モーベンピック・スクンビット15子連れ宿泊記

モーベンピック・スクンビット15の客室。寝室から浴室をのぞくガラス窓があり、奥にバスタブと洗面台が見える

※本記事にはアフィリエイトリンク(広告)が含まれます。リンク経由で予約・購入が発生した場合、当サイトに紹介料が支払われることがあります。内容・評価は提携の有無に関わらず、実体験・一次情報に基づき公正に記載しています。

2026年8月、小5と中1の子どもを連れて、Mövenpick Hotel Sukhumvit 15 Bangkokに家族4人で4泊しました。

Agodaで予約したのはSuperior Twin・朝食付きで4泊85,156円です。

料金は時期と人数で変わります。今回の85,156円は2026年8月に実際に支払った金額です。

泊まってみた結論は、次にバンコクでホテルを1軒だけ選ぶなら、現時点ではまたMövenpickを選びます。

決め手は1つではありません。次の4つがそろっていたからです。

また泊まりたい4つの理由

  • 当時見比べたアソーク周辺の5つ星ホテルの中で最安で、コスパが良かった
  • 朝食が満足できる水準だった
  • 屋上プールも満足できる水準だった
  • そのうえでTerminal21のPier21が近く、何度も使えた

この記事でPier21の話が多いのは、4つ目が他のホテルと差のつく部分だからです。ただしPier21だけが理由なら、Terminal21の近くならどこでもいいことになります。

そうではありません。値段・朝食・プールが先にあって、そのうえでPier21が近いという順番です。

そのほかにも、

  • 家族4人で1室に泊まれた
  • Terminal21への無料トゥクトゥクが便利だった
  • Agodaからバスタブをリクエストし、実際の部屋にはバスタブと別シャワーがあった

という点も、子連れ旅行に合っていました。

宿泊 2026年8月25日〜29日・4泊
人数 大人2人+12歳+10歳
予約 Agoda
客室 Superior Twin
公式の広さ 30㎡
食事 朝食付き(4人分)
実際の料金 85,156円/4泊
今回のベッド ツイン+エキストラベッド
今回の浴室 バスタブ+独立シャワー

タイバーツの円換算は、1バーツ=約5円で計算した目安です。レートは変動します。

宿泊料金は時期、人数、キャンセル条件などによって変わります。85,156円は、今回わが家が実際に予約した金額です。

客室・朝食・料金を先に知りたい方へ

客室・朝食・館内の順に書いています。無料トゥクトゥクとPier21は記事の後半です。

モーベンピック・スクンビット15の客室。寝室から浴室をのぞくガラス窓があり、奥にバスタブと洗面台が見える
寝室と浴室がガラス窓でつながった造りでした

目次

家族4人でSuperior Twinに宿泊

チェックインは19時。デポジットは1000バーツ(約5,000円)をカードで

この日は前半に泊まったバークレーから移ってきた日で、午前中に家族4人がそろってから、荷物だけ預けて出かけました。部屋に入ったのは19時ごろです。

チェックインの待ち時間はありませんでした。荷物を先に預けられるので、到着日を1日まるごと使えます。

このときデポジット(保証金)として1000バーツ(約5,000円)をカードで預けています。金額はBerkeleyと同じでした。

ただし違いもあります。

Berkeley Mövenpick
デポジット 1000バーツ(約5,000円) 1000バーツ(約5,000円)
その場の返金証明書 もらえた もらっていない

帰国後に分かったこと

帰国後、カードへの返金は確認できていません。調べたところ、そもそもデポジット分が引き落とされていませんでした。与信の枠を押さえるだけの処理だったようです。

引き落とされていないので、返金も起きません。慌てずに、カードの明細を確認するのが先です。

今回予約したのはSuperior Twinです。

現在のAccor公式では、Superior Twinは30㎡・シングルベッド2台・最大4人となっています。

12歳の長男は、今回の予約では大人扱いになりました。予約後にはホテルから、エキストラベッドを追加するという内容のメッセージも届きました。

Agodaでは子ども2名で予約。12歳は自動で大人扱いになった

予約時の人数の入れ方を書いておきます。Agodaの予約画面では「子ども2名」として、それぞれの年齢を入力しました。

すると料金が自動で計算され、このプランでは12歳が大人扱いになっていました。10歳のほうは子ども扱いです。

年齢の違いで料金がいくら変わるのかは、確認していません。総額しか見ていないためです。正直なところ、大人扱いになったこと自体は、たいした問題ではありませんでした。

気づいたのは、ホテルから届いたメッセージです。

年齢を入れると、料金が自動で計算されます。

Agodaのメッセージで、先にこちらから要望を送っている

わが家はAgodaで予約したら、ホテルへ要望のメッセージを送るようにしています。要望を伝えるためでもありますが、予約がきちんと入っているかの確認も兼ねています。

このときこちらから伝えているのは、到着予定の時刻と、何人で予約しているかです。先に知らせておくと、向こうも準備しやすくなります。

今回もそうしたところ、ホテルからエキストラベッドを準備するという返信がありました。

予約後、わが家がしたこと

  1. Agodaで予約
  2. メッセージで
    到着時刻・人数・要望を連絡
  3. ホテルから
    「エキストラベッドを準備する」と返信

この使い方は別の記事にも書いています。

部屋に入った時点ではエキストラベッドがなかった

チェックイン後、客室へ入ると最初にあったのはツインベッドだけでした。

「フロントへ確認しよう」と思っていたところ、スタッフが部屋へ来て、エキストラベッドを設置してくれました。

モーベンピックの客室にホテルスタッフがエキストラベッドを運び入れているところ
スタッフが部屋まで運んで、その場で組み立ててくれました
モーベンピックのSuperior Twinの客室。ツインベッドを寄せ、エキストラベッドを加えた状態
設置後のエキストラベッド

最終的には、シングルベッド2台+エキストラベッドで宿泊しました。

30㎡にエキストラベッドを入れるので、部屋は少し狭くなります。ただ、4泊85,156円で家族4人なら許容範囲というのが今回の評価です。

なお、エキストラベッド分が今回のAgoda料金にどのように含まれていたかは、手元の明細から切り分けられていないため、この記事では「無料だった」とは断定しません。

部屋は6階でした。窓からの景色は特にきれいというものではありませんでしたが、朝から出かけて夜に戻る使い方だったので、外を眺める時間がそもそもありません。今回は問題になりませんでした。

広さについては、4人だと狭いですが、なんとかなりました。大事なのはここで、スーツケースを2つ広げるスペースはありました。これができないと、荷造りのたびにベッドの上を使うことになります。

枕元のコンセントだけ日本のプラグが挿せなかった

子連れだと充電するものが増えるので、電源まわりも書いておきます。

日本のプラグはそのまま挿せました。ただし枕元のコンセントだけは挿せませんでした。今回はマルチタイプの変換プラグを持っていたので、それで解決しています。

モーベンピックの客室のベッド脇のコンセント。丸穴と細い縦穴が組み合わさった差込口
枕元の差込口。日本の平たいプラグは、この形に入りませんでした

変換プラグがなくても、枕元以外は使えます。枕元でスマホを充電しながら寝たい人だけ、1つ持っていくと確実です。

水着と下着は部屋で手洗いした

4泊で毎日プールに入ったので、水着と下着は部屋で手洗いしました。Berkeleyでも同じようにしています。ランドリーサービスは使っていません。

干したのはバスタブのところです。一晩では乾かず、1日置いておきました。部屋が乾燥していなかったぶん、乾きはゆっくりです。

毎日泳ぐつもりなら、水着は2着あると回しやすいと思います。

アメニティは、シャンプー・コンディショナー・ボディウォッシュがYUNIというブランドの詰め替えボトルでした。使い切りの小瓶ではないので、持ち帰りはできません。

モーベンピックの浴室に取り付けられたYUNIブランドの詰め替えボトル3本。ボディウォッシュ、シャンプー、コンディショナー
壁付けの詰め替え式。小瓶はありません

現在は二段ベッド付きFamily Roomもある

現在の公式サイトには、Family Room with Bunk Bedも掲載されています。公式では、34㎡・キングベッド1台・二段ベッド1台・最大4人です。

今回は実際に泊まっていないため、Superior TwinよりFamily Roomがおすすめとは断定できません。

ただし次回家族4人で予約するなら、Superior Twin+エキストラベッドとFamily Room with Bunk Bedの料金差は必ず比較します。

Superior Twinにした理由は料金。部屋にいる時間が短いから

Accor公式には、ほかにもいくつもの部屋タイプがあります。その中でSuperior Twinを選んだ理由は、いちばん安かったからです。

5つ星のきれいさ、立地、朝食、プール。ここは享受したい。でも部屋にいる時間は短い。朝から晩まで出歩く旅なので、部屋は寝るために使うだけです。それなら安い部屋でよかった。

料金が同じなら他のタイプも選びました。実際には差があったので、Superior Twinにしています。

ただしキングサイズのベッド1台は、最初から避けています。家族で1台に寝ると、誰かが動くたびにお互いを起こしてしまうからです。

とくに12歳の長男は寝相が悪いので、親が横に寝て、壁とのあいだに挟むようにしています。ベッドが2台あることは、わが家には条件に近いです。

なお、他のタイプの部屋を実際に見る機会はありませんでした。見比べて選んだわけではありません。

Mövenpickのバスタブはagodaから事前にリクエストした

前半に宿泊したThe Berkeley Hotel Pratunamの今回の部屋には、バスタブがありませんでした。

そこでMövenpickへ移る前に、Agodaのメッセージ機能からバスタブ希望をホテルへ送りました。

実際に案内された部屋には、バスタブ・独立したシャワーブース・トイレがありました。

モーベンピックの客室のバスタブ。縁に滑り止めマットとタオルが掛けられ、上部の窓から寝室が見える
バスタブ。滑り止めマットが用意されていました
モーベンピックの客室の独立したシャワーブース。大理石の壁にレインシャワーとハンドシャワーが付いている
シャワーは別。バスタブと同時に使えます

旅行後半だったので、湯船に入れたのはよかったです。

プールへ行く前に湯をためておくと、戻って温まれる

バスタブは大きく、子どもと一緒に入れます。

わが家がやっていたのは、プールへ行く前にお湯をためておくことです。夜のプールから戻ってそのまま浸かれるので、体が冷えません。

屋上プールは22時まで使えますが、プール側にシャワーも更衣室もありません。どのみち部屋に戻ることになるので、先に準備しておくと段取りがよくなります。

ただしSuperior Twinにバスタブがあるとは限らない

ここは注意が必要です。

現在のホテル公式FAQでは、バスタブ付きとして案内されているのはDeluxe、Family、Executive Deluxe、Junior Suite、Executive Suiteです。

Superiorはバスタブ付き客室として案内されていません。

今回について確実に言えるのは、次の流れだったということです。

今回のバスタブの経緯

  1. Superior Twinを
    Agodaで予約
  2. バスタブを
    事前リクエスト
  3. 案内された部屋に
    バスタブ+別シャワー

リクエストしたから必ずバスタブ付きになった、とも断定できません。

注意

バスタブが絶対条件なら、予約前または予約後にホテルへ確約可能か確認する方が安全です。

Agodaのメッセージ機能の使い方は、家族旅行の予約のコツの「Agodaメッセージ機能の実例」の項に書いています。

モーベンピックのアメニティ|歯ブラシ・ドライヤー・飲み物

今回泊まったSuperior Twinで、実際に部屋にあったものだけを挙げます。

部屋にあったもの(Superior Twin)

  • 歯ブラシ:デンタルキットあり
  • シャンプー・コンディショナー・ボディウォッシュ:YUNIの詰め替え式ボトル
  • ボディローション:YUNIの詰め替え式ボトル
  • ドライヤー:壁付けのAqura製1200W
  • 飲料水:ガラス瓶入りが4本
  • 飲み物:インスタントコーヒー、紅茶
  • 客室備品:電気ケトル、カップ、グラス
  • クローゼット:バスローブ、スリッパ、セーフティボックス、アイロンとアイロン台
モーベンピックの洗面カウンター。壁付けのYUNIのボディウォッシュとボディローション、右にデンタルキット入りのトレー
YUNIは2本。右のトレーに歯ブラシが入っています

シャンプー類は壁付けの詰め替え式で、持ち帰り用の小瓶ではありません。トレーには歯ブラシのほか、シャワーキャップ、コーム、爪やすり、サニタリー袋が入っていました。

水は4本。タイのChangブランドのガラス瓶でした。到着後すぐ家族4人で1本ずつ分けられます。

モーベンピックの客室の備品トレー。ガラス瓶の水4本、グラス、電気ケトル、ティーバッグ、スリッパが並んでいる
水は4本。家族4人でも足りました
モーベンピックの客室のトレー。ガラス瓶の水4本、グラス、カップ、インスタントコーヒーとティーバッグが並ぶ
水4本とコーヒー・紅茶。ケトルもあります

電気ケトルとカップがあるので、部屋でコーヒーや紅茶を飲めます。子どもの飲み物を温めたいときにも使えました。水は毎日補充されました。

ドライヤーは壁付けです。出力が本体に書かれていました。

モーベンピックの浴室に壁付けされた白いドライヤー。本体にAqura 1200Wの表記がある
Aqura製の1200W。持参は不要です

パジャマはなし。バスローブとスリッパはあります

ここは持ち物が変わるところなので、分けて書きます。

モーベンピックの客室のクローゼット。バスローブが2枚かかり、下段にセーフティボックスがある
クローゼットにバスローブとセーフティボックス
  • パジャマ:ありません。寝間着は持参が必要です
  • バスローブ:あります(最初は2枚。頼めば追加でもらえます)
  • スリッパ:あります

子どもの寝間着は持っていってください。バスローブは大人用の大きさです。

バスローブは4人分に増やしてもらえました

部屋に用意されていたのは2枚だけでした。家族4人なので追加をお願いしたところ、もらえました。

これが効いたのがプールの帰りです。屋上プールはBuilding 2 の8階で、部屋のあるBuilding 1 までは8階の屋外を通ります。

バスローブを羽織って戻れると、濡れた体のまま外を歩かずに済みます。

4人で泊まるなら、チェックインのときに頼んでおくと手間がありません。

モーベンピックの客室のクローゼット。白いバスローブ2枚とアイロン、アイロン台が掛けられている
バスローブ2枚とアイロン一式

クローゼットにはアイロンとアイロン台、セーフティボックスも入っています。

浴室の様子も載せておきます。洗面台はひとつ、トイレは独立していてハンドシャワー式の洗浄ノズル付きです。

モーベンピックの客室の洗面台。大きな鏡と洗面ボウル、右奥にバスタブが見える
洗面台の右奥がバスタブです
モーベンピックの客室のトイレ。専用の扉はなく、右手にシャワーブースのガラス扉が見える
トイレに扉はありません。右がシャワーブースの扉です

子ども用の歯ブラシなど、ここに写っていないものが必要な家庭は持参するか、事前にホテルへ確認してください。

備品の数量やブランドは、部屋タイプや時期で変わる可能性があります。ここに書いたのは今回の客室で確認できた内容だけです。

なおゲスト用のWi-Fiは24時間無料(ネットワーク名「Movenpick」)、ルームサービスは24時間(内線1509)でした。

ミニバーはありません。冷蔵庫は空でした。飲み物は自分で買って入れられます。

施設はすべてBuilding 2 にある

このホテルは棟が2つに分かれています。フロントと今回の客室はBuilding 1でしたが、レストランもプールもバーも、場所が書かれている施設はすべてBuilding 2にありました。

客室の棟と施設の棟の断面図。Building1に1階フロントと6階の客室、Building2に1階レストランと7階フィットネス、最上階の8階に屋上プールとバー。行き来するのは1階と8階
濡れた体で屋外を通りますが、タオルを羽織って戻れば気になりません
施設 場所 時間
Lelawadee Restaurant Building 2・G階 6:00〜23:00(ラストオーダー22:30)
朝食 Building 2・G階 6:00〜10:30(土日は11:00まで)
チョコレートアワー Building 2・G階 16:00〜17:00
フィットネス Building 2・7階 6:00〜22:00
プール Building 2・8階 6:00〜22:00
ルーフトップバー Building 2・8階 9:00〜24:00
ハッピーアワー Building 2・8階 17:00〜19:00(日〜木)

朝食へ向かうときは、エレベーターを降りてフロントの前を通り、入口の自動ドアから50mほど歩きます。屋外ですが屋根が続いているので、雨でも濡れません。

子連れで動くときに効いてくるのは、朝食もプールも同じBuilding 2 にまとまっていることです。朝食のあと部屋に戻らずプールへ、という動き方ができました。

廊下がレモングラスの匂い。市場で同じ石けんを探した

部屋の備品とは別に、ホテルで一番記憶に残っているのは匂いかもしれません。

廊下がとてもいい匂いでした。滞在中はなんの香りか分からないままでしたが、あとからレモングラスだと気づきました。

そこでチャトゥチャック市場で、同じ匂いの石けんを探しました。並んでいる石けんを試していって、これだというものを見つけて買っています。

ホテルの匂いを家に持ち帰れたので、これは買ってよかったものの一つです。

エグゼクティブラウンジは使っていない。Pier21があるので必要が薄い

客室に置かれていた施設案内のプリントには、エグゼクティブラウンジの記載がありました。

ただし今回はラウンジの付くプランにしていません。使っていないので、中身の良し悪しは書けません。

ラウンジそのものも見ていません。宿泊中にアップグレードの案内を受けたこともありませんでした。

選ばなかった理由は3つです。

ひとつは、朝から晩まで出歩いていたこと。ホテルでゆっくりする時間がほとんどありませんでした。

もうひとつは、Terminal21のPier21がすぐ近くにあることです。食事はほぼそちらで済ませていたので、ラウンジで飲食する機会が生まれません。

3つめは、ホテルにいる時間はプールに行きたかったことです。限られた滞在時間をどちらかに使うなら、わが家は屋上プールを選びました。

ラウンジ付きを検討するなら、ホテルでゆっくり過ごす日があるかどうかが分かれ目だと思います。外を歩き回る旅なら、その差額はPier21での食事に回したほうが、わが家には合っていました。

チェックアウトは12時

チェックアウトは12時です。午前中にプールへもう一度入ってから出発する、という使い方ができました。最終日の午前が丸ごと使えるのは、子連れでは思ったより大きい差です。

Mövenpickで気になった点|古さ・騒音より、水回りの動線

宿泊前には、ホテルの古さや騒音も少し気になっていました。

実際に4泊した今回の客室では、古さが原因で困ることはありませんでした。外の騒音で眠れないこともなく、家族全員よく眠れました。部屋の乾燥も、今回については特に気になりませんでした。

客室位置によって条件は変わる可能性があるため、これは今回泊まった部屋での感想です。

内装もきれいでした。エレベーターもすぐに来ます。むしろ廊下がいい匂いで、そちらが印象に残っています。

そのうえで、実際に泊まって気になったことを正直に書きます。

シャワーブースから洗面へ移動すると、床が濡れる

浴室はシャワーブースとバスタブが分かれていて、その間に洗面スペースがあります。扉が付いているのはシャワーブースだけで、水回り全体が1つの部屋になっています。

造りとしては贅沢なのですが、シャワーブースで体を洗ったあとに移動すると、洗面スペースが濡れます。

さらにトイレも同じ一部屋の中にあります。専用の扉はありません。ここは分かれていてくれると、もっとよかったと思います。

モーベンピックの客室の水回り。手前にトイレ、ガラス越しに奥のバスタブが見える
トイレとバスタブが同じ一部屋に収まっています

ただ家族旅行なので、そこまで気にはなりませんでした。気になるとすれば、身支度の時間が重なる朝でしょうか。

乾燥はしなかったが、洗ったものも乾きにくい

部屋の乾燥は気になりませんでした。ただ、これは裏返すと洗濯物が乾きにくいということでもあります。

実際、手洗いした水着は一晩では乾きませんでした。

コーヒーはドリップがあると、もっとよかった

部屋に用意されているのはインスタントコーヒーです。

不足というほどではありませんが、ドリップのものがあると嬉しかったというのが正直なところです。

モーベンピックの朝食|子連れ4人で4日食べた内容

朝食は6時から。土日は11時まで

まず時間です。客室に置かれていた館内案内には、こう書かれていました。

時間 場所
朝食(平日) 6:00〜10:30 Lelawadee/G階・Building 2
朝食(土日) 6:00〜11:00 同上

土日は30分長いのがありがたいところです。観光で疲れた翌朝に、少しだけ寝坊できます。

会場のLelawadeeは朝食以外の時間も営業していて、案内には6:00〜23:00(ラストオーダー22:30)とありました。

なおホテル公式サイトの表記は、言語版によって6:00と6:30に分かれています。今回の滞在時に部屋にあった案内は6:00でした。早い時間に行くなら、チェックイン時に確認してください。

混み具合も書いておきます。わが家は8時ごろに入ることが多く、その時間はまだ空いていました。逆に、食べ終えて出る10時ごろは混んでいる印象でした。ゆっくり食べたいなら早めが楽です。

席は自由席ではありません。入口の受付で部屋番号を伝えると案内されます。ただし希望は言えました。

実際に狭い席へ通されたとき、「あちらの席がいいです」と伝えたら移らせてもらえました。家族4人だとテーブルの広さで食べやすさが変わるので、窮屈だと感じたら伝えた方がいいです。

実際には窓際か、料理に近いソファ席を選んでいました。なお会場は1階(G階)で、窓から見えるのは庭の緑だけです。眺望を期待する場所ではありません。

朝食付きで予約し、家族で利用しました。特によかったのが、その場で作ってもらえる料理です。

今回の85,156円には4人分の朝食が含まれていました。子どもの分を現地で追加精算することはありませんでした。

特に良かったのが卵料理です。看板から選んで、テーブル番号を書いて渡すと席まで持ってきてくれます。列に並んで待つ必要がありません。

モーベンピックの朝食のエッグメニュー。目玉焼き、オムレツ、ポーチドエッグ、タイ風オムレツ、マサラオムレツ、エッグベネディクトが写真で並ぶ
エッグベネディクトやマサラオムレツまであります

目玉焼き、オムレツ、ポーチドエッグ、スクランブル、そしてタイ風オムレツ・マサラオムレツ・エッグベネディクトまで。毎朝違うものを頼めました。

卵料理は紙に書いて渡すと、テーブルまで運ばれる

この頼み方が、とてもよくできていました。

テーブルとカウンターに注文用の紙があります。そこへ料理の種類・入れる具材・テーブル番号を書き入れて、カウンターで渡します。

あとは席で待っていれば、できあがった料理をテーブルまで持ってきてくれます。

カウンターの前で立って待つ必要がありません。子連れだと、これがかなり楽です。子どもたちも気に入って、1回の朝食で2回頼んだ日もありました。

味もよく、家族全員のお気に入りでした。

モーベンピックの朝食の卵料理カウンター。Breakfast Egg menuの案内と、具材を入れたバットが並ぶ
注文用の案内と、入れる具材。ここで紙を渡します
モーベンピックの朝食で運ばれてきたオムレツとサラダ、ジュースの皿
席まで運ばれてきた卵料理
卵料理の頼み方の3ステップ。紙に料理の種類と具材とテーブル番号を書き、カウンターで渡すと、できあがった料理がテーブルまで運ばれてくる
その場で作ってもらえるのは、卵・麺・インド料理の3つです

麺は「NOODLE STATION」です。具材を選ぶと、スタッフが作ってくれます。看板に「Make Your Own」とありますが、鍋で調理するのはスタッフです。できあがった麺に、トッピングを自分で入れます。

モーベンピックの朝食のヌードルステーション。Make Your Ownと書かれた黒板の上に麺の具材と調味料が並ぶ
麺は具材を選んで、スタッフに作ってもらいます

インド料理はライブステーションで、こちらもその場で作ってもらえます。サンバルなど本格的なものが並び、日本のホテル朝食ではなかなか見ない構成でした。

モーベンピックの朝食のインディアン・ライブ・ステーションの案内。インド料理の写真が並んだ看板
インド料理のライブステーション

フルーツは氷の上に。スイカ、パパイヤ、バナナ、メロンなどが並んでいました。

モーベンピックの朝食のフルーツコーナー。氷の上にスイカ、パパイヤ、バナナ、メロンが皿に盛られている
スイカが特においしかったです

フルーツでは、スイカが特においしかったです。

一方、日本食はほとんどありませんでした。それでも、わが家では大きな欠点にはなりませんでした。

4泊して飽きなかった。実際に出ていた料理を挙げます

連泊で気になるのが「何日で飽きるか」です。結論から言うと、4泊では飽きませんでした。

理由は品数ではなく、料理のジャンルが分かれていることだと思います。実際に札を確認できた範囲で挙げます。

タイ・アジア系

  • ジャスミンライス
  • グリーンカレー(チキン)
  • 春雨と卵の炒め
  • 卵チャーハン
  • 焼きそば
  • 酢豚(Stir Fried Pork with Sweet and Sour Sauce)
  • シーフードの粥
  • 青菜の炒めもの
  • プリックナンプラー(唐辛子入りのナンプラー)
モーベンピックの朝食の焼きそば。赤い鍋に盛られ、手前に料理名を書いた札が立っている
焼きそばがあると、子どもの朝食はほぼ解決します

中東・アラビア系

  • アラビックブレッド
  • ラブネ(濃厚なヨーグルト)
  • タブレ(パセリのサラダ)
  • フール・メダメス(そら豆の煮込み)
  • 野菜のシチュー

インド系

  • サンバル(豆と野菜のスープ)
  • ベジタブル・ウタパム
  • ムング・ダル・チラ
  • マサラティー

洋食

  • スパゲッティ・アーリオオーリオ
  • グリルチキン(ペッパーコーンソース)
  • チキンソーセージ
  • 目玉焼き・ゆで卵
  • グリルトマト

グルテンフリー対応

  • ペンネ・アーリオオーリオ
  • 蒸しかぼちゃ
  • チョコレートマフィン
  • グルテンフリーのパン

これに加えて、その場で作ってもらう卵料理・麺・インド料理、パン、フルーツ、ジュース、シリアルがあります。

子連れの目で見ると、焼きそば・チャーハン・粥・パン・フルーツだけで4日間もたせられます。そのうえで大人はタイカレーや中東料理に手を伸ばせる。

この幅があるので、同じ料理が並んでいても「今日は違うものを食べよう」と思えました。

4日間で実際に並んでいた料理を、まとめて載せておきます。1枚に12品ずつ入れています。

モーベンピックの朝食ビュッフェに並んでいた料理を12枚まとめた一覧(1枚目)
コーヒーとパン、会場の様子
モーベンピックの朝食ビュッフェに並んでいた料理を12枚まとめた一覧(2枚目)
麺・パン・紅茶・果物・ジュース
モーベンピックの朝食ビュッフェに並んでいた料理を12枚まとめた一覧(3枚目)
並んでいた料理(3)
モーベンピックの朝食ビュッフェに並んでいた料理を12枚まとめた一覧(4枚目)
並んでいた料理(4)
モーベンピックの朝食ビュッフェに並んでいた料理を12枚まとめた一覧(5枚目)
並んでいた料理(5)

ホテル朝食は子どもが料理を試しやすい

ホテル朝食のよいところは、知らない料理を少しだけ取って試せることです。大皿のレストラン料理を注文するより、子どもが食べられなかった場合の負担も少なくなります。

さらに朝にしっかり食べれば、昼はPier21などで軽く済ませることもできます。

今回の旅行では、朝食料金だけを見るのではなく、昼食費や食体験まで含めると朝食付きでよかったと感じました。

アレルギーとグルテンフリーの表示があった

モーベンピックの朝食会場に置かれた14 Major Allergensの案内表示
14項目のアレルゲン表示。気になることは係の人に伝えられます

子どもに食物アレルギーがある家庭には、これは重要だと思います。

ビュッフェの各所に「14 Major Allergens」の案内が置かれていて、「アレルギーや食事制限があればマネージャーに伝えてください」と書かれています。

モーベンピックの朝食に置かれた14大アレルゲンの案内。アレルギーがある場合はマネージャーに伝えるよう書かれている
各所にアレルゲン表示が置かれています

料理ごとの札にもアイコンが付いていて、グルテンフリーの表示もありました。

モーベンピックの朝食のグルテンフリー表示。蒸したかぼちゃの隣にGLUTEN FREEと書かれた札が立っている
料理ごとにグルテンフリーの表示もあります

もちろん最終的には自己判断とスタッフへの確認が必要ですが、表示があるだけで判断材料が増えます。

Berkeleyの朝食との違いは、卵の頼み方と味噌汁

同じ旅行でThe Berkeley Hotel Pratunamにも3泊しているので、両方の朝食を並べて書いておきます。

先に書くと、どちらも良かったです。メニューの豊富さも同じくらいで、一度に食べきれない種類がありました。

はっきり違ったのは卵料理の頼み方です。

Mövenpick Berkeley
頼み方 紙に種類と具材をチェックして渡す 具材を自分で選んで小皿に入れ、渡す
待ち方 席で待つ。運ばれてくる カウンターで待つ
量の調整 選べない 自分で入れるので自由

Mövenpickは量を自分で決められません。ただし紙に「チーズ++」のように書き足したら、そのとおり増やしてもらえました。

Berkeleyは具材も量も自分で決められる代わりに、その場で待つ必要があります。子連れだと、席で待てるMövenpickの方が楽でした。

日本食が欲しいならBerkeleyです。味噌汁と、柴漬けが入った太巻きがあり、醤油をつけて食べられました。10歳の長女は、この味噌汁を気に入っていました。Mövenpickにはこれがありません。

カプチーノマシンもBerkeleyの方がおいしかったです。Mövenpickがまずいわけではありません。

混み具合はどちらも気になりませんでした。行列はできず、料理を取るのに1人待てば取れる程度です。Mövenpickの方が座席が多く、人も多かった気はしますが、待たされた記憶はありません。

子どもが食べられるものはどちらも十分ありました。長女は甘いものばかり選んでいましたが、オムレツは両方でお気に入り。あとはフルーツ、チョコやジャムをつけたパン、シリアルをよく食べていました。

差が出たのは味噌汁だけです。それでもMövenpickの朝食も気に入っていました。

Mövenpickだが、アイスクリームは出ていない

Mövenpickはアイスクリームのブランドとしても知られています。期待する人がいると思うので、書いておきます。

朝食会場にアイスクリームはありませんでした。チョコレートアワーにもありません。

ホテル内の他の場所までは確認していません。ただし、朝食とチョコレートアワーでアイスクリームを期待すると、肩透かしになります。

モーベンピックの屋上プールは22時まで。夜は落ち着いた雰囲気

ホテルへ戻ったあとは、家族で屋上プールも利用しました。

場所が少し分かりにくいので先に書いておきます。プールはBuilding 2 の8階、最上階です。

客室のあるBuilding 1 からは、エレベーターで8階へ上がってからBuilding 2 側へ移動しました。この8階の移動は屋外です。

現在のホテル公式FAQでは、プールの営業時間は6:00〜22:00です。観光後でも利用しやすい時間でした。

今回利用したときは人が少なく、家族4人で遊びやすかったです。周囲にはバンコクのビルも見えます。

水深は、小5の子どもでも足がつきました。そして子ども用のプールもあります。小さい子を連れていても、遊ばせる場所はあります。

夜のモーベンピックの屋上プール。数人が泳ぎ、手前にサンラウンジャーとパラソル、奥にバンコクのビルの明かりが見える
夜でもこの程度の人数でした

一方で夜の照明は少なめで、明るいファミリープールというより、落ち着いた屋上プールという印象でした。

身長約150cmの長女も遊べました。

タオルは部屋から持っていく必要がありません。Building 2 の8階、エレベーターの前に置いてあって、必要なだけ自由に持っていけます。使い終わったら同じ場所に戻す方式です。

浮き輪は持ち込める。シャワーと更衣室はない

浮き輪を持ち込んで遊びました。空気を入れるものを持っていけば、子どもの遊び方が広がります。

一方で、プール側にシャワーと更衣室はありません。着替えも体を流すのも、部屋で済ませることになります。

混み具合は、ほぼ貸切のような時間帯もありました。人が多かったのは、どちらかというとバーのエリアのほうです。

水深は、身長約150cmの長女で肩の少し下くらいでした。遊ぶのにちょうどよい深さです。

プールはBuilding 2、部屋はBuilding 1 で、8階の棟の移動は屋外です。濡れた体のまま外を通ることになります。

わが家はタオルを羽織って戻った日と、バスローブを羽織って戻った日がありました。どちらでも気になりませんでした。タオルは部屋へ持ち帰って、そのまま置いて返しています。

バスローブは部屋に2枚しかなかったので、追加をお願いして4人分にしています。

夜のモーベンピックの屋上プールに浮かぶ子ども用の浮き輪とボール。奥に高層マンションの明かりが見える
浮き輪を持って行くと子どもは長く遊べます

プールと同じ8階にバーがある。ただし今回は利用していない

お酒を飲む人には関係する話なので書いておきます。プールと同じBuilding 2 の8階に、Rainforest Rooftop Bar があります。プールサイドで飲む形です。

館内案内とメニューによると、営業は9:00〜24:00。ハッピーアワーは17:00〜19:00で、日曜から木曜は1杯頼むともう1杯付くと書かれていました。

モーベンピックのルーフトップバーのメニュー。ビール220バーツ、クラシックカクテル410バーツなどの価格が並ぶ
価格帯はメニューに全部書いてあります

メニューにあった価格です。

メニューの飲み物 価格
ビール(シンハー・チャーン) 220バーツ(約1,100円)
ビール(アサヒ・ハイネケン) 255バーツ(約1,275円)
クラシックカクテル 410バーツ
シグネチャーカクテル 450バーツ
モクテル(ノンアルコールカクテル) 250バーツ
フレッシュジュース 180バーツ
ココナッツ 200バーツ
ソフトドリンク 130バーツ
モーベンピックのルーフトップバーのモクテルのメニュー。3種類が各250バーツと書かれている
モクテルは3種類。いずれも250バーツでした

ただし、わが家はこのバーを利用していません。子どもと一緒に泳いでいたので、メニューを見ただけです。味や雰囲気は書けません。

それでも、場所の関係は伝えておく価値があると思いました。プールサイドには店員を呼ぶボタンがあり、席から注文できるようになっています。プールで子どもを見ながら、動かずに頼めるということです。

また、子ども連れでバーにいる家族もいました。大人だけの場所ではないようです。

お酒を飲む人にとっては、ここはわりに大きい要素だと思います。夜に外へ飲みに出るとなると、子どもをどうするかという問題が必ず出てきます。プールサイドで済むなら、その問題自体が起きません。

チョコレートアワーは楽しいが、ホテルを選ぶ決め手ではなかった

Mövenpickといえば、チョコレートアワーを楽しみにしている人も多いと思います。現在のホテル公式でも、毎日16:00〜17:00と案内されています。

今回利用したときには、チョコレートフォンデュ・ケーキ約2種類・Pocky・クッキー・ダークチョコレートなどがありました。

モーベンピックのチョコレートアワーのチョコレートファウンテン。溶けたチョコレートが段状に流れ落ちている
チョコレートフォンデュ。子どもはこれが目当てでした
モーベンピックのチョコレートアワーの案内看板とケーキ。毎日16時から17時までと書かれている
看板に時間が書かれています

飲み物はありませんでした。

家族連れは体感で10組ほど。大きな行列というほどではありませんでした。子どもはチョコレートフォンデュを楽しんでいました。

ただ、30分ほどあれば十分というのがわが家の感想です。4泊中、何度も参加したいほどではありませんでした。

ひとつ、看板を読んで初めて気づいたことがあります。

個人向けのチョコレート作り教室が用意されているという案内が出ていました。希望する場合は担当者に声をかける形のようです。

今回は利用していないので中身は分かりませんが、子ども連れで雨の午後にやることを探しているなら、聞いてみる価値はあると思います。料金や予約方法は掲示に書かれていなかったので、フロントで確認してください。

ホテル選びへの影響を順番にすると、Pier21 > 朝食・プール・無料トゥクトゥク > チョコレートアワーくらいです。

モーベンピックは駅直結ではない。公式は徒歩5〜7分

ホテル公式は、Terminal21やBTS Asokまで徒歩5〜7分程度と案内しています。

ただし今回は、ホテルを出てから駅改札まで何分かを時計で計っていません。

実際に宿泊した感想としては、「駅近ではあるが、駅直結ホテルではない」です。

滞在中に鉄道を使ったのは2回でした。王宮へ向かった日と、帰国日です。使ったのはMRTのスクンビット駅で、歩いて行ける距離でした。

逆に言えば、4泊のうち鉄道を使ったのは2回だけです。あとはGrabと無料トゥクトゥクで足りました。「駅の近さ」がこのホテルの決め手にはなりません。

日本なら気になりにくい距離でも、バンコクでは暑さや突然の雨があります。だからこそ無料トゥクトゥクが便利でした。

次回別のホテルを探すなら、Mövenpickと同じようにPier21へ行きやすく、さらに駅へ近いホテルがあるか比較します。

徒歩1分にセブンイレブンがある

周辺で助かったのが徒歩1分のセブンイレブンです。飲み物や朝の買い足しができます。Berkeleyの周辺にも徒歩1分のセブンがあったので、この点は互角でした。

一方で、ホテルの外で食事をしたのはPier21だけです。周辺のレストランは開拓していません。朝食はホテル、それ以外はPier21で、4泊がまわってしまいました。

両替はスーパーリッチ(SuperRich)

滞在の後半で現金が足りなくなり、追加で両替しています。

場所はチャトゥチャック市場の最寄りであるカムペーンペット駅のSuperRichでした。

空港の地下1階でも同じSuperRichを使っています。レートの差は20バーツ(約100円)ほどで、気になる額ではありませんでした。

ホテルのすぐ近く、Terminal21の中にもSuperRichがあります。わざわざ出かけなくても、買い物のついでに両替できます。

The Berkeley Hotel PratunamとMövenpickの比較

今回の旅行では、前半3泊をThe Berkeley Hotel Pratunam、後半4泊をMövenpickにしました。

正直に書くと、プールは長女がBerkeleyの方を気に入りました。Berkeleyのプールは明るく広く、子どもが遊ぶホテルプールという性格が強いです。

Big Cで食品のお土産を買って持ち帰るにも、Berkeleyの立地が便利でした。

夜の雰囲気もBerkeleyの方が上でした。ライトアップがきれいで、周りの建物も整っています。ホテルの周辺を歩いたときの印象は、はっきり差がありました。

それでも、1軒だけ選ぶならMövenpickです。

理由は毎日の食事でPier21を使えるから。家族旅行では、一度だけ利用するホテル設備より、毎日の夕食を簡単にできる立地の方が効いてくると感じました。

なお、人数と泊数が違うため、料金をそのまま比較することはできません。

今回の宿泊条件 Berkeley Mövenpick
人数 父+10歳の長女の2人 家族4人
泊数 3泊 4泊
食事 朝食付き 朝食付き(4人分)
実際の料金 9,782.49バーツ(約49,375円) 85,156円

プール・朝食の味噌汁・Big Cの買い方など、Berkeley側の詳しい実体験はバークレーホテル・プラトゥーナムの宿泊記にまとめています。

6泊以上なら、次回もホテルを2軒に分けたい

Mövenpickを1位にしても、Berkeleyへ泊まったことが無駄だったわけではありません。むしろ、今回よかったことの一つがホテルを途中で変えたことです。

ホテル移動そのものは、思っていたほど負担ではありませんでした。

前半はBig C・プラトゥーナム側、後半はPier21・アソーク側。生活圏そのものを変えられます。旅行の途中で新しいホテルへ移ることで、気分も変わりました。

前半3泊はバークレーに父と10歳の長女の2人で宿泊し、Big C・プラトゥーナム側を拠点に。後半4泊はモーベンピックに大人2人、12歳、10歳の家族4人で宿泊し、Pier21・アソーク側へ。人数と泊数が違うため料金の単純比較はできません。 7泊を2つの拠点に分ける2026年8月・今回の宿泊の流れ1234567前半3泊後半4泊前半3泊|BerkeleyThe Berkeley Hotel Pratunam私+10歳の長女の2人Big C・プラトゥーナム側ホテルを移動後半4泊|Mövenpick家族4人がそろって宿泊大人2人+12歳+10歳Pier21・アソーク側泊数と宿泊人数の両方が異なるため、料金はそのまま比較できません。
7泊を2つの拠点に分けた流れ。前半3泊は2人です

次回6泊なら、3泊+3泊程度でまた分けたいです。7泊以上なら、Pier21側を1泊長くするか、別の3拠点目も比較します。

こんな家族ならMövenpickを候補にしたい

合っている家族

  • 小学校高学年〜中学生とバンコクへ行く
  • 家族4人で1室に泊まりたい
  • Pier21を何度も利用したい
  • 子ども自身に海外で注文や支払いを経験させたい
  • 夜もホテルのプールを使いたい
  • ホテル朝食をしっかり食べたい
  • 一般のトゥクトゥクで料金交渉をしたくない

ほかも比較したい家族

反対に、駅改札からほとんど歩きたくない場合は、Asok駅直結・駅前ホテルも比較した方がよいです。

Berkeley側の詳細はバークレーホテル・プラトゥーナム子連れ宿泊記をどうぞ。

同じ年齢の子どもを連れてどこへ行くか迷っている場合は、祖父母と孫が楽しめる海外旅行先の比較や、台湾家族4人3泊4日の実費もあわせてどうぞ。

次回はFamily RoomとSuperior Twinを比較する

次回家族4人で予約する場合、最初に確認するのはFamily Room with Bunk Bedとの料金差です。

Superior Twinでも今回4人で泊まれました。ただし、エキストラベッドを入れると部屋は狭くなります。Family Roomが少しの追加料金で取れるなら、次回はそちらも候補になります。

さらに、バスタブが絶対に必要なら、Superiorへのリクエストだけに頼らず、公式上バスタブ付きとされている部屋も比較します。

無料トゥクトゥクでTerminal21へ行けた

ホテルには無料のトゥクトゥクがあります。Terminal21まで乗せてもらえるので、今回いちばん使った設備でした。

モーベンピックの無料トゥクトゥク。赤い車体が正面からとらえられ、ホテルの車寄せに停まっている
ホテルの車寄せに停まっている無料トゥクトゥク

今回実際に利用したときは、

今回の運用(実際に利用したとき)

  • 約30分間隔
  • 予約なしで利用
  • 20時まで
  • ホテルからTerminal21へ利用可能
  • Terminal21からホテルへ戻る便も利用可能
  • 帰りはTerminal21 Gate 1

という運用でした。

家族4人で乗れる。待った記憶はない

座席は3人掛けが向かい合う6人分と、もう3人分という構成でした。家族4人なら問題なく乗れます。

30分間隔なので、タイミングが合えば乗るという使い方をしていました。待たされた記憶はありません。一度ほかのご家族と一緒になったこともありましたが、それでも全員乗れました。

万が一乗れなくても、歩いて行ける距離です。そこが気楽でした。

雨の日には乗っていないので分かりません。屋根はありますが、横は開いているので多少は濡れると思います。

20時以降は歩いた。道が混むので、そのほうが早い

トゥクトゥクは20時までなので、それより遅くなった日は歩いて戻りました。

Terminal21を出て、10分ほどです。夜道は歩きやすく、困ることはありませんでした。

そしてこれは実感ですが、この時間帯は道がかなり混みます。車で移動するより、歩いたほうが早いと思って歩いていました。

現在のホテル公式でも、Terminal21 Gate 1から10:00〜20:00、30分間隔と案内されています。

本文記載のTerminal21無料送迎は10時から20時まで30分間隔、予約不要。ホテルと往復でき、帰りはGate 1から。20時を過ぎた日は家族でホテルへ約10分歩きました。病院行きは別便で事前予約が必要です。 無料送迎と、夜の帰り方本文記載の運用と、今回の徒歩の実体験Terminal21行きの無料送迎10:00〜20:0030分間隔・予約不要ホテルTerminal21帰りの乗り場:Terminal21 Gate 1時間は本文中の公式案内に基づきます。20時を過ぎた日の帰りTerminal21 → ホテルわが家は徒歩で約10分でした。運用は変わるため、現地で確認してください。病院行きは別便で、事前予約が必要です。
無料送迎の時間と、20時を過ぎた日の帰り方
Terminal21の前に到着したモーベンピックの無料トゥクトゥク。奥に高架の歩道橋とショッピングモールが見える
Terminal21側の乗り場。歩道橋の下に着きます

病院行きの便は別。こちらは予約が必要

ここは混同しやすいので分けて書きます。無料トゥクトゥクには2種類あります。

ひとつが上のTerminal21行き。予約不要で30分間隔です。

もうひとつが、バムルンラード国際病院行きです。ロビーに案内が出ていました。

モーベンピックのロビーに置かれた無料EVトゥクトゥクの案内。バムルンラード国際病院行きで9時・12時・14時発、要事前予約と書かれている
病院行きは1日3便で、コンシェルジュでの事前予約が必要
Terminal21行き バムルンラード国際病院行き
予約 不要 コンシェルジュで事前予約が必要
時刻 10:00〜20:00・30分間隔 9:00/12:00/14:00 の1日3便
料金 無料 無料

今回はこちらを使う機会がありませんでしたが、子連れの海外旅行で「病院までの足が確保されている」のは、それだけで安心材料になります。

バムルンラードはバンコクで外国人がよく利用する大きな病院です。子どもが体調を崩したときに、タクシーを探すところから始めなくて済むのは大きいと思います。

注意

ただし1日3便で事前予約が必要なので、急ぐときは使えません。時刻や運用は変わる可能性があるため、チェックイン時にフロントで確認してください。

一般のトゥクトゥクを避けていた家族でも乗れた

旅行前に一般のトゥクトゥクについて調べると、料金交渉や高額請求に関する旅行者の体験談も多く見つかりました。そのため今回、ホテル以外のトゥクトゥクは利用しませんでした。

でもホテルの無料トゥクトゥクなら、料金交渉をせずに、子どもにタイらしい乗り物を体験させられます。

短距離ですが、単なる無料送迎以上に価値がありました。

一番よかったのはPier21に行きやすいこと

そのトゥクトゥクで通ったTerminal21に、Pier21 Food Courtがあります。このホテルを次回も候補にする最大の理由が、ここです。

バンコク滞在中、昼食や夕食で何度も利用しました。

家族旅行では毎回、

  • 子どもが食べられる料理があるか
  • 値段が高すぎないか
  • 雨でも行けるか
  • 家族4人がそれぞれ食べたいものを選べるか

を考えます。Pier21は、この問題をほぼまとめて解決してくれました。

小5・中1にカードを持たせて自分で注文させた

特によかったのが、子ども2人にそれぞれPier21のカードを持たせたことです。

親が家族4人分を全部注文するのではなく、「自分で店を見る → 食べたい料理を選ぶ → 自分で注文する → カードで支払う」ところまで子ども自身にやらせました。

子ども自身にやらせたこと

  1. 自分で
    店を見る
  2. 食べたい
    料理を選ぶ
  3. 自分で
    注文する
  4. カードで
    支払う

支払いは各店にあるこの端末にカードをかざすだけです。

Pier21の各店にある支払い端末。Terminal21とPier21のロゴが付き、画面に残高170バーツと表示されている
かざすと残高が出ます。子どもでも操作は簡単でした

画面に残高が出るのがよかったです。「あといくら使えるか」が自分で分かるので、子どもが自分で予算を考えながら選んでいました。

小学校高学年や中学生になると、フードコートでの食事も「海外で自分で買う体験」にできます。

このカードは先にお金をチャージして使う方式で、残った分は現金で返ってきます。わが家は滞在の最終日に返却しました。毎回返さなくても、次に来るときまで持っていられます。

Pier21のフードコートで買ったスムージー。透明カップに入った色の違う2杯がテーブルに置かれている
カードで頼んだスムージー。残高は画面に出ます
Terminal 21の館内にある大きなハローキティの立像。フロアの通路に置かれている
Terminal 21は階ごとに世界の街がテーマです

ターミナル21で旅行者カードを作ったら、バナナのドライフルーツをもらえた

Pier21のあるTerminal 21には、旅行者向けの登録があります。

実際に登録してみたところ、バナナのドライフルーツをもらえました。手続きはその場で終わります。

なお、同じような旅行者カードはサイアムのショッピングモールでも作りました。ただしわが家は対象の店で買い物をしなかったので、こちらは使わずじまいでした。

作る前に、行く予定の店が対象かどうかを見た方がいいと思います。

子どもにはチャーハンとスムージーが外しにくかった

子どもが食べやすかったのは、チャーハンなどのご飯ものです。フルーツスムージーも何度も利用しました。

Pier21のフードコートの店。メニューの写真が並ぶカウンターで店員が調理している
店ごとにメニューの写真が出ています
Pier21のテーブルに並んだ食事。炒め麺、オムレツの皿、紫色のスムージーとタイティーがトレーに載っている
実際に頼んだもの。1回の食事がこの内容です

値段はこの程度です。スムージーの店の価格表では、次のとおりでした。

スムージー 価格
パイナップル 20バーツ(約100円)
ストロベリー 25バーツ
マンゴー 30バーツ
バナナを足した場合 40バーツ(約200円)まで
Pier21のスムージー店。カットフルーツを詰めたカップが並び、手前に色とりどりのストローが立てられている
カットフルーツのカップも並んでいます

この店にはカットフルーツを詰めたカップも並んでいます。スイカ、パイナップル、いちご、パパイヤなど。歩き回って疲れた子どもに、これを1つ持たせるだけでかなり機嫌が戻りました。

細かいことですが、Pier21は脱プラスチックストローを掲げています。店頭に「SAY NO TO PLASTIC STRAW」の案内が出ていました。

それでも紙ストローではない色付きストローも置いてあったので、運用は店によるようです。

麺類も同じ感覚で頼めます。

Pier21で注文したタイの麺料理。平打ち麺ともやしの入ったスープに、魚のすり身団子とエビが入っている
麺類も気軽に頼める値段でした

一方、大人はトムヤム系など、もう少しタイらしい料理にも挑戦できます。

辛くしたくないときは「マイペッ」と伝えました。今回利用した範囲では通じましたが、辛くなくても酸味や香草が強ければ子どもが食べられない料理はあります。実際、トムヤム系は大人にはよくても子どもには無理でした。

安いので料理選びに失敗できる

Pier21では、子ども自身に知らない料理を選ばせやすかったです。口に合わない料理も実際にありました。

Pier21のフードコートの店先。料理の写真つきメニューと価格が表示されている
価格は数十バーツ台。失敗しても痛くありません

それでも、「これはダメだったから別のものを買おう」とできます。

高いレストランで1品丸ごと食べられない場合とは違い、失敗も含めてタイ料理を試せるのがよかったです。

ただしPier21の中でも値段の幅はあります。屋台形式の一皿が数十バーツなのに対し、小籠包の店はセットで139〜159バーツ(約700〜800円)でした。

Pier21にある小籠包の店のメニュー。セットメニューが139バーツから159バーツで写真つきに並んでいる
小籠包はセットで139〜159バーツ。屋台形式より高めです

それでも日本の感覚では安いほうですし、小籠包は日本の子どもにとって「失敗しない一皿」です。辛いものが続いて子どもが疲れてきた日は、ここに逃げられます。

デザートも同じ感覚です。アイスクリームの店の値段です。

デザート 価格
アイスクリーム(パンを添えて) 22バーツ
アイスクリーム(ココナッツの殻に入れて) 28バーツ
ココナッツジュース 37バーツ
Pier21のアイスクリーム店のメニュー。パン添え22バーツ、ココナッツの殻入り28バーツなどの価格が写真つきで並ぶ
デザートも数十バーツ。食後にもう1品が気軽です

Terminal21公式では、Pier21は現在5階にあり、各店舗の営業時間は基本的に10:00〜22:00と案内されています。

トイレまで作り込まれている。子どもはここで喜ぶ

これは行くまで知らなかったのですが、Terminal21は階ごとに国のテーマで作られています。

そしてその作り込みがトイレまで及びます。Pier21のトイレへ向かう通路が、これでした。

Terminal21のPier21のトイレへ続く通路。赤い提灯が連なり、中華料理店を模した看板と壁画が並ぶ
トイレへ向かう通路。飲食店街のセットのようになっています

赤い提灯が連なり、壁は中華街の路地を模した壁画。奥にはレンガと赤い扉が続きます。

Terminal21のPier21のトイレ入口。MENの表示があり、緑と白の市松模様の床と赤い扉が見える
トイレの入口。床の市松模様まで作り込まれています

市松模様の床、赤い扉、レンガの壁。トイレに行くだけで子どもが写真を撮りたがりました。

ほかの階も同じように作られていて、日本の階は秋葉原がテーマ。アニメやメイドの装飾が並んでいます。

フードコートで食べるだけの場所だと思っていたのですが、食事のあとに階を移動するだけで観光になりました。雨の日や、暑さで外を歩きたくない日の逃げ場としても使えます。

これはホテル選びにも効いています。無料トゥクトゥクでここへ来られるということは、雨でも暑くても子どもを飽きさせない場所が確保できるということでした。

まとめ|チョコレートアワーではなくPier21でまた泊まりたい

Mövenpick Hotel Sukhumvit 15 Bangkokに、小5・中1を含む家族4人で4泊しました。今回の料金は朝食付き85,156円。

正式名称はモーベンピック ホテル スクンビット 15 バンコク(Mövenpick Hotel Sukhumvit 15 Bangkok)です。

BTSアソーク駅とTerminal 21の近くにあります。

Superior Twinは30㎡で、エキストラベッドを入れると少し狭くなりました。それでも、

今回よかったこと

  • Pier21へ行きやすい
  • 無料トゥクトゥクが使える
  • 朝食が充実している
  • 屋上プールが22時まで
  • 今回の部屋にはバスタブ+別シャワーがあった
  • 家族4人で1室に泊まれた

というメリットが大きかったです。

チョコレートアワーも楽しみましたが、ホテルをまた選ぶ理由の中心ではありません。一番の理由はPier21です。

今回BerkeleyとMövenpickの2軒に泊まり、プールではBerkeley、Big C側の拠点としてもBerkeleyに良さがありました。

それでも1軒だけなら、わが家はMövenpickを選びます。

そして6泊以上なら、Big C側+Pier21側の2拠点に分ける方法をまた使いたいです。

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