アユタヤ子連れ貸切チャーター|家族4人で使った結論

アユタヤのワット・マハタートで木の根に包まれた仏頭。菩提樹の根が石の顔を抱き込んでいる

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2026年8月、小5と中1の子どもを連れて、バンコクからアユタヤへ日帰りで行きました。利用したのは、KKdayで予約した10時間の貸切チャーターです。

家族4人で実際に使った結論は、次に子どもとアユタヤへ行くとしても、また貸切チャーターを選びます。

理由は、移動時間を短くできるからではありません。暑くなったら冷房の効いた車へ戻れる。子どもが疲れたら車で休める。遺跡に飽きたら象乗りやタイ衣装へ変えられる。この自由さが、子連れではかなり大きかったです。

この記事では、実際に払った料金、回った順番、ドライバーとのやり取り、子どもの反応、帰りの渋滞までまとめます。

今回の利用条件(2026年8月26日)

利用日 2026年8月26日
人数 大人2人+中1+小5
予約 KKday
料金 15,811円
時間 10時間
ホテル出発 7:30
ホテル帰着 17:40ごろ
ガイド なし・ドライバーのみ
ハイエースのような大きな車
追加料金 今回は高速代・燃料代・駐車代の追加請求なし
ドライバーへのチップ 200バーツ

料金や含まれる内容は予約日・プランで変わるため、上記はわが家が利用したときの実績です。

子連れアユタヤなら貸切チャーターが楽だった

予約前は、列車でアユタヤへ行く方法もかなり調べました。列車そのものには乗ってみたかったです。

ただ心配だったのが、アユタヤ駅に着いてからの移動でした。遺跡は1か所に集まっていません。さらに8月なので、暑さと雨も考える必要があります。

子ども2人を連れ、現地でその都度移動手段を探すより、最初から車を1台確保することにしました。結果として、これは正解でした。

特によかったのが、観光が終わるたびに冷房の効いた車へ戻れることです。

ドライバーからは、観光が終わる少し前にLINEで連絡するよう言われました。戻る約10分前に知らせると、先にエンジンをかけて車内を冷やしてくれました。遺跡そのものより、この積み重ねが子連れでは助かりました。

アユタヤ日帰りで利用した貸切チャーター車の車内。前方に道路が見え、コンソールに冷たい飲み物が置かれている
車内から。冷房が効いていて、飲み物も置けます

ドライバーの対応でよかった点も書いておきます。

車はハイエースクラスの大きな車で、家族4人と荷物には十分すぎるほどでした。運転は丁寧で、乗り降りのたびにドアを開け閉めしてくれます。

特に助かったのが、観光地を出る約10分前にLINEで連絡すると、先にエアコンを入れて待っていてくれたことです。

タイの8月に遺跡を歩いた後、汗だくで乗り込む車がすでに冷えている。これは子連れではかなり大きい差でした。暑さで子どもの機嫌が壊れる前に回復できます。

貸切チャーター車の後部座席。黒い革張りのシートが並び、家族4人でも余裕がある広さ
座席はこの並び。4人と荷物に余裕がありました

なぜ鉄道やロットゥではなく貸切車にしたのか

先に書いておくと、私は鉄道に乗りたかったです。

バンコクからアユタヤへは列車で行けますし、2026年8月にはBNEXも動き始めています。日本のキハ40・48がタイで走っているので、本当は乗ってみたいという気持ちがありました。

それでも貸切車にしたのは、問題がアユタヤ駅までではなく、駅に着いた後だったからです。

アユタヤの遺跡は広い範囲に点在しています。駅からそれぞれの遺跡まで、その都度トゥクトゥクを捕まえることになります。

そこで引っかかったのが2つ。

  • 8月は雨季。移動のたびに降られる可能性がある
  • トゥクトゥクは料金交渉が必要になることがある。子ども2人を連れて、遺跡ごとにそれを繰り返したくなかった

つまり「安く行けるか」ではなく、「子連れで一日を破綻させないか」で選びました。エアコンの効いた車を1日確保してしまえば、この2つは両方消えます。

電車やロットゥで行く方法そのものを否定するつもりはありません。今回は乗っていないので、その良し悪しは書けません。大人だけなら私は鉄道を選んでいたと思います。

実際に回った10時間のコースと子どもの反応

今回の順番は、ワット・マハタート、ワット・プラ・シー・サンペット、象乗り、クルンカオ・ボートヌードル、ワット・ロカヤ・スターラーム、ワット・チャイワッタナラームです。最後のワット・チャイワッタナラームでは、妻と娘が入口近くのお店でタイ衣装も借りました。

遺跡だけを続けなかったことがポイントでした。子どもは最初こそ世界遺産を見ていますが、壊れた建物が続くとだんだん反応が薄くなります。実際、遺跡を見て「壊れている」という印象が先に来たようで、テンションが下がる場面もありました。

そこで途中に象乗り、昼食、最後にタイ衣装を入れました。見る観光だけでなく、体験を混ぜる。小学校高学年と中学生のアユタヤでは、これが重要だと感じました。

ワット・マハタート|仏頭は思ったより小さかった

ワット・マハタートの木の根に包まれた仏頭。菩提樹の根がゆっくり石の顔を抱き込んでいる
木の根に取り込まれた仏頭。想像より小さめでした

最初は、木の根に包まれた仏頭で有名なワット・マハタートです。写真では何度も見ていましたが、実物は想像していたより小さく感じました。

仏頭は駐車場所からそれほど遠くなく、最初の観光場所としては回りやすかったです。一方、子どもはそれほど興味を示しませんでした。

アユタヤ王朝が破壊された歴史を少し説明すると、遺跡を見る意味は増えますが、子ども向けに長く説明する必要はないと思います。

ワット・プラ・シー・サンペット|近くても車に乗ればよかった

次のワット・プラ・シー・サンペットでは、「近いから歩こう」と考えました。これが子連れでは失敗でした。暑い中を歩いたことで、子どもの機嫌が悪くなりました。

その後ドライバーから、近距離でも遠慮せず車を使ってよいと言われました。貸切車を頼んでいるのに、わざわざ歩いて疲れる必要はありません。

アユタヤでは「歩ける距離」と「子どもを歩かせる距離」を分けて考えるのがよかったです。

象乗りが子どもには一番強かった

遺跡のあとに行ったのが、アユタヤ・エレファント・パレスです。2026年8月の実際の料金は、1人500バーツでした。家族4人なので2,000バーツです。

2人ずつ象に乗り、父母で1頭、子ども2人で1頭になりました。想像以上に上下に揺れましたが、怖いというより楽しい体験でした。

途中では、2頭の象が止まり、お互いの家族写真を撮れるようにしてくれました。妻が帽子を落としたときには、後ろの象が鼻で拾ってくれる場面までありました。

なお、乗っている途中と終了時に象使いから追加のお金を求められ、今回は合計400バーツを追加で支払いました。これは公式料金として案内されたものではなく、今回の現地で象使いから口頭で求められた金額です。

アユタヤ・エレファント・パレスに並ぶ象たち。背に赤い日よけ付きの座席を載せて出発を待っている
象乗り場。日よけ付きの座席が載っています

乗り方は2人ずつ2頭に分かれました。父母で1頭、長男と長女で1頭です。子ども2人だけでも同じ象に乗れました。

思ったより揺れます。それが子どもには面白かったようです。家族写真を撮りたいと伝えると、象を止めてもらえました。

象の背から見た景色。目の前に象の頭と鼻があり、その先に遺跡公園の道が続いている
象の背から。目の前に頭と鼻があります

途中、妻が帽子を落としました。すると後ろを歩いていた象が鼻で拾ってくれました。これは完全に予想外で、子どもたちが一番喜んだ場面です。

料金は「500バーツ+あとから400バーツ」だった

金額は正直に書きます。

現地で提示されたのは1人500バーツ。家族4人で2,000バーツです。

ところが乗っている最中に、象使いから100バーツを求められました。さらに終盤にもう100バーツ。2頭あわせて400バーツの追加になりました。

渡し方も独特で、象の鼻を使って現金を受け取っていきます。

象の背から前方を撮った写真。赤い衣装の象使いが前に座り、こちらに手を伸ばしている
象使いは前に座ります。やり取りはこの距離です

これを「必須のチップ」と書くつもりはありません。断れたのかどうかは分かりませんし、金額が決まっているようにも見えませんでした。事実として「あとから追加で求められた金額が2頭で400バーツあった」とだけ書いておきます。

結果として総額は2,400バーツでした。

なお、TAT(タイ国政府観光庁)の現在の案内では約15分400バーツとなっていますが、今回実際に提示されたのは500バーツでした。案内の金額をそのまま予算に入れない方がいいと思います。

それでも、子ども2人とも「またやりたい」と言っています。今回のアユタヤで一番反応がよかったのは、遺跡ではなくこの象乗りでした。

昼食はボートヌードル|子どもは「マイペッ」で注文

アユタヤのボートヌードル店のテーブル。小ぶりの器に入った麺のスープが数杯並んでいる
1杯が小ぶりなので、何杯か頼む形式です

昼食はKrung Kao Boat Noodlesへ行きました。

ボートヌードルは1杯20バーツです。店頭の看板にもそう出ています。

アユタヤのボートヌードル店の看板。20バーツとWiFi無料の表示が出ている
1杯20バーツ。Wi-Fiも無料でした

ただし器がかなり小さいので、1杯では足りません。何杯か頼む前提の店です。今回は豚と牛でそれぞれ60バーツ分、あとはパッタイなどを注文しました。

子ども用には「マイペッ」と伝えて辛くしないでもらいました。大人はあとから唐辛子を足せるので、家族で食べやすかったです。最初は小さいサイズを頼みましたが、食べやすかったので豚を追加しました。

ワット・ロカヤ・スターラームは期待しすぎた

ワット・ロカヤ・スターラームの巨大な寝仏。屋外に横たわり、黄色い袈裟をまとっている
屋外に寝仏がひとつ。見学は数分で終わります

今回の観光地で、一番期待との差が大きかったのがワット・ロカヤ・スターラームです。大きな涅槃仏は子どもには分かりやすく、サイズには反応しました。

ただ、訪れたときは新しく修復されたような印象が強く、個人的には古い遺跡らしい雰囲気をあまり感じませんでした。滞在は20分ほどで十分でした。

最後のワット・チャイワッタナラームが一番よかった

ワット・チャイワッタナラームの塔と、タイ衣装をレンタルして歩く2人の後ろ姿
タイ衣装で歩くと写真の雰囲気が変わります
レンガ造りの参道を、ピンクと緑のタイ衣装を着た2人が並んで歩いている
衣装は現地の店でレンタルできます

遺跡として一番気に入ったのは、最後のワット・チャイワッタナラームです。今回回った中では建物の形が比較的残っているように感じ、写真でもアユタヤらしさが伝わりやすい場所でした。

さらに入口近くのお店で、妻と娘がタイ衣装をレンタルしました。今回利用した店では1人200バーツで、店員さんが着付けをしてくれました。保証としてパスポート1冊を預けました。これはアユタヤ全体のルールではなく、今回利用した衣装店での条件です。

約30分、自分たちで写真を撮りました。娘はかなり楽しんでいました。遺跡で少し疲れた最後に「見る」ではなく「着る」を入れたことで、1日の印象がかなり変わりました。

入場料は3か所なら共通券を買わなくてもよかった

アユタヤ歴史公園の入場券。Admission Fee 80 Bahtと印字された緑色のチケット
1か所80バーツ。券にそのまま書いてあります

今回、料金を払った主な遺跡はワット・マハタート、ワット・プラ・シー・サンペット、ワット・チャイワッタナラームです。2026年8月の現地では、それぞれ外国人80バーツを支払いました。

タイ文化省芸術局の2026年の案内でも、外国人は対象遺跡1か所80バーツ、7遺跡共通券300バーツとなっています。

3か所だけなら、80バーツ×3=240バーツなので、300バーツの共通券より個別購入の方が安くなります。

なお、小5の娘は最初の2か所では80バーツを支払いましたが、3か所目では「10歳」と伝えたところ無料になりました。現場で扱いが違ったため、この記事では「10歳なら無料」とは断定しません。

ドライバーとの会話はLINEとGoogle翻訳で足りた

今回のプランは日本語ガイド付きではなく、ドライバーのみです。現地ではLINEを交換しました。

観光を終えたら「終わりました」と送信。ドライバーから返事が来て、待ち合わせ場所を確認する流れでした。細かい話はGoogle翻訳でタイ語にして見せました。

ガイドから歴史を詳しく説明してほしい人には向きません。一方、自分たちで調べながら自由に回りたい家族なら、ドライバーだけでも困りませんでした。

一番よかったのは「予定をその場で変えられること」

ドライバーは残っている予定も確認してくれました。時間が余れば、ほかの寺院にも行けると提案してくれました。近い場所を歩こうとしたときも、「車で行ける」と言ってくれました。さらに、乗り降りのたびにドアを開けてくれました。

予約前は、時間超過や運転の荒さも少し心配していました。実際の運転は丁寧で、子どもも車内で休めました。

今回の満足度を上げたのは、高級な車だったからではなく、「家族の状態に合わせて動けたこと」です。

帰りは予想より40分ほど遅くなった

アユタヤ観光で最後に注意したいのが、バンコクへ戻る道路です。

帰路にGoogleマップを確認したときは、ホテルまで約1時間30分の予想でした。しかし実際には約2時間10分かかりました。

当初はホテルへ荷物を置いたあと、Pier21まで送ってもらおうと考えていました。ドライバーも対応可能と言ってくれました。ただ、渋滞で時間が延びたため、ホテルで終了しました。

アユタヤから戻ったあとに、時間指定の予定を入れない。これが次回のルールです。

貸切チャーターと通常ツアー、どちらが向く?

貸切チャーター 通常のツアー
出発 ホテルから 集合場所が多い
行き先 調整しやすい 基本は固定
子どもの休憩 取りやすい 周囲に合わせる
冷房の車 家族だけで利用 参加者と共有
ガイド プランによる 付く商品が多い
向く家庭 子連れ・家族・自由重視 説明を聞きたい・一人旅など

わが家は4人だったため、1人ずつツアー料金を払う方法だけではなく、「家族4人で車1台はいくらか」で比較しました。

ただし料金は時期や車種で変わります。「貸切の方が必ず安い」とは言えません。予約時は、同じ日程で貸切と通常ツアーの総額を比べるのがよいです。

実は最初、予約を2つ間違えていた

ここは正直に書いておきます。私は最初の予約を、2か所も間違えました。

  • 日付を1日ずらして取っていた(8月25日で予約。実際に行きたかったのは26日)
  • 商品そのものが違った。アユタヤ行きではなく「バンコク市内の貸切チャーター」を予約していた

日付のほうは、自分で予約完了メールを見返して気づきました。

KKdayの予約確定メール。商品名がバンコク貸切チャーター車、利用日が2026年8月25日と表示されている
最初の予約。日付も商品も違っています(予約番号は伏せています)

問題は2つ目です。商品名が「バンコク 貸切チャーター車 6〜12時間 日帰り観光ツアー」となっていて、私はこれでアユタヤに行けるものだと思い込んでいました。

間違いは、現地から教えてもらった

気づけたのは、自分ではなく現地のオペレーターがメッセージをくれたからです。

KKdayから届いた問い合わせへの返信メール。予約がバンコク市内のプランであることと、アユタヤへ行く場合は追加料金がかかることが書かれている
現地から届いたメッセージ。注文番号は伏せています

ご予約はバンコク市内のプランとなっておりますが、アユタヤへ行かれる場合は追加料金1,000バーツがかかります。
もしアユタヤのプランをご予約されたい場合は、以下のリンクからご予約いただけます。

「そのままでも行けるが1,000バーツ追加になる」「正しいプランはこちら」まで書いて送ってくれました。

黙って当日を迎えていたら、現地で1,000バーツ払うか、行き先を変えるかを選ぶことになっていました。

前日まで無料でキャンセルできたので、取り直した

助かったのはキャンセル条件です。

このチャーターは利用日の1日前まで無料でキャンセルできます。気づいたのが出発前だったので、間違えた予約をキャンセルして、正しい日付・正しい商品で取り直すだけで済みました。追加費用はゼロです。

結果として支払ったのは、正しく取り直したチャーター15,811円だけでした。

これが次もKKdayを使う理由

正直、予約サイトの良し悪しはうまくいかなかったときに分かると思っています。

今回で言えば、

  • 間違いを先方から指摘してもらえた
  • 追加料金がいくらかかるかを先に教えてもらえた
  • 正しい商品のリンクまで案内してもらえた
  • 前日まで無料キャンセルだったので、取り直しで解決した

チャーターやツアーは、ホテルと違って「どの商品が自分の行きたい場所に対応しているか」が分かりにくいです。間違えても前日まで取り直せる商品を選んでおくと、こういうときに助かります。

予約するときは、行き先・日付・キャンセル期限の3つを確定前にもう一度見てください。私は2つ外しました。

子連れで貸切チャーターを使って分かったこと

  • 遺跡だけを続けず、象乗りやタイ衣装などの体験を入れる
  • 近距離でも暑ければ車に乗る
  • 観光終了前に連絡して車内を冷やしてもらう
  • 帰りの渋滞を考え、バンコク到着後の予定を詰めない
  • 入場料・象乗り・食事など、チャーター代以外の現金も用意する

結論|家族4人なら「移動」ではなく「休憩場所」を買う感覚だった

今回の貸切チャーターは15,811円でした。安い金額ではありません。それでも、次に家族でアユタヤへ行くなら、また貸切を選びます。

理由は、寺院から寺院へ運んでもらえたからだけではありません。暑くなったら車へ戻る。子どもが疲れたら休む。予定を変える。荷物を持って歩かない。

つまり、移動手段と同時に「家族専用の冷房付き休憩場所」を1日確保できた感覚です。

小学校高学年や中学生なら、遺跡だけではなく象乗りやタイ衣装まで組み合わせると、アユタヤの1日をかなり楽しめます。

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