籠包は肉汁たっぷりで絶品!カニみそ入り小籠包やチャーハンなど色々頼み、最後の台湾グルメを堪能しました【鼎泰豐(店舗情報)】。食事を終えたらホテルに戻り、預けていたスーツケースをピックアップ(その間に、エッグタルトとドーナツをデザートに、私だけホテル近くへ買い出し)。名残惜しいですが、桃園駅までMRTで移動し、空港でチェックイン手続きを済ませます。桃園空港は、クレジットカードのラウンジがあり、そので最後に牛肉麺とビールを味見し、楽しかった旅を振り返っていました。こうして無事に台北家族旅行は終了!夕方の飛行機で日本へ帰国しました。
(※このモデルコースの詳細解説や、他の日程アレンジ案については別記事『子連れ台北旅行モデルコース(4日目)完全版』(準備中)でまとめる予定です。併せてご期待ください。)

まとめ
台湾・台北は「子連れ海外旅行デビュー」に最適な行き先です。フライト時間が短く時差もないため、移動の負担が少なくスケジュールを有効に使えます。治安や衛生面も良好で、家族全員が安心して過ごせる環境と言えるでしょう。実際、小学生連れの私たちの旅でも、大きなトラブルもなく終始楽しく過ごすことができました。
さらに、子供が喜ぶ体験(夜市での食べ歩きやランタン飛ばし等)と、大人にとっての魅力(美食やマッサージ、ショッピング)が両立している点も台湾旅行の素晴らしさです。旅行費用についてもLCCや予約サイトの活用で予算内に収まり、コスパ良く充実した家族旅行が実現できました。
ぜひ次の家族旅行候補に台湾・台北を加えてみてください。親子で共有できる楽しい思い出がきっとたくさん作れるはずです。「安全・近い・安い・美味しい・楽しい」が揃った台湾旅行で、家族の笑顔あふれる時間を過ごしてきてくださいね。