台湾旅行 家族4人の費用|3泊4日の実費28万円

台湾・九份の急な石段に建つ木造の茶楼と連なる赤い提灯。多くの観光客でにぎわう昼の風景

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目次

小学生連れ家族4人におすすめの海外旅行先は台湾!台北が人気の理由

30秒で分かる要点(2025-09確認)(実測|換算 1TWD≈5.0円)
  • 費用:3泊4日・4人=約28.1万円(1人 約7.0万円)/現金8万円
  • 三世代6人=約59.1万円(1人 約9.9万円)/現金6万円+カード5万円
  • 拠点:コスモスホテル台北(台北駅 M3 すぐ)
  • 行程:九份&十分、寧夏・饒河街・士林夜市(毎日夜市!)、龍山寺
  • 移動:空港MRT、タクシー(UBER)、約800円(NT$160)で、35–39分/深夜・荷物多い場合→Taxi 約6,000–7,500円(NT$1,200–1,500)。深夜着・大人数だった三世代6人のときはKKdayで空港送迎を予約して正解でした
  • 現地支払い:現金8万円+クレジットカード
項目内容金額
航空券Scoot(TR877/870)成田↔台北/2025-08-27〜30/4名¥123,647
ホテルコスモスホテル台北(素泊まり・3泊・4名/台北駅M3出口すぐ)¥72,380
現地費現金 80,000円(≒NT$16,000:屋台・小店・バスなど)¥80,000
通信「世界そのままギガ 台湾3日」×2(家族でテザリングシェア)¥4,960
合計¥280,987(概算=約¥280,000/1人あたり約¥70,000)

同じ条件をエクスペディアで検索してみてください。私もまた行きたいプランです。

初めての小学生連れ海外旅行に「どこへ行こう?」と迷ったら、台湾・台北がおすすめです。日本から近く子供の負担が少ないうえ、治安や衛生面でも安心できるとあって家族旅行先として近年人気が急上昇しています。この記事では、台北旅行が家族連れに人気の理由から、我が家(大人2人+小学生2人)が実際に行った台北3泊4日旅行の費用モデルコースまで、ポイントを詳しく解説します。旅行計画の参考にしていただき、ぜひ楽しい家族旅を実現してください。

(今回の台北旅行で宿泊したコスモスホテル台北について、さらに詳しく知りたい方は別記事『子連れで選ぶ「コスモスホテル台北(台北天成大飯店)」:立地・口コミ・評判の総まとめ』もご覧ください。)

鼎泰豐など台北の店で注文した小籠包のせいろと副菜。台北の家族旅行の食事

海外の中でも小学生の家族旅行に台北がおすすめされる理由5つ

フライト約3時間&時差ほぼなし!子供も疲れにくい近距離旅行

台湾までは日本から直行便で約3〜4時間と移動時間が短く、時差も1時間未満(日本との時差はマイナス1時間)です。長時間のフライトや大きな時差がないため、小学生の子供でも体への負担が少なく、到着後すぐに元気に観光を楽しめます。飛行機が苦手な小さなお子さんでも3時間程度なら退屈しにくく、親御さんにとっても安心です。週末を絡めた3泊4日程度のスケジュールでも十分充実した旅行プランが立てられる点も、台北が家族連れに人気の大きな理由でしょう。

LCC就航で旅行費用も割安に◎ 親にも嬉しいコスパの良さ

台湾路線には格安航空会社(LCC)が多数就航しており、航空券代を大きく抑えられます。例えば日本~台北間はスクートPeachといったLCC便が充実しており、時期によっては往復2〜3万円台のチケットも見つかります。大人4人分となると航空券代は旅費の中でも大きな割合を占めますが、LCCを活用すればその負担をグッと軽減可能です。実際、筆者家族もLCC利用で4人合計約12万円ほどと、フルサービスキャリア利用時より数万円以上安く抑えられました。Expediaで各社の料金を比較すればお得なフライトが簡単に見つかるので、ぜひ活用してみてください(【Expediaで比較】の詳細は後述します)。コスパ良く旅行できるのは、親にとって何より嬉しいポイントです。

治安が良く衛生的で安心!小学生連れでも安全に過ごせる台湾

台湾は治安が良いことで知られ、街中を家族で歩いていても安心感があります。もちろん海外ですから最低限の注意は必要ですが、凶悪犯罪が多い地域は少なく、夜市など夜間の観光地も比較的安全に楽しめます。実際に士林夜市に0時近くまで帰国日の前日にいましたが、鉄道で安全に帰ることができました。また、台湾の都市部は清潔で衛生面の管理もしっかりしているため、日本人の子供でも食事やトイレに困るシーンが少ないです。実際に訪れてみると、街中にゴミが少なくトイレも綺麗で、日本と大きなギャップを感じませんでした。十分に行くローカル戦にもトイレがついていて、綺麗に利用されていました。十分、九份、夜市、龍山寺でも、トイレは綺麗に使われていて、嫌な思いをすることはありませんでした。食事も日本人の口に合う優しい味付けのものが多く、「海外は不衛生では?」という心配も台北なら杞憂に終わるでしょう。安全で清潔、親子で安心して過ごせることも台北旅行の大きな魅力です。

台湾ローカル線のトイレもきれい。オムツも替えられます。
台湾ローカル線のトイレ、洗面台
台湾ローカル線の男性用トイレ
九份駅のトイレ
鼎泰豊のトイレ
龍山寺のトイレ

「日本語OK」で言葉の不安が少ない!初めての海外旅行でも心強い

海外旅行で気になる言語の壁も、台湾ならハードルが低めです。台北市内の主要観光地や交通機関では日本語表記日本語アナウンスが充実しており、日本人観光客に親切な環境が整っています。さらに、ホテルやお店によっては日本語を話せるスタッフも多く、こちらが拙い英語で話しても日本語で返してくれる場面もありました。現地の方も親日的でコミュニケーションに協力的なので、言葉が通じなくてもジェスチャーや筆談でなんとかなる雰囲気があります。子供にとっても、日本語表記を街中で目にするだけで安心感が違いますよね。英語に自信がなくても旅行しやすい台湾・台北は、まさに海外旅行ビギナーの家族にピッタリの行き先と言えます。タクシーの運転手さんから、スマホでおすすめの小籠包のお店を教わったりもしました。

タクシー運転手の教えてくれた、安くて美味しい小籠包店。

子供が喜ぶ体験が盛りだくさん!夜市グルメや天燈上げで思い出作り

台北には小学生の子供が喜ぶ観光スポットや体験が豊富にあります。例えば、夜の屋台街「夜市」では日本では味わえないB級グルメやスイーツを食べ歩きでき、食べ盛りの子供たちは大興奮!ゲーム屋台で遊ぶこともでき、夜市巡りは家族みんなで楽しめるイベントです。また、台北郊外の十分(シーフェン)では天燈(ランタン)上げ体験が人気。願い事を書いた紙のランタンを夜空に放つ幻想的な体験は、大人も子供もきっと忘れられない思い出になるでしょう。この他にもレトロ可愛い街並みが楽しい九份(ジォウフェン)散策や、本格点心を味わう飲茶体験、台北101展望台からの大パノラマなど、子供の好奇心をくすぐる観光が目白押しです。「行きたい!やってみたい!」という体験がたくさん詰まっている点も、台北がファミリーに選ばれる理由の一つです。

夜市の吹き矢。
夜市のエビ釣り。
夜市のエビ釣り。釣れたエビは串にさして、焼いて、食べられる。
夜市のレーザー射撃。
夜市のパチンコゲーム
十分のランタン
十分のランタンは、願い事を書く
十分の滝
十分の鉄道線路。
十分の橋と鉄道コラボ
十分の滝の案内図。

家族4人で行く台北3泊4日の費用と予算(安く抑えるコツ)

「家族4人で台湾旅行って、だいたいいくらかかるの?」と気になりますよね。ここでは、筆者家族が2025年夏休みに台北3泊4日旅行をした際の実際の費用内訳と、各費用を安く抑える工夫をご紹介します。航空券やホテル代は時期やプランによって変動しますが、一つのモデルケースとして参考にしてください。小学生連れでも無理のない時間帯・動線で組んだ、実費ベースの手配情報です。家族4人の海外旅行 家族 4 人 予算を最適化しつつ、現地ではMRT+Uberの二刀流で移動ストレスを最小化しています。

フライト便・スケジュール(小学生連れでも疲れにくい時間帯)

区分内容
出発2025/08/27 成田12:45発 → 台北15:30着(Scoot TR877
帰国2025/08/30 台北15:30発 → 成田(Scoot TR870
航空券実費123,647円(4名合計/LCC活用)

今回は、スーツケース25kgを一つだけ追加料金を払い、座席指定せずにフリーで挑むというチャレンジをしましたが、小学生連れだったのもあるのか、4名全員横並び席を準備してもらえました。また、座席は充分な広さがあり、JALやANAに負けていませんでした。ありがとうございますスクート。

参考:Scoot(公式)Expediaで台北行きフライト比較(アフィリエイト)

ホテル:コスモスホテル台北(子連れにやさしい台北駅直結)

  • 立地:台北駅M3出口すぐ。雨天でも駅直結で濡れない動線。
  • 推し:高風量ドライヤー、毎日の無料飲料補充(水4本・コーヒー類)。
  • 実費:72,380円(3泊・4名/素泊まり・添い寝)。

公式:Cosmos Hotel Taipei| 宿泊記:コスモスホテル台北 宿泊レビュー(内部)Expediaで料金・空室を確認(アフィリエイト)

コスモスホテル台北のクワッドルーム。
コスモスホテル台北の窓から見えた台北駅
コスモスホテル台北の外観。

空港→市内:桃園MRTで約35分(スーツケースでもラクラク)

段差・乗換が少なく、大荷物でもスムーズに台北駅へ。到着日に子どもの集中力が切れにくい最短動線です。

公式:桃園MRT(Taoyuan Metro)桃園国際空港(公式)

市内・郊外の移動:MRT+Uber/台鉄+バスの二刀流

  • 市内:MRT+Uber中心。MRTは安価・分かりやすい。疲れたらUberで事前料金表示&ドアtoドア。
  • 郊外(十份・九份):台鉄+バスで自力移動。帰路は九份→饒河夜市の直行バスで体力温存。

公式:台北MRT(公式)台鉄 TRA(公式)饒河街観光夜市(Taipei Travel公式)

現地で使ったお金・通信費(海外 旅行 家族 4 人 予算の参考)

項目内容
現金80,000円(≒16,000元)を用意。屋台・小店・バスなど現金前提の場面が多め。
通信「世界そのままギガ 台湾3日」2,480円×2=4,960円(家族でテザリングシェア)。

公式:悠遊カード(EasyCard)台北MRT 運賃・路線図

旅行費用の内訳公開!家族4人で合計いくらかかった?

今回の台北3泊4日(大人2・子供2)旅行で実際にかかった費用の内訳は以下の通りです。

  • 航空券代(往復):約123,600円(LCC利用・4名合計)
  • ホテル代(宿泊):約72,400円(3泊・4名一室料金)
  • 現地での支出(食事や移動、お土産代):約80,000円(※両替した現金分。≈NT$16,000)
  • 通信費(SIMレンタルなど):約5,000円(データ通信3日×2人分)

合計:約28万円(4人分)となりました。1人あたりに換算すると7万円ほどで収まった計算です。この費用には観光施設の入場料やお土産代も含みます。九份や十分の街歩き自体は無料ですし、小学生は交通費や食事も大人より安く済む場面が多いため、結果的に想定より安く旅行できました。航空券とホテルさえ押さえれば、台湾は物価が日本よりやや安いこともあり、現地での出費は比較的少額で済む印象です。次項からは各費用項目ごとの節約ポイントを見ていきましょう。

【保存版】子連れ海外旅行で迷わない!Agoda×JTB 徹底比較と予約の決め手とは?【台北編 コスモスホテル台北】

航空券はLCCを活用!格安フライトで旅費を大幅節約(Expediaで比較)

家族4人分の航空券代は旅費の中でも最大のウエイトを占めます。ここを節約するには、やはりLCC(格安航空会社)の活用が鍵です。先述の通り、今回はシンガポール航空系LCCのスクート(Scoot)を利用し、成田〜台北往復を家族4人で約12.3万円に抑えました(大人2・子供2、受託手荷物込)。JALやANAだと同時期は4人で20万円以上することもあるので、大幅なコストカットになりました。ただし、LCCは、スーツケースを預けたり、座席指定や機内サービスが有料だったりと制約もあります。今回は、スーツケース25kgを一つだけ追加料金を払い、座席指定せずにフリーで挑むというチャレンジをしましたが、小学生連れだったのもあるのか、4名全員横並び席を準備してもらえました。また、座席は充分な広さがあり、JALやANAに負けていませんでした。ありがとうスクート。子供連れで心配な場合は、往復のどちらかだけフルサービス便にする、など組み合わせも検討してみましょう。航空券検索には「Expedia(エクスペディア)」の比較サイトがおすすめです。複数航空会社の料金を一括検索でき、LCC含め最安値のフライトを簡単に見つけられます。【Expediaでホテル検索】から航空券+ホテルのセット割プランを探すことも可能なので、上手に活用して旅費を節約しましょう。

参考:Scoot(公式) Expediaで台北行きフライト比較(アフィリエイト

ホテル代はExpediaでまとめ予約!家族向けプランでお得に宿泊手配

宿泊費も4人分となるとかさみがちですが、予約サイトのセット割家族向けプランを利用して賢く節約しましょう。例えば今回利用した台北駅前のホテルでは、Expediaの航空券+ホテル同時予約割引を適用し、3泊分の宿泊料が約7.2万円(1泊あたり約2.4万円・4名一室)と通常より安くなりました。同じホテルでも予約サイトによって料金が異なることが多いため、AgodaやExpediaなど複数サイトで価格を比較して一番お得なプランを選ぶのがコツです。また、小学生の子供2人まで添い寝無料といったファミリープランを提供しているホテルもあります。台北ではコスモスホテル台北(台北駅直結)など日本語対応やキッズ向けサービスが充実したホテルも人気です。立地や設備面も踏まえ、家族のスタイルに合ったホテルを選びましょう。早期予約や直前セールを狙えば高級ホテルでも意外と手頃な値段になるので、「ホテルは清潔で便利なところがいいけど予算オーバーは避けたい…」という場合は予約タイミングも工夫してみてください。

現地で使ったお金:台湾ドルへの両替とクレカ・悠遊カード活用術(11歳までが子供料金でお得)

台湾旅行中の現地支出を抑えるには、両替や支払い方法の工夫もポイントです。まず現金(台湾ドル)への両替ですが、空港の銀行両替所で日本円を交換しておけばOKです。レートは市中と大差なく、安全面からも現地到着時に必要額をまとめて両替しておくと安心でしょう(目安として8万円=約16,000元を用意し、足りなければ現地ATMで追加引き出ししました)。日常の細かい支払いは台湾版Suicaの悠遊カード(EasyCard)がとても便利です。MRTやバスはもちろん、コンビニや一部飲食店でも使えます。ただし、悠遊カードの子供の年齢上限は、11歳までのため、小学6年生の誕生日を迎えてしまうと、大人料金になり、子供運賃の適用が受けられなくなります。そのため、11歳の内に台湾に行くのがおすすめです。また、高額な買い物やレストランでは日本のクレジットカード払いが利用できますが、基本的にクレジットカードよりも現金払いしかできことが多かった印象です。クレジットカードを使えるお店は、できるだけカードを使い、現金は初日に空港の銀行で両替し、足りなくなったら海外キャッシングを利用するのが、無駄なくお得に旅を楽しめます。ちなみに、悠遊カード(EasyCard)のチャージは、現金のみです。初めて海外キャッシングを利用しましたが、日本円の両替よりも大分有利でしたので、今後は多用します!

EasyCardのタッチ。
スーパーマーケット内にある、銀行ATM。JCBのキャッシングができる。

食事&移動を安くする工夫:夜市の屋台飯&MRT+Uberで節約上手に

家族4人分の食費や交通費も、工夫次第でしっかり節約できます。まず食事については、台北ならではの夜市(ナイトマーケット)を活用しましょう。夜市の屋台飯は一品50~100元程度のものが多く、みんなで色々買ってシェアすれば安価に夕食を済ませることができます。実際、初日の夕食を訪れた寧夏夜市【寧夏路夜市】では、魯肉飯やフライドチキン、大きなかき氷などお腹いっぱい食べても家族4人で日本円にして2~3千円ほどでした。また昼食も有名店ばかりでなく、現地のフードコートやローカル食堂を利用することで一食あたりかなり節約できます。次に移動手段ですが、市内移動はMRT(台北捷運)が速くて安く、大人20~30元、子供は半額程度で乗車可能です【台北MRT路線図・時刻】。遠出する日以外は基本MRT+徒歩で十分観光できます。ただし、徒歩時間が長くなる、バスが通っていない、小さな子連れや荷物が多い場合、タクシーや配車アプリ(Uber)も併用しましょう。台北のタクシーは日本より運賃が安く、短距離なら数百円程度です。特に夜市帰りで子供が疲れている時などは無理せず、車移動に切り替えて体力を温存しました。Uberなら乗車前に料金が表示されるので安心です。MRTの経済性とUberの快適さを上手に使い分け、移動ストレスと交通費の両方を減らすよう心がけました。

三世代6人で行くと、台北3泊4日はいくらになるか(2026年7月の実費)

きっかけは「ツアーじゃなく、あなたが連れて行くなら行きたい」だった

この旅行は、もともと予定していたものではありません。義両親が「台湾に行ってみたい」と言い出したのがきっかけで、出発の1か月ほど前に急に決まりました。

ただ、その「行ってみたい」も突然出てきたわけではありません。きっかけは日本の鼎泰豐(ディンタイフォン)でした。義両親とは日本の店舗に一緒に行ったことがあり、「美味しいね」という話をしていました。

そのときに、私たちが前回の台北旅行で食べた蟹味噌入りの小籠包が特別に美味しかったことを話していました。同じメニューは日本にもあります。それでも、台北で食べたほうが明らかに美味しかった——この話が引っかかっていたようです。

祖父母世代を海外に誘うとき、まったく知らないものより「日本で知っているものの本場版」のほうが響きます。「台湾は良いところだよ」より、「一緒に食べたあの小籠包が、本店だともっと美味しい」のほうが具体的で、想像しやすい。すでに一緒に食べた記憶があるから、比べられる。振り返ると、これが一番効いたと思います。

そのとき言われたのが、「ツアーではなく、あなたが連れて行くなら行きたい」という条件でした。義両親はこれまで何度か団体ツアーで海外に行っていますが、時間に縛られて移動し続けるのが負担だったそうです。集合時間があり、自由に休めず、行きたくない土産物店にも連れて行かれる。

実際に行ってみて、祖父母は今回のほうがずっと楽しめたようでした。疲れたらホテルに戻れる、朝食後に部屋で休んでから出かけられる、食べたいものを食べたいときに食べられる。この自由さは、体力に差がある三世代ではそのまま満足度になります。

ただし、全部を自分で手配する必要はありません。私たちも空港からの送迎はKKdayで予約しましたし、九份のような移動が大変な場所はツアーを使う選択肢もあります。「団体ツアーに全部任せる」か「全部自力」かの二択ではなく、負担の大きい部分だけ外注する——これが三世代旅行では一番うまくいく形だと思います。

ここまでは家族4人の実費です。2026年7月に、義両親を含む三世代6人(大人4名・小学生2名)で同じ台北を3泊4日で再訪したので、その実費も並べておきます。人数が増えると単純に1.5倍にはなりません。

項目家族4人(2025年8月)三世代6人(2026年7月)
航空券(本体)123,647円
(Scoot TR877 / TR870・4名)
223,749円
空港諸税・燃油サーチャージ65,888円
受託手荷物(追加オプション)45,495円
航空券 小計123,647円335,131円
宿泊72,380円
(3泊・1室・添い寝)
145,672円
(3泊・2室・ファミリートリプル)
航空券+宿泊 合計196,027円480,803円
現地費用(食事・移動・土産)約80,000円110,000円
現金60,000+カード50,000
旅行の総額約276,000円約590,800円
1人あたり(総額)約69,000円約98,500円
いずれも実際に支払った金額。三世代6人はScoot TR875 / TR874を利用
この2回は、条件が同じではありません。
1人あたり69,000円 → 98,500円 の差は、人数だけが理由ではないので、そのまま比較しないでください。
  • 家族4人(2025年8月末):夏休みの中では安い時期。しかもかなり前に予約
  • 三世代6人(2026年7月末):8月末より高い時期。しかも1か月前の急な予約
つまり「時期」と「予約の早さ」が値段を大きく動かしています。同じ人数・同じ時期でも、早く押さえれば下がりますし、直前なら上がります。

三世代6人の 480,803円 は、航空券と宿泊をまとめて事前に決済した金額です。宿泊が 145,672円(USD 903.04)、航空券まわりが 335,131円。現地での食事・移動・お土産は別途かかっています。

LCCの受託手荷物代は必ず計算に入れる。それでもフルサービス便より安い

上の表で見落としやすいのが受託手荷物の45,495円です。航空券本体(223,749円)の約20%にあたります。

内訳は20kgの預け荷物を3個、往復分です。6人で3個なので2人に1個の計算。1個あたりに直すと片道およそ7,600円です。三世代6人でも、荷物をまとめれば3個で足りました。

ScootのようなLCCは、預け荷物が基本料金に含まれていません。検索結果に出てくる安い運賃は、たいてい手荷物なしの金額です。「6人で航空券がいくら」だけ見て予算を組むと、ここで数万円ずれます。

ただし、手荷物代を入れたうえでも、同じ時期のJAL・ANAと比べておよそ半額でした。ここが結論です。手荷物代は「LCCをやめる理由」ではなく、最初から予算に入れておくべき固定費と考えるのが正しいと思います。

三世代だと、祖父母の分まで含めて荷物が増えます。予約の段階で何個預けるかを決めておくと、後から追加するより安く済みます。当日空港で追加するのがいちばん割高です。

Scootを2回使ってみての印象

家族4人のときと三世代6人のとき、2回ともScootを利用しました。LCCというと不安に思う方もいると思いますが、スタッフの対応はしっかりしていて、LCCの中では安心感があるというのが2回使ってみての印象です。

子連れや祖父母同行だと「何かあったときにきちんと対応してもらえるか」が気になりますが、そこで不満を感じる場面はありませんでした。浮いた分を宿泊や食事に回せるので、家族旅行との相性は良いと感じています。

現地で使ったお金は110,000円。現金は6万円で足りた

三世代6人・3泊4日で、現地での支払いは合計110,000円でした。現金が60,000円、クレジットカードが50,000円という内訳です。

支払い方法主な内訳金額
カード鼎泰豐(6人で1食)30,000円
お土産20,000円
現金悠遊カードのチャージ(2,000円×6人)12,000円
タクシー 十分→台北市立動物園(NT$1,275)約6,400円
故宮博物院 大人4名(子ども無料)7,375円
タクシー 動物園→明月湯包(NT$382)/ランタン(NT$250×2)/ドリンク類約10,400円
夜市や食事など、そのほか約24,000円
2026年7月・三世代6人。1TWD≈5.0円で換算

いちばん大きい鼎泰豐の30,000円は、6人で1食ぶんです。金額だけ見ると高く見えますが、これはこの旅行の目的そのものでした。義両親を台湾に誘うきっかけになったのが日本の鼎泰豐の話で、本店でしか食べられない蟹味噌小籠包を食べに行くことが最初から予定に入っていました。

台湾の鼎泰豐で、日本と違ったもの

日本の鼎泰豐にも行ったことがあるからこそ、違いがはっきり分かりました。実際に食べて「これは日本と違う」と感じたのは次の3つです。

  • 蟹味噌入り小籠包日本の店舗にもありますが、台北で食べたほうが美味しい。今回のいちばんの目的で、義両親を誘うきっかけになったのがこれです
  • へちまの小籠包(絲瓜小籠包):へちまを小籠包に入れるという発想が日本にはありません。これも一味違いました
  • 賞味期限180日のビール:店で出てくるビールの賞味期限が180日と短く設定されているものでした

「同じチェーンだから同じでしょう」と思われがちですが、同じメニューでも味が違い、日本ではあまり見かけないものもあります。日本の店舗を知っている人ほど、その差が分かって面白いはずです。義両親を誘うときにこの話をしたのは、そういう理由でした。

逆に、台湾の鼎泰豐にはデザートがない

これは日本から行くと拍子抜けする点かもしれません。日本の鼎泰豐にはマンゴーかき氷などのデザートがありますが、台湾の店舗にはありません。締めに甘いものを、と思っていると当てが外れます。

ただしまったく問題ありません。台北にはかき氷やフルーツの専門店がいくらでもあります。むしろ専門店で食べたほうが、安くて美味しいというのが今回の結論でした。

私たちが行ったのは冰讃(ピンザン)です。マンゴーが新鮮で甘く、大きめの果肉がごろごろ入っていて、しかも安い。日本のかき氷の感覚で頼むと、果物の量に驚きます。

「食事は鼎泰豐、デザートは専門店」と分けるのが台北の正解です。三世代だと食後に長居しづらいこともあるので、いったん店を出て歩いてから甘いものを食べる流れは、休憩を挟む意味でもちょうどよかったです。

三世代旅行では、「全員が納得する一点豪華」を1つ決めておくと満足度が上がります。ここに使うと決めておけば、他は屋台や夜市で構いません。実際、残りの食事はほとんど夜市とローカルな店です。

人数が1.5倍でも、現金は減った

ここが今回いちばん意外だった点です。家族4人のときは現金を80,000円使いましたが、6人になった今回は60,000円で足りました。

ただし、これは意図してカードに寄せた結果ではありません今回立ち寄った店が、たまたまカードを使えるところが多かったというのが正直なところです。鼎泰豐とお土産で50,000円ぶんがカード払いになり、そのぶん現金が要らなくなりました。

逆に言えば、行き先次第では現金がもっと必要になります。夜市の屋台、悠遊カードのチャージ、タクシーは基本的に現金です。夜市中心の日程なら、現金の比率は上がるはずです。

実際、両替はしすぎました。出発時に3万円(夫婦分)と2万円(義父分)で計5万円を両替し、3日目に「足りなくなったら困る」と4万円を追加両替したのですが、そのうち使ったのは1万円だけ。3万円ぶんが余りました。

最初に両替するのは1人あたり1万円で十分だと思います。足りなければ現地のATMで海外キャッシングを使う方が、余らせて日本円に戻すより有利です。

市内のタクシーは6人乗り1台で足りた。ただし荷物があると別

市内の移動はすべて6人乗りタクシー1台で回れました。十分(シーフェン)から台北市立動物園までNT$1,275(約6,400円)、動物園から明月湯包まで NT$382(約1,900円)。6人で分ければ1人あたりMRTと大差ありません。1時間程度の移動なら、6人乗りでも窮屈さは感じませんでした。

ただし荷物があると話が変わります。台湾で「6人乗り」として来る安いタイプはトヨタ・シエンタが多く、スーツケース3個は積めません。空港との往復のように大きな荷物がある区間では、6人乗りでは足りないと考えておいた方がいいです。私たちが空港送迎で9人乗りを予約したのはこのためです。

一方、悠遊カード(EasyCard)は1人2,000円のチャージで3泊4日ぶん足りました。MRTとバスで動ける区間はカード、荷物が多い区間や山あいはタクシー、という使い分けが現実的です。

そもそもタクシーを使わずに済む日もありました。寧夏夜市はコスモスホテル台北から歩いて行ける距離です。夜市の帰りに50嵐(ウーシーラン)でドリンクを買って、そのまま歩いてホテルに戻りました。十分から帰ってきた日も、鉄道で最寄りまで来てホテルまでは徒歩です。

台北駅すぐという立地は、交通費そのものを減らします。夜市も駅も徒歩圏なので、「疲れたからタクシー」という判断が発生しません。ホテル代が少し高くても、移動費と体力で回収できる部分があります。

なお故宮博物院は子どもが無料で、大人4名ぶんの7,375円だけで済みました。子連れだと入場料が思ったよりかからない施設が多いのも台北の良いところです。

人数が増えて何が変わったか

  • 部屋が2室になる:4人なら1室に添い寝で収まりますが、6人は物理的に入りません。宿泊費がほぼ倍になる最大の理由がここです
  • 朝食を付けた:4人のときは付けませんでしたが、6人では付けました。差額は1人あたり約2,000円(3泊分)。祖父母同行なら付けた方がいいというのが実感です
  • 移動手段が変わる:6人だとタクシー1台に乗れません。MRT中心の動線か、2台に分かれる前提で組む必要があります

行き先は「ツアーで行けない場所」から選んだ(九份をやめて動物園にした理由)

今回の三世代6人では、九份には行っていません。定番中の定番なので意外に思われるかもしれませんが、九份と台北市立動物園を天秤にかけて、動物園を選びました。

理由は3つです。

  • 義両親は、以前ツアーで九份に行ったことがあった:もう見た場所にもう一度連れて行っても、感動は薄い
  • 日本では見られなくなったパンダが見られる:これは今の日本ではできない体験です
  • 台湾の希少種が見られる:台湾固有の動物は、日本の動物園では会えません

そして決め手になったのが、「動物園は団体ツアーの行程に入っていない」ことでした。

ここが自分で連れて行くことの本当の意味だと思います。団体ツアーは効率よく定番を回りますが、裏を返せば行き先が定番に固定されます。九份、士林夜市、台北101——何度か行った人ほど「また同じ場所」になりがちです。

自分で組めば、「ツアーでは行けない場所」を選べます。動物園に半日かける、というのはツアーではまず組めない行程です。しかも園内は自分たちのペースで歩けるので、体力に合わせて手前で切り上げることもできます。

祖父母を旅行に誘うとき、行き先は「定番」より「その人がまだ行っていない場所」から選ぶ。すでにツアーで一度行っている人なら、なおさらです。これが今回いちばん効いた判断でした。

7月末の台北に77歳と80歳を連れて行って、暑さは大丈夫だったか

三世代旅行でいちばん心配されるのがここだと思います。結論から言うと、きつくて動けないという場面はありませんでした。今回は喜寿(77歳)と傘寿(数え80歳)のお祝いを兼ねた旅行でしたが、暑さで予定を切り上げることはなかったです。

やったことは単純で、室内にこまめに入りながら移動しただけです。台北は屋内施設とMRT構内が涼しいので、意識して立ち寄れば体温を戻せます。故宮博物院はむしろ肌寒いくらいでした。上に羽織るものがあると安心です。

  • いちばん歩いた日で12,000歩(台北市立動物園に行った日)。ただしこれはカワウソを見に少し奥まで行ったからで、手前側だけに絞れば歩数はかなり減らせます
  • 士林夜市に行く前に、ホテルで1時間の休憩をはさみました。夜市は夜が本番なので、その前に一度戻って休む時間を意図的に作ったのが効きました
  • 暑さを感じたのは屋外にいる時間が長い場所だけ。すぐ日陰に入れば問題ありませんでした
  • 雨には一度も降られませんでした(2026年7月下旬)

ポイントは「歩数を減らす工夫」より「戻って休む時間をあらかじめ予定に入れておくこと」だと思います。台北駅すぐのホテルにしたのは、この「一度戻る」がやりやすいからでもあります。

三世代で行って、いちばん失敗したこと

暑さでも体力でもなく、失敗したのは「混雑した公共交通に乗せてしまったこと」でした。2つあります。

  • 十分(シーフェン)まで、混んだ電車で行った:土日の平溪線は観光客で非常に混みます。座れず、揺れる車内で立ち続けることになりました。最初からタクシーにすればよかったと思っています
  • 故宮博物院へ、最寄り駅からバスに乗った:これもものすごく混んでいました。故宮は駅から少し離れているのでバスが混雑します。ここもタクシーが正解でした

どちらも「節約したつもりが、いちばん体力を削っていた」という失敗です。台北のタクシーは日本より圧倒的に安く、6人乗り1台で移動すれば1人あたりの負担はごくわずかです。実際に使った区間は十分→動物園でNT$1,275(約6,400円)、6人で割れば1人約1,070円混雑した電車やバスで祖父母を立たせたまま運ぶより、この金額を払うほうがずっといいというのが今回の学びでした。

三世代旅行では「移動をケチらない」。これが一番はっきりした教訓です。特に土日・祝日は、観光地へ向かう公共交通が想像以上に混みます。

子どもたちは、祖父母と一緒でも楽しめたか

ここも心配していた点でしたが、子どもたちはとても楽しんでいました。ペースが合わずに退屈する、ということはありませんでした。

子どもたちに刺さったのは、意外なところでした。

  • 夜市でゲームができたこと:射的や輪投げのような屋台のゲームです。観光地を見て回るより、これがいちばん喜んでいました
  • 夜遅くまで起きていられたこと:普段はありえない時間まで外にいる。この「特別感」が子どもには大きいようです

祖父母のペースに合わせるとゆっくりになりますが、それは子どもにとってマイナスではありません。むしろ「夜市で遊ぶ」「夜更かしする」といった、大人だけの旅行では省かれがちな時間が確保されます。三世代旅行は、子どもにとっても悪くないというのが実際に行ってみての感想です。

保険・常備薬・座席指定は、こうした

海外旅行保険は、世帯ごとに分けた

私たち夫婦と子どもはクレジットカードの付帯保険、義両親は自分で加入という形にしました。高齢だと保険料が上がるので、まとめて手配するより各自で選んでもらうほうが結果的にすっきりします。

ここは「うちが全部手配する」と抱え込まないほうがいい部分です。補償内容の希望は人によって違いますし、持病の申告なども本人でないと分かりません。

持って行った薬

解熱剤と整腸剤を日本から持参しました。義母はお腹がゆるくなりやすい体質なので、整腸剤は必須です。飲み慣れた薬を日本から持って行くのが確実で、現地の薬局で同じものを探すのは言葉の面でも手間です。

LCCの座席指定:6人で並べるとは限らない

Scootのような LCC は座席が自動割り当てになるため、6人が必ず並ぶわけではありません。実際、行きは6人横並びで座れましたが、帰りは3人ずつ前後2列に分かれました。

前後2列でも会話はできるので大きな問題にはなりませんでしたが、「祖父母だけ離れた席になる」ことは避けたいところです。心配なら座席指定を有料で付けておくのが安全です。

なお23時55分着の深夜便でも、義両親はちゃんと眠れていました。3時間程度のフライトなので、深夜便でも消耗しません。

通信は各自で用意した

私たち夫婦は「世界そのままギガ」、義父も同じように手持ちの回線がそのまま使えるサービスを使いました。6人ぶんをまとめて契約するより、普段使っているキャリアのローミングを各自で有効にするほうが簡単です。テザリングで共有すれば全員ぶんは要りません。

深夜0時に、6人で空港から市内へ移動する問題

三世代6人のときに使った便は Scoot TR875で、台北(桃園空港)到着が23時55分でした。ここから入国審査と荷物の受け取りがあるので、実際に空港を出るのは日付が変わってからです。

この時間帯は、上の「30秒で分かる要点」に書いた 深夜のタクシー6,000〜7,500円 が現実になります。しかも6人+スーツケース6個はタクシー1台に収まりません。深夜の到着ロビーで2台に分かれ、祖父母と子どもの組み合わせをその場で決めることになります。

そこでKKdayで空港送迎を事前に予約しておきました。実際に払ったのは1台6,407円です。

この記事の上のほうに「深夜・荷物多い場合→Taxi 約6,000〜7,500円」と書いていますが、これはタクシー1台の料金です。6人なら2台必要なので、12,000〜15,000円。送迎は9人乗り1台で6,407円なので、半額以下でした。

 深夜のタクシーKKdayの送迎(実測)
料金6,000〜7,500円 ×2台
=12,000〜15,000円
6,407円(1台)
手配着いてから探す事前に確定
定員1台4人まで最大7名・荷物8個
待ち時間深夜は台数次第無料で90分待機
2026年7月・桃園空港→台北駅前のホテルまで。実際に支払った金額です
KKdayの空港送迎の予約詳細。支払い額6,407円、ドライバーは無料で90分待機、最大7名・荷物8個のエコノミー9人乗り

予約から乗車までの実際の流れ

  • 19日前に予約(7月5日に申込・7月24日利用)。車種はエコノミー9人乗りを選択。実際に来たのはベンツV250Dの黒でした
  • 出発3日前まで無料キャンセル。それ以降は100%かかるので、フライトが固まってから予約するか、期限をカレンダーに入れておくと安全です
  • 集合場所は事前に画像で送られてきました。桃園空港T1の到着ロビーを出て「租賃車服務(レンタカー)」の標識を右へ、「小客車接送区」の方向へ進んで23番柱。ここでドライバーと合流します
  • ドライバーは無料で90分待機してくれます。23時55分着の便だったので、集合期限は翌1時25分でした。入国審査と荷物受け取りを終えてもまだ余裕がありました
KKday空港送迎の待機時間ポリシー。実際のフライト到着時刻を基準に無料で90分待機すると明記されている

深夜でも連絡が取れるか、事前に確認しておいた

いちばん不安だったのは「深夜に何かあったとき、誰にどう連絡するのか」でした。事前にKKdayのメッセージ機能で業者に直接聞いています。

私「このメッセージ欄は、7/24の深夜でも使える?」
業者「可以的,我們24小時有客服在線(可能です。24時間カスタマーサービスが対応しています)」

KKdayのメッセージ機能でのやり取り。深夜0時前後でも連絡できるか尋ねたところ「24時間カスタマーサービスが対応」と回答があった

KKdayのメッセージは日本語で書けば自動で翻訳されて相手に届きます。中国語で返ってきても、その場で翻訳を表示できます。中国語も英語も話せなくても、文字でのやり取りは問題ありませんでした。

ひとつだけ引っかかった点があります。ドライバーのLINE IDを教えてもらったのですが、検索しても出てきませんでした。そのことを伝えると「ではここ(KKdayのメッセージ)で連絡してください」と返ってきたので、結局KKdayのアプリ内だけで完結しました。個人のLINEに頼らない前提で考えておくのが安全です。

しかも当日、実際に遅れました。風が強く、一度着陸をやり直したため到着が30分ほど遅延したのです。日付が変わったあとの30分の遅れは、精神的にかなり効きます。

このとき「無料で90分待機」がそのまま効きました。ドライバーの待機時間は予約時のフライト情報ではなく実際の到着時刻を基準に計算されるので、遅延しても持ち時間が削られません。もし現地でタクシーを探す前提だったら、深夜1時前の到着ロビーで6人ぶんの車を確保することになっていました。

そして当日。深夜0時を回っていても、待たされることなくすぐに合流できました。着いてからタクシーを探すのと比べて、圧倒的に楽でした。深夜の空港で6人分の荷物を抱えたまま台数を確保し、行き先を伝え、料金を交渉する——その全部が起きませんでした。祖父母と一緒だと、この「探している時間」そのものが負担になります。

大人数や深夜着では、現地で7〜9人乗りの車を拾うことはできません。事前予約でしか手に入らないので、フライトが決まった時点で押さえておくのが確実です。

桃園空港からの送迎を事前に手配する

人数(4人用・7〜9人乗り)と時間帯を指定して予約できます。私たちが三世代6人・深夜0時の到着で実際に使ったのがこれです。

KKdayで桃園空港の送迎を見る

宿泊したのは2回とも同じホテルです。三世代6人での滞在の詳細(朝食ビュッフェの中身、6人分の席が確保される運用、部屋の使い勝手)はコスモスホテル台北の宿泊記にまとめています。

持ち物の参考として、客室のアメニティを実物写真でまとめたページも用意しました。台湾は2024年9月から使い捨てアメニティが廃止されているので、歯ブラシとカミソリは日本から持って行く前提で荷造りしてください。

大人数で泊まれる部屋を探す

6人以上だと、そもそも空室が限られます。日程が決まっているなら早めに押さえておくと選択肢が残ります。

Agodaでコスモスホテル台北の空室を見る

小学生との台北3泊4日モデルコース – 家族旅行を遊び尽くすプラン

続いて、実際に家族4人で台北旅行をしたときの3泊4日モデルコースをご紹介します。観光や食事のスケジュール作りの参考になれば幸いです。今回はツアーに頼らず全て個人手配&公共交通で巡りましたが、小学生連れでも問題なく回れました。それぞれの日の見どころと過ごし方をまとめます。

1日目:台北到着!桃園MRTでホテルへ移動 → 寧夏夜市で台湾グルメデビュー

午前、日本を出発しお昼過ぎに台北桃園国際空港に到着。入国手続き後、空港から市内へは桃園空港MRT(空港線電車)で移動しました。エレベーターやエスカレーターが整備され、スーツケースを持っていても乗換えなしで台北駅まで一直線なのでとても快適です(所要約35分)。台北駅に着いたら、そのまま駅直結のホテルにチェックイン。移動疲れも少なかったので、ひと休みした後は早速夜市へ繰り出しました。歩いて行く途中にエッグタルトやタピオカドリンクのお店にも寄り、道中も楽しめました。
初日の夜に選んだのは、地元グルメが充実した寧夏路夜市(ニンシャー)【寧夏路夜市】です。魯肉飯、鶏肉飯や牡蠣入りオムレツ、フレッシュフルーツのジュースなど屋台メシを次々と食べ歩き!子供達は目新しい食べ物に大興奮で、「台湾に来た!」という実感が湧いてきました。ゲーム屋台で遊んだり、初日から台湾ならではの夜を満喫できました。ホテルへの帰りは徒歩圏内だったこともあり、食後の散歩がてら夜市周辺の街並みも楽しめました。

寧夏路夜市のカキオムレツ。ミシュラン
寧夏路夜市の魯肉飯。

2日目:十分で天燈上げ体験&九份のノスタルジック街歩きを満喫(ツアーなしの自力観光)

2日目は台北郊外への小旅行にチャレンジ!朝からローカル鉄道に乗って十分(シーフェン)という小さな町へ向かいました。台北駅から在来線の区間車で約1時間、瑞芳駅でローカル線「平渓線」に乗り換えて終点の十分駅に到着です。十分では名物の天燈(ランタン)上げを家族で体験しました。ランタンにそれぞれ願い事を書き、お店の方の手伝いで空高く飛ばすと、子供達も大喜び!青空にスーッと上がっていくカラフルな天燈はとても綺麗で、願いが天に届くような不思議な感動がありました。【台湾・十分での天燈上げツアー(KKday)】を利用する手もありますが、私たちは現地のランタン店で直接申し込みました。十分では高さ約20mの「十分瀑布(滝)」にも歩いて行けるので、自然散策も楽しめます。

ランタン体験の後は再び鉄道で瑞芳駅まで戻り、今度は人気観光地 九份(ジォウフェン)へ移動です。瑞芳から九份までは路線バスで約15分。山あいに広がるレトロな街並みが特徴の九份は、映画『千と千尋の神隠し』の舞台モデルとも言われ、そのノスタルジックな雰囲気に子供も大人も引き込まれました。有名な赤提灯が灯る時間までたっぷり散策し、お土産屋さんや茶芸館をひやかして過ごします。夕暮れ時、山肌に明かりがともる九份老街はとても幻想的でした。

そしてこの日の締めくくりは、九份から台北市内への帰り道で夜市にもう一軒立ち寄り!九份から台北へは直行バスが出ており、終点の饒河街夜市(ラオハー)【饒河街観光夜市】前で降りられるルートがあります。乗換え不要で市内まで戻れるうえ、有名な饒河街夜市にも行けて一石二鳥です。私たちもこのバスを利用し、夜は饒河街夜市で小籠包や胡椒餅などを味わいました(ランタン上げと九份観光で少し疲れていたので、ここでは軽めに)。ここで終わる予定でしたが、美味しい小籠包がどうしても食べたくて、帰り道に小籠包の名店「小上海」にタクシーで閉店時間近くに乗りつけました。ローカル鉄道&バス&タクシーを駆使した自力プランでしたが、子供たちも「楽しかった!」と大満足の一日となりました。

自力で行くか、ツアーにするかの判断

私たちは鉄道・バス・タクシーを乗り継いで自力で回りました。子どもたちは大満足でしたが、正直に言うと乗り換えが多く、歩く距離もそれなりにあります。次に祖父母と行くなら、ツアーを選ぶと思います。

  • 自力が向く人:大人と小学生以上/自分のペースで歩きたい/交通費を抑えたい
  • ツアーが向く人祖父母や小さな子どもが一緒/乗り換えを避けたい/野柳など鉄道では行きにくい場所も回りたい/ランタン上げと九份の夕暮れを1日で押さえたい

九份は山あいの坂と階段の街です。ここが体力の分かれ目になります。送迎付きなら坂の上まで車で入れるので、三世代旅行では効いてきます。

九份・十分をツアーで回る

どちらも日本語ガイド付きで、2日前までキャンセル無料です。

丸1日かけて回るなら(九份・野柳・十分・平溪)

KKdayで九份・十分ツアーを見る

夕方から半日で、私たちと同じ「九份→饒河街夜市」を回るなら

KKdayで夜の九份+饒河街夜市ツアーを見る

十分のランタンが飛び立つ。
九份のランタン。

3日目:龍山寺で参拝&西門町を散策 → 本場小籠包ランチ&士林夜市グルメを堪能

3日目の午前中は台北市内観光です。まず向かったのは龍山寺(ロンシャンスー)【龍山寺】。台北最古のお寺で、学業の神様や縁結びの神様など様々なご利益があることで有名です。お線香の香り漂う中、地元の人に混じってお参り体験。おみくじに挑戦してみると、日本とは違う方式(何度か筮竹を投げてからおみくじを引く)に子供たちも興味津々でした。情緒あるお寺の雰囲気に触れ、「台湾って仏教の国なんだね」など子供なりの発見もあったようです。

続いて寺から徒歩圏の西門町(シーメンディン)エリアへ移動。西門町は若者文化の発信地で、ショッピングやストリートパフォーマンスで賑わう街です。ゲームセンターやキャラクターショップも多く、子供たちはお土産に台湾限定グッズを買ってご機嫌でした。歩き回ってお腹が空いたので、お昼は評判の小籠包のお店へ。西門町界隈にもたくさんお店がありますが、この日は少し足を伸ばして杭州小籠湯包(ハンジョウシャオロンタンパオ)という人気店にタクシーで向かいました。ここは地元の人にも人気の老舗で、小籠包10個が190元(約¥900)という安さながら本格的な味わい!【杭州小籠湯包(Facebook)】出来立てアツアツの小籠包をハフハフ言いながら家族で平らげ、「安くて美味しい!」と大満足のランチになりました。

午後は一度ホテルで休憩を入れてから、夜は最大の夜市「士林夜市(シーリン)」へ繰り出しました【士林観光夜市】。士林夜市は規模が大きく屋台の数も数え切れないほど。定番のフライドチキンや臭豆腐から、フルーツビールや南国フルーツなど大人も楽しめるグルメが所狭しと並んでいます。ゲームコーナーでは射的や海老すくいに子供が挑戦し、大盛り上がり!まるでお祭りのような活気に包まれた夜市体験は、子供たちにとって旅のハイライトになったようです。気づけばお腹もいっぱい、歩き疲れて足もクタクタでしたが、夜遅くにMRTで無事にホテルへ戻りました。親も子も、この日はぐっすり就寝です。

龍山寺
コスモスホテル台北 ファミリークワッドルーム

4日目:最終日のんびりお土産ショッピング&鼎泰豐ランチ → 桃園MRTで空港へ

あっという間に最終日です。この日は午後のフライトだったため、午前中は台北市内でお土産探しと最後のグルメを楽しむことにしました。まずホテル近くのスーパーPX Mart(全聯福利中心)へ立ち寄り、現地のスナック菓子や杏仁茶、ビール、ドライフルーツ、ホタテだし入り本だしなどをまとめ買い。スーパーならではのリーズナブルな価格でばらまき土産を調達できました。

ランチは、台湾最後の食事の締めくくりとして鼎泰豐(ディンタイフォン)新生店へ!台湾グルメの王道とも言える小籠包の名店で、ぜひ本場の味を試してみたかったのです。開店時間(土日は10時30分)の20分前に到着すると既に行列ができていましたが、幸い20分ほどで案内されました。看板メニューの小籠包は肉汁たっぷりで絶品!カニみそ入り小籠包やチャーハンなど色々頼み、最後の台湾グルメを堪能しました【鼎泰豐(店舗情報)】。食事を終えたらホテルに戻り、預けていたスーツケースをピックアップ(その間に、エッグタルトとドーナツをデザートに、私だけホテル近くへ買い出し)。名残惜しいですが、桃園駅までMRTで移動し、空港でチェックイン手続きを済ませます。桃園空港は、クレジットカードのラウンジがあり、そので最後に牛肉麺とビールを味見し、楽しかった旅を振り返っていました。こうして無事に台北家族旅行は終了!夕方の飛行機で日本へ帰国しました。

鼎泰豊

まとめ

台湾・台北は「子連れ海外旅行デビュー」に最適な行き先です。フライト時間が短く時差もないため、移動の負担が少なくスケジュールを有効に使えます。治安や衛生面も良好で、家族全員が安心して過ごせる環境と言えるでしょう。実際、小学生連れの私たちの旅でも、大きなトラブルもなく終始楽しく過ごすことができました。

さらに、子供が喜ぶ体験(夜市での食べ歩きやランタン飛ばし等)と、大人にとっての魅力(美食やマッサージ、ショッピング)が両立している点も台湾旅行の素晴らしさです。旅行費用についてもLCCや予約サイトの活用で予算内に収まり、コスパ良く充実した家族旅行が実現できました。

ぜひ次の家族旅行候補に台湾・台北を加えてみてください。親子で共有できる楽しい思い出がきっとたくさん作れるはずです。「安全・近い・安い・美味しい・楽しい」が揃った台湾旅行で、家族の笑顔あふれる時間を過ごしてきてくださいね。

公式:空港アクセス・MRT・悠遊カード

公式:台北の夜市ガイド

公式:台北&近郊の定番スポット

公式:小籠包など人気店

公式:コスモスホテル台北

公式:ファミリー向け施設

公式:鉄道で行く九份・十份

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この記事の費用は実際に払った金額ですが、航空券もホテルも時期で大きく変わります。旅程を決める前に、同じ条件で今の料金を確認しておくと予算がぶれません。

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